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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

クラブユース選手権東海地区大会2018 @ゆめりあ

2018年05月27日 19時11分17秒 | 高校サッカー・クラブユース
ゆめりあサッカー場にてクラブユース選手権東海地区予選を観戦

クラブチームの夏の全国大会であるクラブユース選手権は参加チームが少ないので東海地区予選という形で毎年開催されている。
東海の出場枠は3でこれを毎年、清水Y、名古屋Y、磐田Y、JFAアカデミー福島の4チームで争っている。
今年はこの4チームにFC岐阜Yが加わり5チームで総当たりのリーグ戦を行い、1位チームが全国大会出場権を獲得。2位と3位は別リーグで勝ち上がってきた愛知FCとホンダFCとそれぞれ対戦して、勝ったチームが全国大会出場権を獲得するというレギュレーション。
今日の試合がリーグ戦中盤の折り返し地点。各チームとりあえず上位3位以内に入ることを目指した戦いが展開されている。


磐田Y 7ー0 岐阜Y

得点
前半24分 9清田がドリブルで縦に仕掛けパス、27三木が決める
前半39分 縦パスを受けた27三木がターンしてシュート
前半40分 27三木のパスを受けた8加藤がミドルシュート
前半40分 7岩元のクロスを18原口が中でつぶれ、10平澤がシュート
後半17分 10平澤のパスを受けた32山村のシュート
後半30分 10平澤のミドルシュート
後半32分 DFとGKの連携ミスから8加藤が決める

得点には至らなかった決定機
前半6分 (磐)CKを5速水が頭で合わせるがDFブロック
前半18分 (磐)FKのこぼれ玉を5速水がシュート放つが枠外
後半11分 (磐)15牧野のクロスを27三木がシュート放つが枠外
後半32分 (磐)クロスを12宮下が落とし10平澤がダイレクトボレー放つが枠外
後半40分 (磐)10平澤のクロスを27三木がシュート放つがクロスバー

磐田Yスタメン
      21杉本
6鈴木 5速水 4平松 15牧野
    9清田 8加藤
 7岩元       10平澤
    27三木 18原口
交代
後半0分 原口→32山村(山村が2列目左、平澤がFW)
後半15分 鈴木かいと→23鈴木かいと
後半20分 清田→14疋田
後半26分 速水→3米田
後半29分 岩元→12宮下(宮下が2列目左、山村が2列目右)

岐阜Yスタメン
      1藤江
2竹中 3松崎 25大橋 6伏屋
      5平野
  8中川     11宮永
      10鬼頭
   9赤川   7横山
交代
後半0分 中川→15川勝
後半0分 大橋→17
後半14分 宮永→19東

感想
シュート数は手元の集計で磐田21:岐阜0。終始磐田が岐阜を圧倒した試合だった。
前半は磐田が優位に試合を進めるも、岐阜が磐田の攻撃をしっかり跳ね返し磐田に決定的なシュートを打たせない時間帯が続いていたが、磐田Yが9清田がボランチの位置からドリブルでエリア内に切れ込み先制点をアシスト。結果的にはこの9清田のドリブルが試合の均衡を破りここから大量点に繋げたきっかけとなるプレーとなり、そのプレーが前半25分に出たという内容。岐阜はその時間までは固く拮抗した試合をしていた。
岐阜はよく闘っていたと思うが失点後に集中が切れてしまい、そこから立て続けの失点という場面が目立った。失点後にしっかり集中し直してチームを立て直していればそんなに点差の開くゲーム内容ではなかった。
磐田Yは相変わらず4平松と5速水のCB2枚が安定しており、守備の安定感に攻撃をどう上乗せしていこうかという課題に取り組んでいた試合内容だったように見えた。今日の試合では27三木と18原口の2トップで試合に入り、27三木が前半の全ての得点に絡んで結果を出した。

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名古屋Y 1ー0 JFAアカデミー福島

得点
後半40分 FKをエリア内で30鷲見が倒されPK、10松岡がPK決める

得点には至らなかった決定機
特になし

名古屋Yスタメン
      16長江
30鷲見 3藤井 2井上詩13井上亮
    5浅井 15牛澤
 8成瀬       18村上
    17石田 9兵藤
交代
後半17分 兵藤→11手嶋(手嶋が2列目左、村上がFW)
後半33分 村上→10松岡


JFAスタメン
      1青木
3野末 17狩野 2細川 18加藤
    6菊地 4瀬畠
 7岩倉       8石井
    21橋田 16植中
交代
後半8分 石井→39
後半25分 橋田→41吉田
後半32分 植中→25

感想
締まった内容の拮抗した試合展開が続いたレベルの高い見応えのある試合だった。得点は終了間際のPKのみで、得点には至らなかった決定機もこれといって1つもない試合だったが、得点や決定機が無くてもレベルの高い締まった内容の試合は見ていて面白いものだなと感じさせられた。
名古屋は既にトップチームの試合に出場している7菅原は不在。10松岡はベンチスタート、またこれまでプレミアでスタメン出場していたメンバーから数人変わっていた。対してJFAはプリンス東海を戦ってきたメンバーで試合に臨んでいた。
名古屋は3藤井、7菅原、8成瀬などが2種登録され既にトップチームの試合にも絡んでいる。ベストメンバーを組んだらかなり強力な陣容になりそうだが、Jユースの宿命でその陣容が今年見られることは無さそう?
JFAは世代別代表常連の1青木と6菊地、そして世代別代表にちょいちょい呼ばれていた4瀬畠が中心。本来SBの6菊地と4瀬畠がダブルボランチを組んで中央をガッチリ固めていた。
試合はポゼッションはやや名古屋が上回っていて2列目の8成瀬からの仕掛けを中心に攻め込ンでいた。JFAはそれに対して高い位置からのプレスがよく効いていて高い位置でのボール奪取からのショートカウンターで何度か良い形を作りかけていた。そんな内容のハイレベルの試合が80分間続き0-0のスコアレスドローかと思われた後半ロスタイムにFKから名古屋選手がエリア内で倒されPK判定。途中出場の10松岡がPKを決めて名古屋が勝利。10松岡は何か思う所があったのか試合後に歓喜の涙を流していた。
名古屋は数人選手が変わっていたとはいえレベルの高い試合内容を見せた。8成瀬のドリブルからの仕掛けは昨年同様攻撃のポイントとなっていた。途中出場の11手嶋の破壊力あるドリブル突破も見ごたえがあった。
JFAは前線からのプレスがよく効いていて名古屋の攻撃の威力を半減させていた。その中でも中心はやはり1青木、4瀬畠、6菊地の3人。特に6菊地は昨年までSBだったが、持ち前の運動量の多さを活かしてあらゆる所に顔を出してチームのプレスを活性化させていた。また17狩野と16植中の2年生2人も目立っていた。17狩野はDFラインで非常に高さのあるヘディングで存在感を示していた。16植中は足元の技術があり攻撃で得点に匂いを感じさせるプレーを見せていた。

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