博多の森陸上競技場にて総体準々決勝を観戦
真岡 0ー0(PK8ー7)滝川二
得点なし
真岡スタメン
1谷田部
14内堀 3柿沼 4大塚 9大山
5吉田
15規矩智 11磯島悠
7近藤
16穴澤 10大柿
交代
後半20分 大柿→8成島
後半23分 内堀→2金田
後半27分 磯島→13鶴見
滝川二スタメン
1杉本
5高橋 2鎌田 4万浪 3福田
6山崎 7李
13岩井 9増田
10谷本 11星野
交代
後半16分 星野→16岩本
後半26分 岩井→17服部
感想
滝川二がボールを支配して攻め込むが、真岡の守備を崩しきれず、真岡は希に見せるカウンターで反撃するも単発で得点には至らず。結局スコアレスでのPK決着となった試合だった。
滝川二は2トップと13岩井を中心に攻め込み後半だけで決定機を3回つくったが決めきることは出来なかった。ボールは支配していたが、真岡の守備を崩しきれずシュート数は全体的に少なかった。後半途中には攻撃の中心としてアグレッシブなプレーを見せていた11星野が負傷交代。滝川二にとっては、これが地味に痛かった。
真岡は、滝川二の攻撃をよく耐えていた。今年の真岡は、監督が替わりこれまでの堅守速攻スタイルからポゼッションスタイルに変えたらしいが、今日は守る時間が多く、後半途中からは完全にブロックを作って守りに入っていた。後半終了間際にはカウンターから決定機をつくったが決めきることは出来なかった。
運動量は両チーム共に少なかった。前日が休息日だったとはいえ、夏場の連戦の影響は色濃くでていた様子だった。
後半は両チーム共に決定機を作っていたが、決定機の生まれた原因が、共に相手のミスからだったというのは少し寂しいと感じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
市船 5ー0 帝京可児
得点
前半2分 11横前のクロスを8室伏がシュート
前半4分 10石田のドリブルシュート
前半22分 12山之内のフィードに抜け出した11横前のシュート
前半30分 中盤でのボール奪取からのカウンター、11横前のパスを受けた10石田のシュート
前半33分 CKのこぼれ玉を6藤井がつめる
市船スタメン
1志村
2篠原 4柴戸 5磐瀬 12山之内
16打越 6藤井
7成田 8室伏 10石田
11横前
交代
後半0分 打越→14小田(小田がFW、横前が2列目右、成田がDH)
後半10分 横前→15下村
後半29分 篠原→13田代
後半33分 藤井→3鴨目
帝京可児スタメン
1一法師
2西川 4岸本 3桜井 6長尾
10三島
8杉本 13藤井
11上野 7川瀬
14熊谷
交代
後半33分 川瀬→12杉原
感想
市船が帝京可児を圧倒して準決勝進出を決めた。
市船のインターハイ慣れした戦い方のうまさがよく出ていた試合でもあった。
市船は試合開始と同時に、積極的なハイプレスで一気に帝京可児に圧力をかけた。おそらく市船のこの試合の戦術は「スタートダッシュ」、早い時間に一気にたたみかけてリードを奪うというもの。それが見事にハマった試合だった。後半は予定どおり?ペースダウン、集中の切れた帝京可児相手にうまく流して試合を終わらせた。
市船の試合序盤のハイプレスは相当なものだった。明らかに70分間体力がもたない事は明らかなプレスのかけ方だった。帝京可児はその勢いにのまれてしまった。戦い方のうまいチームなら「こんなプレス70分持つわけないじゃん」と察知して、うまく市船のプレスをかわして、市船の足が止まった後半勝負という戦い方をするのがベターだが、帝京可児は、相手の戦い方にあわせて戦い方を変えるという事はしないチーム。市船のゲームプランに帝京可児が飛び込んできてくれた試合となった。
市船の前半に関しては、攻撃よりも守備に目を奪われた。DFラインの作り方のレベルが非常に高い。例えていうなら、選手権に出たときの藤枝明誠をさらにDFラインが高くしてラインコントロールがうまくなったという感じ。相当鍛えられているなと感じた。今日の後半は体力を温存していたので、良かったのは前半だけだったが、選手権では80分間あのラインコントロールとプレスをやろうとしているのだろう。
帝京可児の注目8杉本は所々で鋭い動きを見せたが、全体的には存在感がなかった。圧倒的にボールをポゼッションして崩すスタイルは相変わらずだが、今日は市船のカウンターの良いカモにされていた。
市船はうまくいきすぎた今日の圧勝で、明日の準決勝が難しくなった。圧勝で緩んだ気持ちと後半流すことで切れた集中力。勢いが最も重要なこの大会で今日のようにうまくいきすぎてしまうと、次の試合への集中が切れてしまう事はよくあること。明日の市船の準決勝の試合への入り方は注目したい。
