Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

何とかしてこの時期のリーグ戦の消化試合を減らすべき

2016年11月29日 21時21分25秒 | 高校サッカー・クラブユース
日本サッカー協会は育成年代の通年のリーグ戦を整備したことで、今ではどのカテゴリーでも年間を通じてリーグ戦が行われるようになった。
育成年代において公式戦の試合数が増えることはとても良い事だと思う。日本サッカー協会は良い仕事をしたと思う。
今後はそのリーグ戦の質を高めていかなければいけない。
今のプレミアリーグのレギュレーションだと10チーム中チャンピオンシップに進めるのは1位チームだけ。降格は9位と10位の2チーム。つまり2位~8位チームには何もない状態。これだとリーグ終盤は消化試合が発生しやすい。消化試合という形だけの公式戦ではなく、選手のレベルアップにつながる緊迫した公式戦を増やすレギュレーションに修正していく必要があると以前から強く感じている。


以下は、およそ3年前にこのブログで書いたもの。
残念ながら3年前から今まで状況は何も変わっていない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「結局、去年はどこが一番強かったの?」

高校サッカーとクラブユースサッカーを含めた高校生年代のサッカーチームで、去年どこが一番強かったのか?
この最も簡単な質問に応えられる人は誰もいない。

プレミアチャンピオンシップで優勝した流経柏か?
その流経柏に総体と選手権で勝っている市船か?
その選手権で優勝した富山第一か?
いやいや、それならJユース杯で優勝した神戸Yだって…

結局、この議論に対する答えが出ることは無い。
うやむやでスッキリしない組織体制と年間のレギュレーションになっているのが、ユース年代のサッカー事情。

解決策としては、何とかして選手権に日程を少し早めて、プレミアチャンピオンシップを選手権の後ろに持ってくること。
その上で、プレミアチャンピオンシップ改革を行う事がこの問題に終止符を打つ唯一の策だと思っている。


以下、某コーチと話をしながら膨らんだ個人的改革案。
・選手権の開催時期を少し早めて、選手権後にプレミアチャンピオンシップを開催する。(選手権の準決勝は1月2日、決勝は1月3日、会場は埼スタ)
・プレミアリーグはそのまま継続。プレミアチャンピオンシップ出場権は東西3位チームまでの計6チーム。
・プリンスリーグは、通年ではなく夏までとして、プリンスリーグを勝ち抜いたチームで秋に高円宮杯を復活開催。この秋の高円宮杯で来季のプレミア参入チームを決めると共に、優勝・準優勝の2チームがプレミアチャンピオンシップ参入権を得る。
・高校選手権、Jユース杯の各優勝チームがプレミアチャンピオンシップ参入権を得る。
・プレミアチャンピオンシップ出場チームは、東西プレミア上位3位までの計6チーム、高円宮杯から2チーム、選手権とJユース杯から2チームの計10チーム。
・プレミアチャンピオンシップは、10チームによるトーナメント戦。プレミアリーグの東西1位チームが準決勝からのシード。
・秋の高円宮杯に出場できなかったプリンスリーグ所属チームは、秋に降格争いを行う下位リーグを実施する。

一番の問題は、国民的行事として膨れ上がり過ぎた選手権の日程調整。日テレの利権がかかっているので簡単には動かない。
まずは、高円宮杯の放映権を飼殺しにしているテレ朝から日テレに渡すところからかなと個人的には思っている。
タイミングとしては国立が改修工事に入るこれからの時期しかないと思う。


「どこが一番強いのか?」
こんな単純な答えを出すために行う調整が、とんでもなく難しい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

つまり

プレミアチャンピオンシップに出場できるチームは以下の12チーム。(プロ野球のクライマックスシリーズのイメージ)
プレミアイースト上位3チーム、プレミアウェスト上位3チーム
各プリンスリーグ上位チームにより開催する秋の高円宮杯の優勝、準優勝チーム
高校総体優勝チーム、選手権優勝チーム
クラブユース選手権優勝チーム、Jユース杯優勝チーム

以上12チームによるトーナメント 
※プレミアリーグ1位チーム、選手権優勝チーム、Jユース杯優勝チームはシードで2回戦からの登場
※プレミア上位チームと選手権優勝校やjユース杯優勝校がダブった場合は準優勝チームが繰り上げ出場。



これを実現するための一番の課題は、選手権を抱えている日テレの説得。