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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

J1 2019 第2節

2019年03月03日 15時57分07秒 | Jリーグ
清水-G大阪 神戸―鳥栖 の2試合をTV観戦

清水について
清水は第2節で早速守備が崩壊。
元々昨年は攻撃で結果を残し守備には不安のあったチーム。
今年はシステムを4バックから3バックに変えて、選手も変わった状態でシーズンインしたので、試合を見ていて守備組織の未熟さが随所で目立っていた。
3バックを昨シーズンの4バックに戻すのが手っ取り早い解決策だが、それだとキャンプでやってきた事を全否定するだけ。
状態としては「守備面で何かを変えなければいけない」という状態ではなく、キャンプで積み上げてきた守備組織をここから実戦で成熟させていく段階。
相手チームの仕掛けの動きが全体的に1秒遅ければ、今の守備組織でも十分ハマると思うけれど、今の相手の仕掛けには十分対応しきれておらず、まだ時間がかかる印象。
昨シーズンはドウグラスが前線で起点と脅威を作って守備面でも貢献していたが、北川はまだそこまで出来ていない。新外国人のヴァンでルソンについては、対人や空中戦の強さはかなりのもので守備面強化で戦力になるのは間違いないと思うが、足元の球出しの部分で不安定さを露呈。今後相手チームが「ヴァンでルソンの所にプレスをかければマイボールに出来る」と狙い所にされてしまうかもしれないのでその部分に不安は残した。
攻撃面は北川、金子、中村が連携の良い動きを見せている。エウシーニョの代わりに出場している飯田も攻撃面では利いている。だが、まだ昨シーズン見せていた攻撃陣が守備陣を助けるというところまでは出来ていない。

G大阪について
遠藤・今野のベテランダブルボランチが上手くゲームをコントロール。2トップも強力ではあったが、全体的に見ていて脅威は感じなかった。

神戸について
落ち着いた中盤のボール回しは見ごたえがあった。イニエスタ・ポドルスキ・ビジャの能力はさすがに非常に高く見ごたえがあり、神戸が「金を払って見に行きたいチーム」になってきている感じはした。また、新たに獲得した外国人CBのダンクレーはかなり能力が高い選手だと感じた。もしかしたらビジャを抑えて今季№1助っ人外国人になるかも?
決定機は何度も作ったが決めきれず追加点が奪えなかった試合。それでもビジャの前線での動き出しの質は37歳の年齢を感じさせなかった。

鳥栖について
2種登録の松岡(17歳)がスタメンフル出場。年齢はFC東京の久保と同学年の4月から高校3年生の世代。
リーグ戦初出場の高校生とは思えないくらい堂々としたプレーぶりで、周囲の選手に積極的に支持をだし、セットプレーのキッカーを任せられ、途中他の選手の交代でポディションを変えながらもフルタイム出場。チームからかなりの期待を受けている様子で、プレーぶりはリーグ初出場の高校生とは思えない及第点を付けられる内容だった。
この松岡に試合中一番驚いたのは、イニエスタに対する積極的なプレスでイニエスタの足を蹴っていた事。自分だったら目の前に30億円(イニエスタの推定年俸)の壺が置いてあったら怖くて蹴る事なんてできない。

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