5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

いくら払えば?

2018-01-31 21:13:10 |  経済・政治・国際
平昌ではなく平壌五輪ではないかと笑い話にされる最近の北朝鮮。平壌に観光で行ったのはいつのことだったろう。いろいろなことが印象に残っているが、その一つが乗り合いバスでのハプニング。路線などまるで知らずぶっつけで飛び乗ったバス。乗客たちは一目でこちらが異国人だとわかるのか、物珍しそうに眺めてくる。そんな視線よりもバスが何処に行くのか心配だった。しばらく乗り続けたが下手をして郊外に連れていかれれば面倒だ . . . 本文を読む

冬ごもり

2018-01-30 21:12:36 |  文化・芸術
今の時代、下女などということばは差別語だと云われかねまい。それがことばとしてあった明治の時代でも、使うのは上流社会の人間に限られていたのだろうか。やはりなんとなく蔑みのニュアンスも感じられそうだと思うのは、こちらが上流社会の人間ではないせいだろう。冬の句をさがして関森勝夫の「文人たちの句境」をぱらぱらめくっていると文豪といわれた森鴎外のこの句が引用されていた。「まめなりし下女よめらせて冬ごもり」学 . . . 本文を読む

成り木責め

2018-01-29 21:21:06 |  文化・芸術
今日も帰りに途中駅近くのスーパーで食料の買い物。入口に近いのが果物と野菜のコーナーだ。今はいちごが一番手前に置いてある。九州産のブランドが6粒位をワンパック598円の外税で売っている。これならペロリだから結構に高い。次の置台は林檎。これも1個189円といい値付けだ。冷凍ものだろうからやはり高い。みかんも同様。輸入品のグレープフルーツやキウイも追従している。その奥は野菜だが、こちらはニュースでも驚く . . . 本文を読む

鵺ばらい祭り

2018-01-28 21:30:45 |  文化・芸術
「ひさかたの天の川原にぬえ鳥の うら泣きましつすべなきまでに」万葉集に載せられた柿本人麻呂のこの歌。ぬえ鳥とあるのはツグミの仲間であるという説明をWEBで見つけた。万葉集のぬえ鳥の歌は全部で六首あるというが、鳴き方が哀しげだというので、哀しいとか寂しいできごとやイメージを表す「枕詞」として使われたものらしい。ところが、このぬえ鳥が凶鳥だということになるのは平安時代以後のこと。源頼政が退治したといわ . . . 本文を読む

5800Kg

2018-01-27 21:09:49 |  経済・政治・国際
少し前だがBBCのポッドキャストで仮想通貨「ビットコイン」で億万長者になった若手経営者のことを紹介していた。ツイッターのタイムラインにもビットコインの急激な値上がりのニュースが流れているが、「濡れ手に粟」だといいたそうなその調子にもひっかかるし、ファイナンス、ましてデジタルファイナンスなど自分の理解の範囲外のことだから、特別興味がそそられるということはなかった。投機が儲からないのは年末宝くじで承知 . . . 本文を読む

インフル患者283万人

2018-01-26 21:32:00 | 健康
Jさんのブログ翻訳をしようと寒い中を外に出た。暖かいスペースで温かいコーヒーがあれば作業も進むだろう。いつもいく店はちょっと遠慮してコンビニのベンチシートにした。甘味とSカップで250円。これで1時間ちょっと粘れるのだから安い。いつもいく店は遠慮してと書いたが、ここは下校してくる子供たちが集まってくるからだ。煩いこともあるし、インフルエンザをもらうのが怖いのだ。リスクはコンビニでも同じだろうから、 . . . 本文を読む

鉛筆焦がす火鉢

2018-01-25 21:17:32 |  文化・芸術
寒い一日だったが、この地方は降雪がほとんどなかったのが幸いだ。集団登校の子供たちも駅へ向かうサラリーマンたちも足元を踏みしめながら歩いている。今朝は部屋の中へ侵入してくる自動車の騒音が減ったのは雪の思わぬ効果だった。「火を掻いて鉛筆焦がす火鉢かな」作家室生犀星のこの句は「文人たちの句境」で関森勝夫が選んだ冬の句である。 もうこうした風景はわからなくなっていようと、まず関森は書いている。たしかに「 . . . 本文を読む

オイミャコンとロバニエミ

2018-01-24 21:11:10 |  旅行・地域
「氷点下62度!情け容赦のない厳しい寒さはここロシアのオイミャコン」という先日のツイートには吹雪の中に赤く点灯した〈ー62C〉というデジタル表示を写した写真も一緒だ。ロシアのオイミャコン?何処だ?と思ってウイキを探すと、「ロシアのシベリア、サハ共和国の北東地区、、北極圏のわずかに南に位置する住民500人弱の小さな村。1926年1月26日には、気温-71.2℃が記録されたことで「北の極寒の地」として . . . 本文を読む