5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

羽根谷の早咲き桜

2021-01-30 20:58:44 | 自然

コロナ感染状況、30日発表では、全国あわせて3345人(延388015人)の感染、91人(累5701人)の死亡が確認された。うち愛知県では126人(延23926人)の感染、2人(累396人)の死亡が確認されている。

PCで覗く中日WEBには北陸の雪のニュースの隣に岐阜の桜の話題が載っている。朝は零下にまで下がる状態が続く今「春よ来い早く来い」という気分にもなろうというものだ。

30日の朝刊記事にあるのが「隠れた名所に早咲きの桜」という見出しで、岐阜県の南部、揖斐川に沿った海津市南濃町からの春の話題だ。揖斐川といえば大垣から舟で伊勢長島まで下ったという芭蕉の「おくのほそ道」最後の行程を思い出す。

例年2月の開花だという早咲きの桜、今年はさらに早く、一月中に咲き出したのは南濃羽沢の羽根谷沿い。市の観光パンフレットにも載っていない隠れた名所らしい。だから訪れたのは地元民たちばかりで一足早い春の便りをスマホに収めていたと記事にはある。

ここは市の管理地で30本ほどが花を付けている。2005年の3町合併による海津市誕生の記念樹として植えられたのだそうだ。県が贈ったものというが当時の資料が残っておらず品種は定かではない。市が観光地として売り出すのを遠慮した結果、知る人ぞ知るとなったわけだ。

グーグルの地図で羽根谷を探すと「羽根谷だんだん公園」という表示がみつかった。旅ガイドのHPにも簡単な紹介が載っている。揖斐川に流れ込むのだろうか小川が流れてその岸をピンクの桜が埋める写真もついている。説明にはこうある。

「遊学館や石積み堰堤を中心にした自然豊かな公園で、水遊びやBBQなども楽しめます。春は、羽根谷沿いに約1800本の桜が咲き誇り、特に1000本にもなる八重桜は四月下旬まで楽しむことができます。飛騨・美濃さくら33選にも選ばれ、見事な桜のトンネルが続きます」

早咲きの桜は1800本の一部なのだろうか。記事に貼付された写真からみると早咲きは八重ではなさそうだ。花びらが白く思えるのだがソメイヨシノではないのだろうか。

誰か桜博士に尋ねれば桜の種なぞわかりそうにおもうのだが、やはり「知る人ぞ知る」の方が春の気分を独占できるからいいなと海津のひとたちは考えているのかもしれない。

 


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