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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

J1 2016年シーズン 静学OBの活躍について

2016年12月04日 18時33分43秒 | Jリーグ
2016年 J1リーグ 静学OBの公式記録

伊東(鹿島) 13試合(889分) ルヴァンカップ 3試合(196分)
杉浦(仙台) 1試合(1分) ルヴァンカップ 3試合(212分)
永田(浦和) 1試合(20分) ルヴァンカップ 0試合
大島(川崎F) 24試合(2061分) ルヴァンカップ 0試合
長谷川(川崎F) 2試合(121分) ルヴァンカップ 4試合(237分)
狩野(川崎F) 5試合(320分) ルヴァンカップ 4試合(300分)
小林(横浜FM) 33試合(2942分) ルヴァンカップ 6試合(505分)
吉田(鳥栖) 32試合(2879分) ルヴァンカップ 2試合(180分)
※年間リーグ試合数はMAXで34試合(3060分) ルヴァンカップ12試合1080分



伊東について
五輪候補に選ばれるも、所属クラブでは西の牙城を崩せず控えに甘んじた格好となった。しかしシーズン終盤は途中出場で戦力となりチャンピオンシップも試合とも出場。移籍の噂はあるが来シーズン向けてどのような選択をするのか注目。

杉浦について
ルヴァンカップに3試合出場するもリーグ戦はほぼ出場できなかった。ルヴァンカップでの先発出場が予想された前日にはスポーツ紙で杉浦の記事が掲載された。(インターネット全国版)

永田について
那須の控えという位置づけで迎えたシーズンも、遠藤の加入でCBの3番手という位置付けとなった状況。モチベーションがあれば他クラブへの移籍を考えるべき。

大島について
リオ五輪、A代表選出とクラブ以外の活動が増え大忙しとなったシーズン。リーグ終盤は息切れ感があったが、それでもチームの中心として10番の背番号に似合うだけの活躍を見せた。

長谷川について
なかなかチャンスをつかめなかったルーキーイヤーとなった。チャンピオンシップでつかんだチャンスでの怪我の途中交代は残念だった。それでも1年かけて首脳陣に実力を認めさせたシーズンとなった。

狩野について
開幕スタメンと掴むも、若手の活躍に徐々に出番を失う格好となった。新シーズン新監督に自分の存在価値を認めさせることが出来るかが重要。

小林について
年間を通じてほぼフル回転。シーズンを終えて構想外になる理由が分からない。横浜で右SBの選手というイメージが定着したが、元々は守備のユーティリティープレーヤー。どこのクラブに行っても高いパフォーマンスを発揮できる選手。

吉田について
夏から秋にかけて吉田が見せた活躍はまさに「神ってる」と形容できるものだった。名古屋からの年棒8千万のオファーを断って鳥栖残留を決めたが正しい選択だったと思う。鳥栖が吉田に来季いくらの年棒を掲示するのかはわからないが、吉田が今季見せたパフォーマンスに対する年棒8千万円は決して破格ではなく妥当な数字。妥当な評価に目がくらんで2部リーグに移籍するのは賢い選択ではない。来季鳥栖で今季の活躍を継続していればもっと良い条件のオファーが海外から来ることも十分に考えられる。

プレミアイースト2016 残り2節 @Jステップ

2016年12月04日 14時35分51秒 | 高校サッカー・クラブユース
Jステップにてプレミアイーストを観戦

清水Y 0ー2 青森山田

得点
前半25分 10高橋のCKを7郷家が頭で合わせる
後半15分 6住永のクロスを7郷家が決める

得点には至らなかった決定機
前半3分 (清)19平墳がドリブルで抜けだしシュート放つもGK1廣末がファインセーブ
前半13分 (青)11鳴海がハイボールをトラップしてターンシュート放つがポスト直撃
前半18分 (青)11鳴海がポストプレーからターンシュート放つが8佐野がライン上でクリア
前半21分 (青)10高橋のシュートをDFがブロックしたこぼれ玉を8嵯峨がつめるがGK1水谷がファインセーブ
前半32分 (青)8嵯峨のクロスを10高橋が頭で合わせるが枠外
前半33分 (清)3伊藤研のクロスを10望月が頭で合わせるが枠外
前半37分 (清)3伊藤研からのパスを受けた11中野から10望月へパス、10望月のシュートは枠外
後半1分 (青)7郷家が抜け出しシュート放つが枠外
後半11分 (青)3小山のクロスを11鳴海がボレーで合わせるがGK正面
後半36分 (青)3小山のシュートをGKがはじき、こぼれ球を17佐々木友がシュート放つがGK1水谷ファインセーブ


清水スタメン
      1水谷
2中島 25伊藤駿15堅物 3伊藤研
    8佐野 14平松
 10望月       18新関
    19平墳 11中野
交代
後半0分 中島→6梅村
後半19分 平墳→9橋本
後半19分 新関→4徳岡
後半24分 監物→22鳥居


青森山田スタメン
      1廣末
3小山 4橋本 13小山内28天笠
    6住永 7郷家
 27壇崎  10高橋  8嵯峨
      11鳴海
交代
後半0分 壇崎→17佐々木友
後半28分 鳴海→19佐々木快

後半42分 嵯峨→14住川

感想

プレミアイーストのここまでの順位は以下のとおり
1位 FC東京 31
2位 青森山田 30
3位 大宮 29
4位 市船 27
5位 横浜FM 27
6位 清水 27

残り2試合で6位清水まで優勝の可能性を残した接戦という状況で青森山田が貴重な勝ち点3を獲得。
青森山田はプレミアイースト制覇へ大手をかけた。清水は1節残して奇跡の逆転優勝の可能性が潰えた。

清水は3立田が負傷により前節に続き欠場。青森山田は5三国が欠場していた。
試合全体的に青森山田ペースだった試合で、清水もチャンスは作ったが青森山田の完勝だったと言って良い試合。
前半は、清水は持ち前の両サイドからの突破からチャンスを作ろうと試みるも、青森山田はそれを十分に警戒し両ワイドが下がり目にポディションを取って清水のサイドアタックを封じ込め、ボールを奪ったら1トップの11鳴海へ素早く縦パスを送りカウンター気味に攻撃を仕掛けるという展開。
青森山田の清水のサイド攻撃を封じ、かつフィジカルを活かしてシンプルに縦にボールを送る試合運びが効いていた試合内容だった。
清水も青森山田も中盤で丁寧にボールをつないで作るという事をしていなかったので、パッと見は縦パスの応酬という感じの展開。そんな中で青森山田はルーズボールやハイボールに対するフィジカルコンタクトの部分で清水を圧倒。セカンドボールを青森山田が拾うおシーンが多く青森山田が優位に試合を進める時間帯が多かった。
前半清水はギリギリのところで青森山田の攻撃をはね返しつづけるも、前半25分にCKから失点。その後清水は前半終了間際に決定機を作るものの決めきれず。後半は青森山田の力強いサッカーに屈する形となり決定機を作ることは出来ず。青森山田が追加点を奪い2-0で青森山田が勝利した。

前節まで首位だったFC東京が引き分けたため、青森山田が残り1節で再び首位浮上。最終節青森山田が勝てばプレミアイースト初制覇という事になる。
青森山田は、青森山田らしい力強さを感じるサッカーを展開していた。11鳴海を筆頭にフィジカルコンタクトの強い選手が揃い、日本ユース年代が今一番苦手としているパワーサッカーを高いレベルで体現しているチームと言えると思う。なお、昨年に引き続きロングスローも健在。こういうサッカーをするチームが日本一を取るという事は育成年代に置いて大きな意味を持つと思う。