5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

年越しそばとおせち料理

2018-12-31 21:46:09 | 社会
大晦日、年越しそばも美味しく頂いてデスクに座ったところだ。伊賀の「玉の腰」の二八そばがゲットできない我が家では、デパ地下の冷凍ケースにあった二八そばがその代り。今年最後のブログ書きは、ベルリンフィルのベートーベン、第9番のスケルツォを同じPCで鳴らしながら行っている。指揮者はクラウディオ・アバド、小気味のよいテンポである。歳末のデパ地下もすこし様相が変わって来ている。昔は大晦日の売り切りだった「そ . . . 本文を読む

また繰り返す同じこと

2018-12-30 21:17:12 |  文化・芸術
「この暮れも又くり返し同じこと」今日は晦日の30日。二度目の冬日で朝日を浴びた部屋の中でも寒い。動くのが億劫である。大掃除が小掃除になってしまったのは去年の暮れと同じだ。芭蕉のパトロンと云われた杉山杉風の句のごとくである。午後は、やはり熱田の神様にお礼詣りという「同じこと」をしようと、電車を降りて東側の通用門から境内に入る。ここからが拝殿にはいちばん近いショートカットなのだ。陽光が樹々の間から差し . . . 本文を読む

年越し玉の腰

2018-12-29 21:44:36 | たべもの
朝起きたら隣の屋根が白い。車の往来も少ない。天気予報どおりに雪がきた。気温は零下。この冬最初の「冬日」だ。正月まであと三日。おせちの買い出しを依頼され「年越しそばはどうしよう」とも相談された。年越しそばといえば、この時期になると、半生のそばを一斉に売り出す。我が家では名古屋駅前の地下街に売店を出す在名の老舗そばやの半生を買うのが決まりだったのだが、いつしか、このそばやの年末売店はなくなった。理由は . . . 本文を読む

年の暮れ五句

2018-12-28 21:14:11 |  文化・芸術
子供の頃には雪の正月が多かった気がしませんか。母親に買ってもらった下ろし立ての下駄で新雪を踏んだキュッキュッという音が耳に甦ってきます、、、と来年の年賀状に書いた。「下駄買うて箪笥の上や年の暮れ」永井荷風にこんな句があるというのは、「年の暮」という季語でググッて偶然知った。句の解説にはこうある。新年を迎えるときには、大人も子供も新しい下駄をおろして履く風習があった。現代人が新品の靴を買って履くとき . . . 本文を読む

駅前書店で

2018-12-27 21:17:47 | 社会
家人の依頼で名古屋駅前に出た。大型書店で文庫本の新刊を探すのだ。我が町の本屋はきっと在庫なしで取り寄せになるだろうという。同級生が経営していた本屋も店頭販売を止めてもうずいぶんになる。先代から実績のある学校教科書の商いと年金があれば年寄は暮らせるというのだろう。商人の高齢化で、従来型個人経営は急速に消えていく運命なのだ。さて、年末の名古屋駅は買い物客でけっこうな賑わいを見せていた。目ざす書店もビル . . . 本文を読む

迷惑なはなし

2018-12-26 21:46:26 | PC・インターネット
朝、PCを開くとアップルから警告メールが2本立て続けに入っている。    お客様のIDがウェブブラウザからクラウドへのサインインに使用されました。        日付と時刻: December 26, 2018, 6:37 am  ブラウザ: Safari  オペレーティングシステム: IPHONE 6S P . . . 本文を読む

賀状投函

2018-12-25 22:15:28 | ことば
毎年年末になるとなぜか歯が疼く。もちろん原因はあって左下奥歯のひとつが欠けて歯茎が腫れてきているのだ。歯医者に行けばいいのだとはわかっていても、「これで入れ歯ですね」と言われるのが怖くて足がそちらに向かない。昨夜から懸命に手当をしたら今朝はちょっと疼きが小休止してくれた。ありがたい。歯のことはしばし忘れようと、年賀状の葉書印刷に精を出した。「25日に持ち込めば元旦配達いたします」という郵政省の策略 . . . 本文を読む

サンタクロースの町

2018-12-24 21:20:05 |  文化・芸術
今日はクリスマスイブ。平成最後の天皇誕生日が日曜日と重なったこともあって振替休日というラッキー。身を切る寒さも無いから宵の街中は若者たちで大いに盛り上がっていることだろう。しかしクリスマスは言ってみれば日本人にとって異教徒の祭りなわけで、商業イベントは日本でも派手にやられるが、その幅や厚みとなるとキリスト教国にはとうていかなわない。アメリカなどは11月末の感謝祭からして、1ケ月後のクリスマスに向か . . . 本文を読む

天皇のことば

2018-12-23 21:08:00 | 社会
今日は30回目の天皇誕生日。日本国の象徴として個人の感情をことさら表に出すことは避けようとされてきた天皇陛下だが、今日放送されたテレビ映像はこれまでとはまったく違ったエモーショナルなものだった。これに些か驚いたし、とても嬉しかった。85歳の誕生日を前に行われた「天皇として最後になる記者会見」では、来年4月の退位を前に、これまでの歩みを振り返りつつ今の心境を述べられた。「即位以来、日本国憲法の下で〈 . . . 本文を読む