豪雨が去れば、１週間ぶりの晴れ、気温は再び３０度を越えた。
空は青く、雨に洗われた木々の緑が一段とくっきと目に映る。小鳥のさえずりもいつもより賑やかなようだ。蝉はもう終わりかとも思ったが、やはり聞こえる。蜩の声は未だ聞こえないところをみると、９月が来ても暑さは居残りの可能性も大きい。
ともあれ、８月も今日で終わり。新学期に提出する小学生の夏休み日記ではないが、暑かった名古屋の８月の天気をメモ . . . 本文を読む
日本列島のあちこちがゲリラ豪雨に襲われた８月２９日は、ハリケーン・カトリーナがアメリカ南東部を襲った３回目の記念日だった。
気圧９００ｈＰａの大型ハリケーンが秒速７０メートル以上のスピードで運んだ風と豪雨は、湾岸のアラバマ、ミシシッピ、ルイジアナといった州の住民の生活を長い間にわたって麻痺させ、アメリカ政府の対応の遅れも大きな問題としてクローズアップされたのは、未だ記憶にあたらしい。
ニュー . . . 本文を読む
停滞する前線が、愛知県にも記録的な局地豪雨をもたらした。昨夜の今頃から降りだした雨は、岡崎で１時間に１４６ミリと、８月では国内の観測史上最大を更新。一宮でも１２０ミリを記録したのだと今日の報道。
わが地区ではさいわい雨量は左程ではなかったようだが、驟雨の闇に稲妻が走り、雷鳴が轟き、最後には近くで落雷も。雷の電界作用なのだろうか、隣家の壁の外照灯が自然に点灯し、駐車している車の警告音が何かの拍子 . . . 本文を読む
開催中の民主党大会、「代議員数のカウントは止めて、満場一致のAcclamation（発声投票）でいこう」というヒラリーの提案で、一部の不満を上手にかわし、バラク・オバマが、民主党の大統領候補に正式に指名された。
アメリカ始まって以来の黒人系の大統領候補誕生である。共和党のマケインも彼の副大統領候補を決めたということだが、若し仮に女性だったとすると、これで、オバマ義理立てに向かいかけたヒラリー大 . . . 本文を読む
今日の新聞には９月１２日召集の臨時国会が波乱含みの様相だと出ている。７０日間の会期では、福田首相が考える消費者庁の新設景気対策法案やインド洋給油活動延長法案などの成立は難しいのではという「解散含み」の観測が大方らしい。
街をあるくと方々に公明党のポスターが掲示されているが、近頃のキャッチは「ワカモノノミカタ NEW・KOMEITO」というらしい。
「新婚・子育て世代へ」という黄地のバージョン . . . 本文を読む
「サッチャー元英首相、「認知症」を患う」というニュースを外信が短く伝えている。近々出版される予定の回想録に書かれていることがニュースになったようだ。
それによると、サッチャー女史は、２０００年頃から自慢の記憶力が急速に衰えて、周囲に同じことを何度も尋ねるようになったり、亡くなった夫のことを覚えていないなどの、認知症の症状をみせるようになっているということだ。
現在８３歳の女史だから発症は７５歳 . . . 本文を読む
やはり、北京オリンピックの記事から始まる今朝の新聞。
「政治的ショーアップ」の為の「やらせ演出」と「過剰警備」が目立ったとか、「外国人数減で目論外れ」や「ポスト五輪の経済不安」といったものまで、中国側にしてみれば「要らぬお世話」といわれそうな批判的コメントばかりが並ぶ。内向きの事情はあったにせよ、頑張った結果に「ごくろうさん、良く出来ました」がいえるほど日本のマスコミは大人ではないようだ。
北 . . . 本文を読む
扶桑文化会館の扶桑寄席、「入船亭扇橋・柳家小三治二人会」を聞きに出かける。
初めての会場だが、内部はやわらかな直線を使ったモダン和風デザイン。赤色の座席と壁の垂れ幕がアクセントになっている。正統派二人の席で、しかもお値打ち価格だからだろう、７３０シートがほとんど埋まる盛会。
