5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

春は猫なり

2013-03-21 22:04:20 | 自然
お仲間ツイートにも春の様子が書かれるようになってきた。

KSさんはまず「春は黄色の花が多い。蝋梅・黄梅・サンシュウ・万作・レンギョウ・ラッパ水仙。」と云い、今朝はさらに「今年も鶯が鳴き始めた。梅も満開、桜のつぼみはまだ固い。」とツイートした。

MTさんはこう云う。「上野の桜は満開に近いとか。花見の客はシャンパンとか1升2000円くらいのお酒に格上げしての宴会。安倍のミクス効果?町内お花見の会も格上げしなければ、発泡酒ではだめか。」

こちらもなにかと考えて、最近ハングルを翻訳したJさんのブログから、植民地下の朝鮮の詩人、李章熙が1923年に発表した《春は猫なり》という詩をリンクさせてツイートした。黄色いたんぽぽの写真も貼付した。

Jさんは、この詩は猫の姿態に合わせて春の季節感を大きく膨らませていると云うがたしかにその通りだ。下手な翻訳をしたせいもあって、下手糞なりに幾度も言葉の使い方を考えたせいもあるのだろう。我が家の軒下を貸している野良猫たちの動きも春らしくちょうどこの詩のようだなと思ったのだ。

『花粉のような猫の柔毛に 心地よい春の香りが籠る
 金鈴のような猫の丸目に 狂気の春の炎が漂う

 静かに閉じた猫の唇に 暖かい春の眠気が流れ
 鋭く伸びた猫のひげに 青い春の生気が脈打つ 』

ところが、こちらのツイートを読んだSTさんは、「この詩は難しくて・・・。今のボクは昼食後。春の海ひねもすのたりのたりかなの気分です。」と戻してきた。そんなに難しいかな。

「読みにくいのはこちらの下手な訳のせいです」と再び返そうと思ったが止めておいた。

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