5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

散歩犬とも社会的距離

2021-07-08 21:58:07 | 健康

8日のコロナ状況、NHKのWEBにはいつも表示される全国の感染者数と死亡者数の合計数字がない。、愛知県では49人(延51502人)の感染と1人(累979人)の死亡の報告がされている。

東京都は「緊急事態」を繰り返すのだという。「緊急事態宣言下のオリンピック」という前代未聞の国際イベントに突入する覚悟らしい。IOCのバッハが来日、いよいよアルマゲドンの始まりだ。国が都がIOCがJOCが五輪精神とやらを繰り返すほどに気持ちがシラケる。

一方で蔓延防止等重点措置が解除される愛知県は、来月11日までの1か月を「厳重警戒措置」の期間とすると知事が発表した。SOWHATの気分である。

ひざ小僧の上、大腿の下に赤い発疹が二つ並んでいるのに気が付いた。イエダニに喰われたのだ。虫刺されのクリームをつけて擦っておいた。軽い痛みがあったが今日は消えている。夏は虫の季節でもある。ヤブ蚊除けにコバエ除け、ついでにダニ除けスプレーも買わなければ。

マダニ感染症の感染者が愛知県でも出たという今日のNHKニュースにちょっと身構えた。同じダニでもこっちはクリームちょいちょいで治るものではないらしい。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とながったらしい名前の感染症、マダニが媒介し、発熱や下痢の症状が出る。重篤の場合は死に至る。日本で最初に確認されたのは2013年だというからまだ10年にもなっていないが、これまで西日本を中心に感染者が相次ぎ、去年までに全国で573人の感染が確認され、75人が死亡している。

そして今日は県内在住の70代男性がこのマダニ感染症に感染していることが判ったと愛知県が発表した。県内でのマダニ感染が確認されるのは初めてのこと。

男性には発熱やリンパ節の腫れなどの症状があり入院治療中だがさいわい命に別状はないという。彼がどんな野外活動をしていたのが気になるがニュースにはそこは触れていない。

虫の増える季節、屋外で活動する時は、肌の露出を少なくし、虫よけスプレーを使って対策するというのは、マダニに限ったことではなかろうが、若し噛まれた相手がマダニで、急な発熱などの症状があったら急ぎ病院に走れという愛知県のお達しである。

8本足のマダニは、昆虫ではなくクモやサソリに近い。家の中に住むダニとは違って外皮が固く、吸血する前で約3~4mmだというから目視で確認できる。栄養源は動物の血液で、ウイルスなどの病原体を吸血する相手に返すという厄介な媒体役になるのだ。とWEBの説明がある。

そのなかで「犬にも寄生吸血してさまざまな病害を引き起こす」という一文が気になった。マダニは山中に入り込んだ者が刺されるという理解だったのだが、家の周辺で暮らすPET犬たちがマダニを飼っているということもあるのだ。散歩犬たちにも安全なソーシャルディスタンスを取っておかねば。

 


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