ちょっと気になったのは舞台背景に使われた「白い屏風」だ。黒と白で舞台のメリハリが付くのは解るが、個人的にはあまりいい気 . . . 本文を読む
北京オリンピックもあと一日。中国選手の活躍もあって、市民たちが競技の興奮に沸いている中で、中国政府は緊張の極にあるのだろう。無事な閉会式になればいいが。
そんな中、ＮＢＣのＰＯＤニュースで面白い話題があったのでメモをしておこうと思う。今回を含めて４回のオリンピックを、違った競技種目でこなした３９歳のアメリカ女性の話だ。
紹介されているのはシーラ・タオルミナ（Sheila Taormina）。１ . . . 本文を読む
七宝の駅を降りて南下。気温が下がって飛翔しやすくなったのか、何匹ものとんぼの歓迎に逢う。
このあたりには田圃のほかにも川や小池など水辺がおおいせいか、トンボが生息しやすい環境が残っているのだろう。道端や民家の庭先には赤や褐色や薄緑といろとりどりの鶏頭がならぶ。丁度今あたりが開花のはしり、秋の花といってもよかろう。
秋津という古名のとんぼと鶏頭の花。季節の変わり目を感じる。
このあたりは小 . . . 本文を読む
今朝のワイドショーで面白い映像を見た。
昨日２０日の朝、東急・東横線の渋谷駅の改札付近に、猿が一匹出現、電光掲示板の上から、通勤時間で大騒ぎのニンゲンどもをゆっくり観察したあと、通報を受けて取り囲んだ警察官や駅員、ヒマな野次馬、それにマスコミ多数の、追い込みの網を文字通りかいくぐって、駅のコンコースからハチ公前を抜けて、駅前繁華街のニンゲンの届かぬ建物のはりの上を巧みに渡って、原宿方面へ姿を消 . . . 本文を読む
８月もすでに半ばを過ぎて、名古屋の熱暑も山を越えたらしく、気温も湿度も、一時期より僅かだが下がってきたようだ。因みに、今日の最高気温は３４．２℃、最低気温は２３．８℃であった。
そのせいか、アブラゼミやクマゼミの強烈な鳴声が少し弱まってきているようだ。ツクツクボウシが聞ければ、長かった夏も終わる。「処暑」は２３日である。
風呂から出て、開け放った脱衣場の小窓から入る風ももはや熱風ではなく、発 . . . 本文を読む
夏休み中のハイキングなのか、有松から乗ってきた小学生軍団、静かだったのは始めの一駅間だけ、次第に声のピッチが上がって車内はすぐに喧騒の中。先生たちの注意にも勢いはない。こちらはＩＰＯＤの音量を上げて目を瞑り、電車とちびっ子の発生させる轟音をひたすら耐え続けた。
自分もそのひとりだが、最近は携帯用のプレイヤーやワンセグＴＶなどを電車内で利用する人たちも多い。電車の騒音が８０デシベルだとすれば、それ . . . 本文を読む
お盆ウイークも終わったが今日もお寺さんのはなし。
ＮＨＫＴＶの朝番組では「残暑をのりきる生活術」というタイトル。「老化によって汗をかかなくなる箇所は」というクイズの答えは「足から」。老化による汗腺の減少は足許から徐々に上に上がってゆき、頭が汗をかかなくなったら問題だということらしい。
今日の名古屋の最高気温は３２．８℃と近頃ではもっとも低いが、湿度が高いせいか、体の感じる暑さに変わりはない。
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栄生に抜ける万歩の途中でルーセントタワーの地下道を通る。
周りの天井から壁、床面まで、昆虫や動物の姿態を自由にデザインしてあって、３００メートルのトンネル通過が楽しくなる。日ごろは、ビジネスマンたちの行き来が多く、あまりゆっくり歩くわけにはいかないが、今日はお盆の日曜日、広い通路にも通行人はほとんどいない。おかげで、ゆっくりとこのパブリック・アートを眺めてきた。
ルーセントタワーのアートワーク . . . 本文を読む