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総体県予選2018 決勝

2018年06月03日 16時48分44秒 | 高校サッカー・クラブユース
総体県予選決勝戦を観戦

藤枝東 5-3 清水桜が丘

得点
前半8分 (桜)スローインから5八木がドリブル突破からのパスを受けた12長澤のシュート
後半5分 (藤)10坂本のショートコーナーから折り返しボールを受けた10坂本のシュータリングがゴールイン
後半6分 (藤)6松田がドリブルで持ち上がり11平尾拳のクロスを10坂本が決める
後半11分 (桜)12長澤のCKを3安居院が頭で合わせるが6松田がブロック、こぼれ球を5八木がつめる
後半14分 (藤)10坂本のクロスを2平出がシュート
後半23分 (桜)23望月のクロスを20加藤が頭で合わせる
延長後半9分 (藤)10坂本のパスを受けた11平尾拳のドリブルシュート
延長後半10分 (藤)10坂本?からのパスを受けた9井上のドリブルシュート

得点には至らなかった決定機
前半11分 (桜)5八木のクロスを7築地がシュート放つがDFブロック
後半32分 (桜)10松永のクロスを20加藤が頭で合わせるが枠外
延長前半9分 (藤)10坂本が抜け出しシュート放つがGKセーブ

藤枝東スタメン
      1小川
2平出 3斎藤 4鈴木 12濱井
    6松田 16浦部
 14山本  10坂本  11平尾拳
      8栗山
交代
後半0分 栗山→9井上
延長前半1分 山本→20相澤
延長後半1分 平出→22福山
延長後半10分 坂本→13平尾剛

桜が丘スタメン
      17飯濱
25野牧 4水野 3安居院23望月
    6村上 7築地
 5八木       12長澤
    10松永 14前田
交代
後半0分 前田→9小長谷
延長後半4分 築地→11成岡

感想
消耗戦となった試合は藤枝東が延長戦の末、最後に地力の差を見せ突き離し勝利した。
試合立ち上がりは桜が丘ペース。桜が丘は高い位置からプレスをかけて藤枝東の中盤に自由を与えず高い位置でボールを奪ったら素早い攻守の切り替えで縦に速い攻撃を仕掛けていた。桜が丘というと前半の立ち上がりはどちらかというとじっくりと構えて失点しないことを第一に戦うチームという印象が強かったが、今日の試合では立ち上がりからハイペースな試合の入り方をしていた。特にこれまで怪我でなかなか試合に出られなかった7築地が中盤で厳しいプレスを見せて存在感を示していた。この桜が丘の戦い方は「藤枝東の中盤に自由を与えたくない、藤枝東ペースに巻き込まれたくない」という桜が丘の思いが見え隠れしており、劣勢が予想される展開では先手を打つという清商が良く使っていた戦法だったように見えた。桜が丘のオーバーペースは前半途中から徐々に運動量が落ち始め藤枝東が中盤でボールを持つことが出来るようになると、後半立ち上がりに藤枝東が立て続けの得点で逆転。これで試合の大勢は決まったかと思われたが、桜が丘がそこから粘りを見せて同点に追いつくと試合は延長戦に突入。前半からハイペースな試合だったうえに得点の動きの激しいタフな試合となった事で延長戦の選手の運動量は激減。足がつる選手が続出するなかで最後の最後に藤枝東が何とか粘る桜が丘から勝ち越し点を奪い試合を決めることが出来た試合だった。
藤枝東は10坂本11平尾拳、2平出といった今大会活躍してきた選手がキッチリ活躍して試合を決めることが出来た。総力戦となった試合だったが終了直前まで交代選手は2人のみで、主力となるべき能力のある3年生が戦力にカウントされていない所が気になる。
桜が丘は前半からのハイペースで試合に入り体力がきつい中で後半に2度追いついた粘りは見事だった。前半立ち上がりにあった決定機を決めて2点目を奪えていたら結果は大きく異なっていたかもしれない。戦略と気合の面でとても見ごたえのある試合を演出してくれた。


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