5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

読者を煽る

2021-06-01 21:25:04 | コミュニケーション
6月1日のコロナ、全国では2643人(延750098人)の感染と101人(累13174人)の死亡が確認されている。このうち、愛知県では305人(延47596人)の感染が確認され死亡は12人(累803人)と報告された。 「対抗心をあおり過ぎ」という見出しも、取りようによっては結構読者を「煽る」感じがしないでもない。 今日の中日夕刊「世界の街海外リポート」のソウル特派員の寄稿であるが、韓国の「日本 . . . 本文を読む

STさんの年賀状

2020-01-04 21:43:11 | コミュニケーション
正月そうそう縁起でもと怒られそうだが、ツイッターのタイムラインの中にアメリカ人が死ぬ原因を「何人にひとり」という確率で表した統計表示を見つけた。一位の「心臓」は6人に1人、二位の「がん」は7人に1人とある。アメリカ人の国民病といえる二つの病気で命をおとす人がいかに多いのかが良く分かった。 これを書いたのは今日配達された年賀状のお仲間、STさんが「去年の我が家の最大イベント」として奥さんのがん罹患 . . . 本文を読む

言い表せないもの

2019-11-15 21:49:37 | コミュニケーション
外国語の翻訳を考えるとき「異なる文化を翻訳することで必ずなにかが失われる」という意味の英語に Lost in Translation という言い方がある。詩人のロバート・フロストの "Poetry is what is lost in translation"といったことが基になっているらしい。翻訳をすることで失われるものが詩なのだということになるのか。異言語(日本語)の中に置かれた主人公の心理を . . . 本文を読む

五月文来る

2019-05-31 21:29:31 | コミュニケーション
「有朋自遠方来 不亦楽乎」とは論語の学而にあることば。「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」という訳でよく知られている。それを踏まえて作られた作家の横光利一(1898年-1947年)の句がある。関森勝夫の「文人たちの句境」に入れられているものだ。「またたのし友遠方の五月文」論語の方は、学友が教えを乞いに遠路訪れてくれるのは心たのしいものだというのだが、横光の方は、来てはくれなくても、音信がある . . . 本文を読む

面倒クサイ

2019-05-14 22:20:06 | コミュニケーション
「目には青葉山ほととぎす初鰹」山口素堂の有名なこの句のごとく、我が家でも鰹の刺身を食べた。生姜に刺身醤油ではなく、玉葱とレタスの細切りにオイル&ヴィネガーで軽く和えたカルパッチョ風である。生臭みが取れて美味かった。街中に暮らしていても青葉若葉のリフレッシュな気分は楽しめるが、ホトトギスのちょっと特徴のある声を聞くのはやはり山中奥深くに入らねばならないだろうか。 インドや中国南部で越冬するこの渡り . . . 本文を読む

猫との挨拶

2019-04-06 20:57:18 | コミュニケーション
万歩の歩数を稼ごうと一駅前で電車を降りて住宅地を抜ける。途中の路地にある農家の裏側の石垣の上に大きな飼い猫が一匹、路地を通る車や人間たちを睥睨している。ここで立ち止まって猫に挨拶を送る。こちらの問いかけに彼(彼女かもしれない)はニャンとも返すことはなく、黙ってこちらを見つめている。嫌がっている様子でもない。今日はその姿を見なかったが、何処かへ散歩にでも出たのだろう。スマホ動画がトレンドのSNSには . . . 本文を読む

言葉のちから

2019-04-05 21:43:27 | コミュニケーション
「総理や副総理に代わって私が忖度した」と胸を張った国交副大臣が辞めた。土木インフラというのはそれほどまでにオイシイものらしい。「利益誘導をしたのか」と議会で追及されるとあわてて「間違っていた」と前言を翻し「説明責任を果たして職を全うする」と言ったのに、結局は、説明責任は果たさずに自分の行く末を忖度して、アカウンタブルではないと自身で証明してしまった。ということは「私が忖度したこと」は事実だったとい . . . 本文を読む

アナログ効果

2019-02-15 21:29:32 | コミュニケーション
夕方の金山界隈、帰宅する流れにのって駅に向かっていると、中年の夫婦から道を尋ねられた。日本特殊陶業市民ホールと葉書にある。ネーミングライツとやらで冠スポンサーがNGKになってもうだいぶん経つが、やっぱり金山の市民会館といってもらわないとピンとこない。逆方向に歩いてきた夫婦を反対に向かせて、こちらも途中まで一緒に歩いた。近頃の中年ならスマホ地図を眺めて頑張る輩ばかりかと思ったが、この主人はどうやらア . . . 本文を読む

