閑になるとやることは誰も似ているらしい。
今日のNHK静岡局のニュースは「ごみ処理施設へごみ持ち込み急増」というもの。自分も自室の長年にわたる半ゴミ部屋状態を少しでもきれいにしようと、このところ毎日、不要になった道具や衣料、本にCD、それに保管義務の過ぎた書類などを少しづつ燃やせるゴミとしてまとめつつある。
エイヤっと一度にやれれば世話はないのだが、近頃とみに筋力の落ちてきた痩躯ではそんなこと . . . 本文を読む
今日の名古屋地方、最高気温は24.3度まで上がった。夏日が近い。だが朝の最低気温は8.1度と依然低いから一日の気温差に身体がついていかない。万歩の足が重く感じるのもこの気温差の所為だ。
今日は禁足令下のゴールデンウイーク初日。だが、やはり街中を歩く人は少なくはない。時間をもてあましてか、愛犬家たちが一斉に夕方の散歩に繰り出している。こちらは彼らとぶつかるのを避けようと気をつかう。アメリカでは飼い . . . 本文を読む
見るともなしに衆院予算委員会の質疑をTVで眺めた。国民民主、立憲民主、無所属といった野党側のコロナ関連質問が続いたが、首相を含む政府側の回答はいつもどおりの通り一遍。その調達にも疑問がよせられるアベノマスクの四番目の業者選定についても骨を切るというところまでは届かなかった。面白くないから早々にTVを切った。
マスクといえば「金色の織田信長像にマスク」という岐阜のニュースがNHKから発信されている . . . 本文を読む
「花にやや遅れたれども鐘供養」虚子
今日は和歌山県日高川町の道成寺で「鐘供養」が行われる日だ。HPを見るとコロナ自粛で今年の「会式」と「ジャンジャカ踊り」は中止とある。
道成寺は、西暦700年ごろ文武天皇によって建立されたと伝わる和歌山県最古の寺院で、安珍清姫の伝説でとみに有名だ。道成寺の会式とは本尊の千手観音を祀る年一度の大切な法事で、毎年4月27日28日が祭日。その会式にあわせて、安珍清姫 . . . 本文を読む
昨深夜(今早朝)蒲団に入った途端にグラッと来た。
地震だと身構えたが軽いクラッだけで鎮まってくれた。朝のニュースを読んでみると、26日午前2時22分ごろ、長野県中部を震源とする地震があり、岐阜県高山市で震度3の揺れを観測したほか、震度2が岐阜県恵那市、それに震度1を岐阜県や愛知県の広い範囲で観測したとある。これだ。
ローカルTVのニュースも「長野県中部震源の地震相次ぐ」と伝えている。金曜日は日 . . . 本文を読む
今日は晴れた。風もなく心地よい。公園のベンチでいつものポッドキャストを聴いた。
NBCニュースが紹介したエピソード。コロナ対策で評価の高いニューヨーク州知事が自分に宛てられたカンザスの老農夫からの手紙を自から読み上げている。短い手紙だ。少しふる知事の声を聞きながら、こちらも思わず涙が出てきた。自分と同年配のこの老農夫の心根のやさしさが伝わってくる。
ここへきて中折れをしそうなアベノマスクとはま . . . 本文を読む
世の中、コロナで騒然としている。厚労省のHPを読むと、4月24日昼時点でのコロナウイルス感染者(PCR検査陽性者)数は12388名。死亡者317名だとある。前日比でみると感染者数が435名、死者数が19名それぞれ増えている。この増加を多いとみるか、少ないと見るかで全体像も違ってこよう。この辺りに施政者と国民との認識のズレがあるわけだ。
死者の多いNYの場合は「人工呼吸器の御用になった者のほとんど . . . 本文を読む
ロックダウンが続くパリだが、朝になればアパルトマンの窓をあけてフレッシュな空気を吸い込み、飛んできた鳥たちの合唱を聞く楽しさもあるというロイターのニュース。都市機能が停止したおかげで空気汚染度が減り、車の騒音が消えたからというわけだ。
