バルビローリがウイーンフィルを振ったブラームスの第４シンフォニーのＣＤを鳴らしながらこのブログを書いている。
今日３月３１日は「オーケストラの日」だという。３３１を「ミミにいちばん」という読ませる、結構つらいコジツケをしたのは日本の２７プロ・オーケストラの集まりである「日本オーケストラ連盟」。
二ノ宮知子の漫画「のだめカンタービレ」がＴＶドラマ化されて人気だったのが２００６年で「オーケストラの . . . 本文を読む
春の海でも見ようと思って、セントレアのデッキから伊勢湾を眺めることにした。
気が向くと時々足を運んでいる中部空港だが、少しずつ本家帰りというか、むかしの小牧型にもどりつつあるように感じる。
「ひねもすのたり」の凪の午後、傾きかけた陽の光りを逆から受けた鈴鹿山脈の薄墨色の輪郭を背景に、伊勢湾を行き来する大小の貨物船のゆったりした往来はいつもの風景。空港の桟橋を出たシャトル船が白い航跡をえがいて対 . . . 本文を読む
ヘッジファンドの詐欺容疑で逮捕され、詐欺罪、偽証罪、マネー・ロンダリング罪など１１件の容疑が確定すると最高１５０年の禁固刑の可能性もあるという、元ナスダック証券取引所の会長バーナード・マドフが収容されているニューヨーク矯正センターの独房番号《０５４》が、宝籤ＬＯＴＴＯ番号としてニューヨーク市民の密かな人気になっているという面白ニュースを仕入れた。ウォール街史上最大の詐欺師と云われる彼の錬金術にあや . . . 本文を読む
金山の駅を出たところで「署名をお願いします」と声をかけられた。こちらよりも少し若いオジサンだ。隣ではマイクにかじりつて熱弁を振るうのもオジサンで、色気はあまりない。左耳でメッセージを聞き、右目でこえかけオジサンの渡してくれたビラを斜めに読む。
「法務省へ台湾人の国籍を《台湾》と修正するために署名の協力をお願いします」とある。先を急いでいたのだが、同年輩が汗かいて「お願いしている」というのが気の毒 . . . 本文を読む
定額給付金のお知らせと書かれた封書が市役所から郵送されてきた。
中には、３月２４日付の市長からのお知らせ、給付金申請書、申請書の書き方、返信封筒が入っている。申請書の書き方は日本語のほかに、英語と葡語の補訳付きである。
わが街の市民約７万人、２８０００世帯に向けての作業であるから、担当する役所としても大変だ。発送元が企画課になっているのは、これが定型の役所業務ではなく、市長特命の事項ということ . . . 本文を読む
北朝鮮のミサイル実験宣言で、俄然、東アジアの海辺が慌しくなってきた。
２５日にはアメリカペンタゴンが、中国の軍事力に関する報告書を発表した。その総括部分を産経ニュースから拾うと「中国は外国製兵器の取得、防衛科学技術への投資、軍の組織と戦略的改革によって、アジア地域の軍事バランスを変えつつある」と警告する形になっている。
戦略核戦力として大陸間弾道ミサイルなどの配備を平然と進めていること。西太平 . . . 本文を読む
週刊ダイヤモンド（２００９年３月２８日号）の特集が「ホテル旅館大淘汰」として、日本の宿泊業の現状をレポートしている。この雑誌の定番素材だから、いつもなら外資ホテルの強気の経営戦法について得々と語るところだが、今回は違った。
特集記事が３つあって、それぞれ「稼働率急落で外資系ホテル壊滅」「御三家沈没！国内勢も大不振」そして「旅館大リストラ時代の到来」と、都市・リゾート、外資・国産、ホテル・旅館を問 . . . 本文を読む
ＷＢＣは日本が２回目のチャンピオンに輝いた。調子が今ひとつだったイチローも最後の決安打で面目を保ったし、松坂のＭＶＰは妥当な評価だし、原も肩の荷を降ろした凱旋が出来そうだ。