真岡 0ー0(PK8ー7)滝川二
得点なし
真岡スタメン
1谷田部
14内堀 3柿沼 4大塚 9大山
5吉田
15規矩智 11磯島悠
7近藤
16穴澤 10大柿
交代
後半20分 大柿→8成島
後半23分 内堀→2金田
後半27分 磯島→13鶴見
滝川二スタメン
1杉本
5高橋 2鎌田 4万浪 3福田
6山崎 7李
13岩井 9増田
10谷本 11星野
交代
後半16分 星野→16岩本
後半26分 岩井→17服部
感想
滝川二がボールを支配して攻め込むが、真岡の守備を崩しきれず、真岡は希に見せるカウンターで反撃するも単発で得点には至らず。結局スコアレスでのPK決着となった試合だった。
滝川二は2トップと13岩井を中心に攻め込み後半だけで決定機を3回つくったが決めきることは出来なかった。ボールは支配していたが、真岡の守備を崩しきれずシュート数は全体的に少なかった。後半途中には攻撃の中心としてアグレッシブなプレーを見せていた11星野が負傷交代。滝川二にとっては、これが地味に痛かった。
真岡は、滝川二の攻撃をよく耐えていた。今年の真岡は、監督が替わりこれまでの堅守速攻スタイルからポゼッションスタイルに変えたらしいが、今日は守る時間が多く、後半途中からは完全にブロックを作って守りに入っていた。後半終了間際にはカウンターから決定機をつくったが決めきることは出来なかった。
運動量は両チーム共に少なかった。前日が休息日だったとはいえ、夏場の連戦の影響は色濃くでていた様子だった。
後半は両チーム共に決定機を作っていたが、決定機の生まれた原因が、共に相手のミスからだったというのは少し寂しいと感じた。
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市船 5ー0 帝京可児
得点
前半2分 11横前のクロスを8室伏がシュート
前半4分 10石田のドリブルシュート
前半22分 12山之内のフィードに抜け出した11横前のシュート
前半30分 中盤でのボール奪取からのカウンター、11横前のパスを受けた10石田のシュート
前半33分 CKのこぼれ玉を6藤井がつめる
市船スタメン
1志村
2篠原 4柴戸 5磐瀬 12山之内
16打越 6藤井
7成田 8室伏 10石田
11横前
交代
後半0分 打越→14小田(小田がFW、横前が2列目右、成田がDH)
後半10分 横前→15下村
後半29分 篠原→13田代
後半33分 藤井→3鴨目
帝京可児スタメン
1一法師
2西川 4岸本 3桜井 6長尾
10三島
8杉本 13藤井
11上野 7川瀬
14熊谷
交代
後半33分 川瀬→12杉原
感想
市船が帝京可児を圧倒して準決勝進出を決めた。
市船のインターハイ慣れした戦い方のうまさがよく出ていた試合でもあった。
市船は試合開始と同時に、積極的なハイプレスで一気に帝京可児に圧力をかけた。おそらく市船のこの試合の戦術は「スタートダッシュ」、早い時間に一気にたたみかけてリードを奪うというもの。それが見事にハマった試合だった。後半は予定どおり?ペースダウン、集中の切れた帝京可児相手にうまく流して試合を終わらせた。
市船の試合序盤のハイプレスは相当なものだった。明らかに70分間体力がもたない事は明らかなプレスのかけ方だった。帝京可児はその勢いにのまれてしまった。戦い方のうまいチームなら「こんなプレス70分持つわけないじゃん」と察知して、うまく市船のプレスをかわして、市船の足が止まった後半勝負という戦い方をするのがベターだが、帝京可児は、相手の戦い方にあわせて戦い方を変えるという事はしないチーム。市船のゲームプランに帝京可児が飛び込んできてくれた試合となった。
市船の前半に関しては、攻撃よりも守備に目を奪われた。DFラインの作り方のレベルが非常に高い。例えていうなら、選手権に出たときの藤枝明誠をさらにDFラインが高くしてラインコントロールがうまくなったという感じ。相当鍛えられているなと感じた。今日の後半は体力を温存していたので、良かったのは前半だけだったが、選手権では80分間あのラインコントロールとプレスをやろうとしているのだろう。
帝京可児の注目8杉本は所々で鋭い動きを見せたが、全体的には存在感がなかった。圧倒的にボールをポゼッションして崩すスタイルは相変わらずだが、今日は市船のカウンターの良いカモにされていた。
市船はうまくいきすぎた今日の圧勝で、明日の準決勝が難しくなった。圧勝で緩んだ気持ちと後半流すことで切れた集中力。勢いが最も重要なこの大会で今日のようにうまくいきすぎてしまうと、次の試合への集中が切れてしまう事はよくあること。明日の市船の準決勝の試合への入り方は注目したい。