同じく厳戒態勢下にあるヴェニスでも、名物の運河にはクラゲが悠然と泳ぐ姿が目撃されたと、こちらはabcのツイート。運河を走り回る船がなくなれば、水質が改善されて、ア . . . 本文を読む
北の寒気が列島まで下りて来て体感は冬が戻ってきたような一日になった。薄手のジャンパーに寒風が吹き込んで身体を縮めながら歩いた。5月5日の立夏まであと2週間。春も終盤に来たのか。緊急事態宣言の期限も一応ゴールデンウイークまでだというが、はたして夏になればコロナも落ち着いてくれるのだろうか。
「逝く春を股の中より惜しみける」
と詠まれた佐藤春夫のこの句。「行く」ではなく「逝く」という漢字が使われて . . . 本文を読む
スーパーへ買い物に出かけた。もちろん不要不急な外出ではない。住宅地のいわゆる生活道路の路肩を歩きながら考えた。「平坦な完全舗装を我が物顔で走る車に比べて、歩行者はどうして何十年も「ドブ板」の上を黙って歩かされているのだろうか」と。社会がこの状態を永劫に続かせようとするのであれば、高齢化する日本の未来はあまり明るくはない。
生活道路の側溝には「ドブ板」がすべてあるというのならいいが、場所によっては . . . 本文を読む
ニュースの多くが今日もコロナ関係だ。別の何かホッとするような材料はないかと探すと「野外でコウノトリのヒナ誕生」というNHK福井局の話題を見つけた。
国の特別天然記念物「コウノトリ」の卵が孵化しヒナが数匹生まれたという発表が今日、福井県と越前市からあったというもの。
東アジアを中心に分布生息していたコウノトリは、江戸時代(19世紀)には江戸市内でも繁殖していたと記録にあるほどで、日本列島各地で見 . . . 本文を読む
歌舞伎座の前にある老舗の弁当屋が152年の歴史にピリオドを打つという今日のニュースをお仲間のリツイートで知った。これもコロナ禍のひとつであるようだ。
歌舞伎といえば、茶を飲み分ける遊びを「かぶき茶」といい、乱暴狼藉をはたらく者を「かぶき者」というとは「ことばの歳時記」の金田一春彦先生。
4月15日は「阿国忌」だという。歌舞伎の創始者、出雲の阿国の命日だというのだが、知らなかった。伝説の女性なわ . . . 本文を読む
昨夜からの強い風雨で近くの公園の桜は一斉に花を散らして緑の葉桜に模様替えをしている。非常事態の週末だが、やはり道路に車は溢れ、スーパーには家族連れが大挙してやってきている。新聞には「列島閑散」とあるが、それは都心部のビジネス街のことだろう。
週末になるとポストに郵便は配達されず代わって近隣店舗のチラシが投げ込まれる。いろいろある中に「水のトラブルすぐ解決」という水回り修繕屋のものなどは常連組には . . . 本文を読む
コロナウイルス罹患者は68万人に上り、コロナの所為で過去4週間で仕事を無くした人が2千2百万人もいるというアメリカ。無保険であったりトランプ政府からの一時支援金も届かない困窮した人々も驚くほど多いのだろう。
こういう状態になると必ず英語のタイムラインに載って来るのは全米各地のボランティアたちが「相見互い」にと行う善意の〈炊き出し〉とそれを当然のこととしてうしろめたさなしに受けようとする失業者たち . . . 本文を読む
今日の食卓は、小アユの唐揚げと若筍煮、それにアサリ飯である。春の味覚を楽しみながらおいしく戴く。小アユは魚屋が勧めてきた。海漁も市場もコロナの所為で動きが少ないのかもしれない。どこで獲れたものか、川魚はめずらしい。体長は5センチほどで口に含むとほんのりとした苦みを感じる。一人前10匹ほどをぺろりと食べた。三河湾のあさりは肉厚だし若筍は柔らかい。匂いも味も感じるからコロナではなさそうだ。
中日夕刊 . . . 本文を読む