ＮＢＣのスポーツニュースに「日本や韓国から学ぶべき点は少なくない」というコラムがあったので注目してみる。
日本も韓国も、ＷＢＣのシフトで「勝つ努力」を怠らなかった。チームとして変わらぬ仕事への倫理感が強かったこと、基本に忠 . . . 本文を読む
そろそろ起きる時間かと布団の中でラジオのスイッチを入れると、成田空港で航空機が炎上中というニュースを報道していた。
時間が経つにつれて事故の内容がはっきりしてきた。事故機はフェデラルエキスプレスの広州からの貨物便。着陸に失敗し滑走路に激突炎上し乗組員２人が死亡したというのだ。
ＴＶのニュースでは、飛行場のモニターが記録した事故機がバウンスしながら左を下に横転炎上するシーンを繰り返し放送し、機体 . . . 本文を読む
「豊川いなり寿司図鑑」というチラシを駅のパンフラックで見つけた。
豊川市の観光協会が発行したもので、豊川市内の飲食店で「いなり寿司」を販売している４８の店舗紹介である。というよりもメニュー中心の食堂案内といった様子である。
カット写真もあるが、俵型に黄色、同じようないなり寿司の写真が並んでいるだけで絵に変化がない。食堂（やはり寿司屋が多い）の所在地やアクセス方法も簡単に書いてはあるが、食べ歩き . . . 本文を読む
産経新聞国際面のコラムにソウル特派の黒田勝弘が「一茶の俳句」というタイトルで寄稿しているのをＩＰＯＤで読んだ。
記事によると、ソウルの鍾路１街にある教保ビルの入口壁面には季節に併せた「絵と詩」がパネルして掲載され、路行く人々を楽しませているが、この春は日本の俳句が始めて掲載されてなかなかに評判だという。
「梟よ 面癖なおせ 春の雨」という、小林一茶の春の句である。
ハングルに訳されたもの . . . 本文を読む
名古屋の気象台が早くも桜の開花を宣言したと昨日のニュースにあった。
平年より９日も早いという。花は最低気温の上下を感知して開くというから、やはり地球の温暖化によるのだろうか。
気象台のソメイヨシノの標準木に数輪咲くと開花の宣言らしいから、昨日の今日では何処にも花はみられないとは思ったが、それでも明るい太陽に惹かれて、万歩コースを新瑞橋の山崎川に決めた。
ここから上流に向かう３キロ弱の「山崎川 . . . 本文を読む
「あいちの未来を紡ぐコンサート」と題された県文化振興事業団主催のヴァラエティコンサートを芸文で聴く。
新進アーティスト育成支援とあるから、先月出かけた「アーツチャレンジ２００９」のコンサートと同根のものだろう。「オルガン＋モッカン＋ガムラン」と音あわせのような出し物が面白そうだったし、県主催ということで入場料５００円ぽっきりというのも魅力である。
同じ動機の中高年が先回と同様に列を作って入場し . . . 本文を読む
知り合いが名古屋の石川橋でとんかつの店を始めた。今日はその開店記念のおよばれである。
午後７時の約束少し前に到着したが入り口では順番待ちができるほどの盛況である。オープンということでご祝儀来店客も多いのだろう。４０席ほどのスペースが客で埋まった。
集合ビル１階のスペースで今まで洋食を出していたものを、業態変更でとんかつに切り替えたもの。以前はうどん屋の経験もあるオーナーだから、こうした一品展開 . . . 本文を読む
今日は彼岸の入り。それにあわせたのでもないのだろうが、気温も高く２０度ちかく迄上がった。
借りた本を返しに猿投まで出かける。春の陽気にコートは必要ない。電車に乗ったら眠気が来た。半時間の乗車はナップにはちょうどよい程。
新しい本に借り換えてコミセンから二駅先までのんびりと歩くことに決める。
しばらく行った愛環四郷駅。誰もいないホームまで上がってみる。改札の無い無人駅だから問題はなし。高みから . . . 本文を読む