コップクン クラップ

2018-07-18 21:13:55 | コミュニケーション
西日本豪雨の被災記事が夕刊から消えた。今日で2週間が経過する。かわりに目立つのは「異常高温」のニュース。豊田の小学校では男の子が熱中症で死亡した。今日の名古屋は39.2度と、もはや「危険な暑さ」の域内だ。さて、トランプ大統領までが公式ボールを貰って相好を崩したというサッカーのワールドカップ。夕刊の文化芸能欄では「W杯視聴率、半端なかった」と題して、開幕前の下馬評では初戦敗退という冷めたものだったの . . . 本文を読む

台湾加油

2018-02-13 20:52:36 | コミュニケーション
韓国東北部は五輪の熱気で揺れているようだが、東南部でもそれに負けじと揺れたようだ。日曜日の浦項で起きたM4.6の地震。市民の大勢が避難しけが人も出たという。去年11月に発生した地震の余震だというが、喉元を過ぎて忘れかけていた市民たちはさぞびっくりしたことだろう。朝鮮半島は〈Ring of Fire〉の中に含まれるのかは知らぬが、台湾は間違いなく含まれる。台湾東部の花蓮では2月6日にM6.6の地震に . . . 本文を読む

犬が喋る

2017-11-05 22:09:21 | コミュニケーション
家電ショップで〈Google Home〉という音声アシスタント内蔵デバイスを見つけた。 「OK, Google」と呼びかけると「はい、どんな御用でしょうか」と返す。調べもの、音楽再生、タスク管理、家電操作など、音声で指示が出来る。 欧米先行のガジェットだが、今年に入ってから、急激に盛り上がりつつある。つい先日も、ソニーが同様のデバイスを発表した。こちらの名前は「Xperia Hello!」だそ . . . 本文を読む

ハロー・エブリワン

2017-08-02 21:26:03 | コミュニケーション
水曜夕刊の中面見開き、右ページは「ほのぼの絵手紙」。夏の素材ばかりだが、身近な夏野菜を描いた佳作が多い。蔓成りのトマト、根のついた枝豆、横綱級の大茄子、それに齧った西瓜。蝉や金魚の絵柄があるのも夏である。 左ページは「世界の街海外リポート」。中、英、泰、露、米からの話題が並ぶ。 面白いと思ったのはロンドン特派員の「あのフレーズ、お別れ」というコラム。英国らしいものの言い方もグローバルな時流変化 . . . 本文を読む

日本語の指導が必要な大人たち

2017-06-13 22:06:52 | コミュニケーション
公立校に通う外国人就学児童生徒のうちで日本語の指導が必要な者が文科省の調査開始以来初めて3万人を越えたというニュースが気になった。 2016年5月時点で34335人が授業で使われる日本語の理解に問題があると云うこと。全体(80119名)の43%にあたるのだからことは重大だ。 「東京五輪に向けて労働力を求める日本への人材流入が強まったから」というのが文科省の見方だが、五輪需要が理由だとも思えない . . . 本文を読む

鵜飼予約は英語で

2017-05-02 22:45:42 | コミュニケーション
GWの連休に入った所為もあるのか街路をすれ違う時も駅や電車の中でも耳慣れない外国語の音が飛び交う。多くがアジア系の若者たちだが、白人の旅行者もよく見かけるようになった。 彼ら外国人たちと日本人がコミュニケーションをとろうとすれば、いったい何語を使うのが良いのだろうか。流暢な日本語を話す外国人たちもいるが、旅行者たちの多くは日本語不如意である。そうした相手の状態を見て「おもてなし」の日本人が使える . . . 本文を読む

パルロにするか、リンナにするか

2016-05-30 22:12:45 | コミュニケーション
今朝のNHK「あさイチ」、今日のテーマは「いまこそ知りたい人工知能」で、発展いちじるしいというAIについて、いろいろな展開を紹介してくれた。 SNS上にだけ存在する高校生の「リンナ」、主婦のおたすけ住宅、アメリカのAIオリジナルの「ワトソン料理」、などいずれも初めて見る映像でなかなか面白かったが、やはり気になったのは「介護をかえるAI」という部分。横浜の介護施設が導入している会話ロボット「パルロ . . . 本文を読む