5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

ゲームの終わり

2010-05-22 23:15:37 | PC・インターネット
「今、世界中で起きていることを知ろう!」というのはツイッターのキャッチフレーズだ。

そのツイッターのHPにある《トレンド》のキーワードをチェックしていていて、ニューヨークもロンドンもサンパウロも《Pac-man》があるのに気がついた。元来がPCゲーム好きではないのだが、「ナムコのパックマンのことだろうか。何で今頃?」と不思議に思ってツイートを読んでみた。

「ハマッた!」とか「キーの反応がイマイチ!」とかいうツイートばかり。「グーグルのトップページのウインドウがオンラインの《パックマン》ゲームになっていて自由に遊べる」といい、今日、5月22日は《パックマン》が誕生して30回目の記念日だというのだ。PCだけでなく、携帯スマートフォンでも遊べることからツイッターの《トレンド》キーワードに迅速登場というわけである。日本のツイートは「ワンテンポ」遅れているから、わずかな間だけは「情報先取り」ということになった。「ヤッタァ!」

WIKIによると、懐かしいアーケードゲームの《パックマン》をナムコが発表したのが1980年の5月22日。先行する《インベーダー》などの影響でシューティングゲームが一般的だった当時、戦争ゲームばかりでは「女性が入りづらかろう」ということから、女性やカップルにも馴染みやすいゲームとして考案された。世界中で人気を集め、後にファミコンなどのパーソナルゲーム機に移植されて延命し、05年には「世界一のアーケードゲーム」としてギネスブックに認定されていると書かれている。

アメリカでも人気のパックマンだが、《Puck-Man》として日本から持ち込まれたオリジナル呼称を《Pac-Man》に変更したのは、PをFに読み替えられる可能性が大きかった為だという。ありうる話だ。

キャビネットもホワイト基調の日本製が作りにこだわりを見せるのに、マスプロ対応のアメリカ製はシンプルだが派手目の黄色いデザインに代わっている。

ビデオゲームとしてはもっとも認知度が高いと云われるパックマン・キャラクターだが、今まで30以上のライセンス・デザインの展開され、未許可クローンの出現も数限りないというから、30年を越すその長寿力、影響力は立派なもの。永久保存としてスミソニアン博物館の収集品になっているのもアーケードゲームには珍しいことだろう。

早速、グーグルのトップページを開いてゲームに挑戦したが、要領を覚えるのにやはり時間がかかる。ゲームは256面まであるというから、ゲーム好きなら結構長い間楽しめそうである。それにしても、突然大きな電子音が鳴り響いたのにはびっくりした。

テーブル型のゲームマシンが「ジジジジ、ピコピコ」の電子音を発生し、並んだサラリーマンの猫背が同じスタイルでレバーを握る。ゲーム全盛時代の喫茶店の様子がなつかしく思い出される。あずき餡のトーストとコーヒーが名古屋定番のメニュー。こうしてPCゲームのハシリを体験し、当時20代後半だった昔の若者たちも、そろそろサラリーマンゲームの終わりが近づいている。





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