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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

特別シードについて

2012年10月31日 21時12分26秒 | その他
今年の選手権予選組み合わせは、特別シードがベスト16からとなった。

過去の特別シードの歴史
2002年 静学・藤枝東・清商・浜名  ベスト8から
2003年 静学・藤枝東・清水東・浜名 ベスト8から
2004年 静学・藤枝東・清商・浜名  ベスト8から
2005年 静学・浜名         ベスト8から
2006年 なし
2007年 静学・藤枝東        ベスト8から
2008年 なし
2009年 静学・清商・橘・明誠    ベスト8から
2010年 なし
2011年 静学・清商         ベスト4から


そもそも特別シードとは何か?
事の始まりは2002年、成岡(藤枝東)菊地(清商)矢野(浜名)谷沢(静学)がU-18日本代表候補で、選手権予選とアジア予選の日程がかぶっていたことで、各校が主力選手を代表に取られてしまうための救済措置だった。(ベスト8からの出場ならアジア予選と日程がかぶらない)
代表に選手を取られる救済措置だから、出場チームに代表候補選手がいる場合に特別シードが設定される。世代別代表は2年周期で発生するので、各校に代表候補選手が出現するのが基本的に2年に1度ということで特別シードも2年に1度発生している。


特別シードに対する個人的意見
特別シードについては反対。
たとえ代表に主力選手を取られても、全てのチームを2次リーグから出場させるべきだと思う。
特別シードになったチームにとっては、一発勝負のトーナメント戦で非常に入り方の難しい初戦の対戦相手が、ベスト8まで勝ち上がってきた実力校で、大会を勝ち上がってきた勢いがあるチームと初戦で戦わなければいけない。久しぶりの公式戦でうまく試合に入れずペースをつかめず足元をすくわれるという試合は過去に何度もあった。
高校生3年生にとっては最後の大会なのだから、2次リーグから平等に試合をさせるべきだと思う。もし代表選手を欠いたことで負けてしまったらそれまでと割り切って良いと思う。
静岡県予選は、準々決勝でも優勝候補が大量得点差で勝つ試合が多い他県と異なり、ベスト8まで勝ち上がってくる高校はそれなりの実力校で簡単な試合にはならない。


去年の特別シードに対するグチ
去年の特別シードは酷かった。
世代別代表候補は、清商の風間と開誠館の木下の2人。だが実際の所、当時木下がアジア予選に選ばれる可能性はほとんど無かったし、風間も当時は代表から遠ざかっていた。
要するにほとんど代表に選手がとられることは無いだろうとわかっていながらも特別シードが設定された。
しかもその特別シードに選ばれたのが、風間を擁する清商となぜか代表候補選手のいない静学。
なぜ木下擁する開誠館ではなく静学が特別シードに選ばれたのか未だにわからない。「プレミアリーグに所属しているから」などという言い訳は聞きたくない。
プレミアリーグに所属していようが、2次リーグから参加させるべきというのが個人的な意見だ。