Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

大道芸W杯静岡にて

2017年11月05日 21時43分16秒 | その他
毎年選手権予選と同時期に静岡市内で開催されている大道芸W杯。
自分も大道芸は大好きで、毎年欠かさず大道芸倶楽部の会員申請をして、駿府公園に足を運んでいる。
選手権予選と重なるので、11月最初の週末は毎年ハードワークになるのが恒例行事。

今年は駿府城天守閣の発掘調査の関係で、有料の各パフォーマンスショーがいつもの駿府公園内の特設ステージではなく、隣接する静岡市民文化会館の大ホールでの開催となったのが大きな変更点だった。
個人的な感想は「これから毎年市民文化会館でお願いします」という感じ。雨の心配は不要で空調が効いているので寒さも気にならない。全席指定だから席取りで早い時間から並ぶ必要もないと良い事ばかり。実際に静岡市民文化会館で鑑賞して席の間隔の狭さが窮屈だったが特設ステージに比べたら大分快適に鑑賞できた。
特に満員になった市民文化会館大ホールを大道芸人が空気を1つにしていく雰囲気が非常に良かった。やはり鑑賞するものはスポーツに限らず何でも少し窮屈な中で肩身寄せ合って見るくらいがちょうど良いと改めて感じた。少なくともガラガラ感のあるエコパで観る高校サッカーの決勝戦より良い雰囲気だった。


今年も様々なパフォーマーを見させてもらったが、今年最も印象に残ったのが「Performer SYO!」という大道芸人のパフォーマンス中、最後の演技直前の自己紹介話の一節。 


まだ日本で大道芸は職業として根付いてはいませんが、自分はこれ一本で誇りを持ってやっています。
「TVに出られるように頑張ってね」とか、「有名人になってね」とか良く言われます。実際に何度かTVに出させてもらった機会はありましたが、僕はTVに出る事や有名人になることを目指して大道芸をやっているわけではありません。TVとか離れたステージでは作れない空気にこだわって大道芸をやっています。
今日もそうでした。全く知らない人がこうやって集まってリアルな反応や空気をもらえる大道芸、迫力とか一体感は大道芸でしか作れない空気というのがあってそれが好きでやっています。


この話を聞いて、自分の価値観にこだわりや誇りを持てるって素晴らしいと思った。