Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

花火

2014年08月25日 22時11分28秒 | その他
花火の話。

こう見えて、私はかなりの花火好き。
先日、花火が良く見える職場の人の家に集まり、花火大会を見ながらの飲み会があった。
そこで
「玉が筒から出てくる音をよく聞いてください」
「破裂音が下っ腹にきたら尺玉です」
「スターマインは、上じゃなくて下の打ち上げている筒を見てください」
「尺玉は保安距離を十分に取らなければいけないので、川の中州などで行われる花火大会では(上げたくても)上げられない」
「今の玉に玉名をつけるとしたら、昇曲導付芯入冠菊となります」
「スターマインと仕掛け花火の違いは・・・」
「メロディースターマインで、煙火店(花火屋)のセンスがわかる」
「遠州袋井の花火大会のフィナーレのスターマインは、およそ1,000万円かかっている」
などなど喋っていたら、先輩上司から「花火オタク」の称号をいただいた。


将来の夢は、全国の花火大会行脚をすること。
花火は会場で見るのが一番だが、最近は性能の良いビデオカメラが普及したことで、ユーチューブなどの動画サイトで全国の有名な花火大会を見ることが出来る。
ためしにユーチューブで「大曲 花火」で検索してみると良い。花火オタクのつわものが撮影した見事な花火動画を見ることが出来る。

でもやっぱり、花火もサッカーも現地で見るのが一番良い。
現地で見る時はどこに陣取るのかということが一番重要。
一番大切なのは、風上をとるということ。風下だと花火の煙で花火が見えなくなってしまう。これはサッカー観戦にて観戦場所を決める時の基本である「太陽を背にして、順光になるようにする事」と同じ。
「去年の風上は今年も風上」という言葉がある。天気予報で風向と風速は当然事前チェックするが、概ね風の方向は毎年同じ。
だから、初めての花火大会では、最初の1回目の花火鑑賞は風向きをチェックしながら色々な場所をまわりそれぞれの見え方をチェックして自分のお気に入り場所を見つけておく。そうすれば、次の年からはそのお気に入り場所を使いまわすことが出来る。
因みに遠州袋井の花火大会の有料観覧席は、どちらかと言えば毎年風下になるポディション。私に言わせれば「袋井の花火を有料席で見ている人は、金を払って煙をかぶっているようなもの」という事になる。
なお、今年の袋井の花火は台風が接近している状態で決行した。「こんな状態でなぜ実施する」という意見もあったようだが、私としては風が非常に強くて煙がすぐに流れる良いコンディションだった。(煙だけでなく、花火の星も風邪に流されていた…)

また、花火会場で見る時は会場アナウンスが聞こえる場所にすることも重要。会場から離れるとメロディースターマインの時に流れてくる音楽が聞こえなくなってしまうためだ。
どこの花火大会でも、最も力の入れている(見せ場となる)スターマインは音楽を一緒に流すメロディースターマインが多い。花火の光と音楽と花火の破裂音が融合すると、それはただの花火ではなく、1つの芸術品になる。(ただ、そのあたりは煙火店のセンスによるところが大きく、音楽と花火が全く合っていないメロディースターマインも多くある)

花火動画で日本全国の有名花火大会を色々見たけれど、やはり一番は大曲の花火大会だと思った。
花火大会で注目されるのは打ち上げの数。大曲は1万8千発、袋井は2万5千発、全国一は諏訪湖の4万発。
数だけで言えば諏訪湖が一番だが、花火の質は大曲の方が良いかなと思う。
「たい~かい~て~きょ~」と聞くとテンションが上がる人もいるだろう。
大曲の花火大会のメインプログラムの「大会提供花火」の質の高さはかなりのモノ。
毎年テーマが決められていて、そのテーマに沿った内容のメロディースターマインがあげられる。それはもはや花火ではなく芸術と言った方が良いもので、それを毎年異なった内容で打ち上げているのだから凄い。気分的には毎年紅白歌合戦で小林幸子の衣装を楽しみにするような感じ。
2011年のテーマは「祈りと鎮魂」、東日本大震災でなくなった方の鎮魂の祈りを感じさせる雰囲気のある花火。個人的には過去の大会提供の中でこれが一番好きな花火。
2012年のテーマは「Believe 夢を未来につなげよう」、未来への希望を感じさせる明るく楽しい雰囲気の花火。
2013年のテーマは「 Mission あ」、これは変化球だった。
というように毎年異なったテーマで日本最上級の花火が楽しめる。
なお、ユーチューブで花火動画を見る時は、フル画面にして部屋を真っ暗にして見るのがオススメ。

大曲の花火大会は、全国花火師競技大会。
全国の花火師が技術を競い合い、花火師最大の名誉である内閣総理大臣賞を争う。
花火師の競技大会は大曲の他にもいくつかあるが、内閣総理大臣賞を出しているのは大曲と土浦の2つだけ。(袋井は文部科学大臣賞)
日本の4大花火大会といえば、大曲・土浦・長岡と、あと1つが袋井か諏訪湖と言われている。(他にもさまざまな説有)


こんな感じで延々としゃべっていたのだが、気が付いたら周りが引いていた…

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1 コメント

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Unknown (のっち)
2014-08-26 20:47:11
かなりハマってますね(笑)今度そちらもご教授くださいね。先日大曲の中継をBSプレミアムで諏訪湖をBSTBSで見てしまいました(^_^;) 袋井もどこかで中継しませんかねぇ
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