このところ毎日一冊、古い雑誌を文字通り読み捨てることにしている。気になった文章を読んでからどこか公共のゴミ箱に捨てるのである。これで少しずつ、わがゴミ部屋の片づけになろうかというもの。
さて昨日はVoiceの98年12月号。特集「この国の不安」への山折哲雄の「神道感覚の反逆」と題した寄稿である。
この国の不安(脅威)でも「横」から来るものなら、横なぐりであってもとりあえずの対応が出来るが、「底 . . . 本文を読む
シンガポールの若手指揮者に注目 ow.ly/6YQt100l5OW
— 5522eyes (@5522eyes) 2016年9月29日 - 12:02
「キスマイ」って、英語のネイティブには余り上品な音には響かない気がするんだが、余計なお世話か。( ref: kiss my ass ) #JR九州
— 5522eyes (@5522eyes) 2016年9月29日 - . . . 本文を読む
昼のバラエティTVは豊洲市場の建設疑惑に関する話題で盛れているが、その火付け役たる小池東京都知事の就任後初の所信表明演説についてもいろいろと賑やかなコメントを聞かせてくれた。
概ね評価は高く批判的なコメントが少ないのもポピュリズム先行の政治とマスコミの姿勢が現れていて可笑しいが、「英語使用が多すぎではないか」という評論家の意見も一つあった。といっても英単語が並んだというだけのことだが、、、。
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現代社会を動かしているのは、本質的には経済と科学技術であって政治ではない。政治は要するに両者の邪魔をしているだけのことだ。「まつりごとの変容」養老孟司(中央公論00/08)
— 5522eyes (@5522eyes) 2016年9月28日 - 15:29
戸籍のない現代料理 goo.gl/ZSe5IZ
— 5522eyes (@5522eyes) 2016年9月28日 . . . 本文を読む
古い雑誌を処分しようとしてパラパラ頁をくっていると邱永漢のシリ-ズエッセイ「口奢りて久し」の6話「籍貫のある中華料理がなつかしい」という一文に目が留まった。「籍貫」とはなんのことだろうと思ったのだ。
マルチタレントだった邱永漢がこのエッセイを書いた時は76歳、文中にもあるが1998年の香港返還を前に台湾から香港に移住している。きっと香港の仮寓で中央公論の執筆依頼を受けたのだろう。
国共内戦で蒋 . . . 本文を読む
演劇や音楽の昼公演のことを「マチネ」と云うのだと記憶したのはいつ頃のことだったのだろうか。
仕事中毒のサラリーマンばかりだった昭和時代、音楽会といえば夕方から始まるのが当たりまえ。ぎゃくに「マチネ」と付記された演奏会が少なかったからだろう。
「平日昼オケ大盛況」というのは今日の中日夕刊〈東京発〉コラムのリードだ。
平日の昼には客が入らないというのが定説だったクラシックの音楽会だが、東京フィル . . . 本文を読む
〈漢字と日本人〉高島俊男著・文春新書。明治から続く国語審議会の成り立ちとその変容について。
— 5522eyes (@5522eyes) 2016年9月26日 - 16:35
@5522eyes 漢字排斥・羅馬字論者の田丸卓郎は寺田寅彦の熊本五高の恩師だった。「田丸先生の追憶」青空文庫
— 5522eyes (@5522eyes) 2016年9月26日 - 16:37
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今日は我が誕生日であるが嬉しいとも目出度いとも思わない。歳よりの証拠だ。
この日が記憶されやすいとすれば台風の特異日だという事。1954年の洞爺丸台風、58年の狩野川台風、そして59年の伊勢湾台風、このいずれもが9月26日に来襲している。
人為的な温暖化が加わってきた所為か近頃の大気(台風)の動きは複雑怪奇である。今年はすでに六つまでが上陸をしたというあたり年。今も沖縄の先島諸島を台風17号が . . . 本文を読む
韓国人の多くが詩を好むのは事実らしい。
お仲間のJさんのハングルブログにも結構な頻度で詩が引用されてくる。韓国の詩人のものは当然だが欧米の有名な詩人の作品も現れるというのはJさんが詩が好きだということもあるだろう。
ひょっとすると、詩を引用することでブログの内容にクオリティを持たせる目的もあるのかもしれない。それに金芝河や尹東柱といった社会運動の詩を引用することで婉曲的な日本批判もできるわけだ . . . 本文を読む
昨日のTVの旅番組で香港の今が紹介されていた。久しぶりである。
返還されていらい行っていないのだから、様相はだいぶん変化をしているはずだ。香港島の土産物店では緑いろをしたたくさんの小さな翡翠玉が売られている。中国人は翡翠好きだとよく言われるが、軟玉の産地の新疆ウイグルから送られて香港でアクセサリーに加工されるのだろう。
そんな翡翠の話題が今日のNHK石川局のニュースにある。
翡翠を日本の「国 . . . 本文を読む
股のぞきとはまた珍しいことばを聞いた。
ノーベル賞のもじりで、奇抜なアイデアを真剣に研究してものにしたユニークな研究に対して贈られる「イグノーベル賞」の「知覚賞」が「股の間からものを見たら普段の見え方とどう変化した見え方をするのか」という日本の心理学の先生たちの研究に対して与えられたというニュースである。
股のぞきといえば天橋立が有名だが、見る姿勢によって物の見え方が変化することは昔から知られ . . . 本文を読む