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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選2次リーグ2012 @静清G

2012年10月21日 16時02分46秒 | 高校サッカー・クラブユース
静清Gにて選手権予選2次リーグを観戦
静清グランドは、新東名の藤枝ICのすぐそばにある人工芝グランド。
静清も最近サッカーに力を入れ始めたなという事を感じさせられる立派な人工芝グランドだった。


静清 2ー0 日大三島

得点
前半26分 スローインを頭で後ろに反らせたボールを11松野がジャンピングダイレクトボレー
後半36分 8大石がドリブルで2人かわし13平賀へパス、13平賀がサイドに開いていた7相川へ渡し。7相川のミドルシュート

静清スタメン
      17大橋
2吉永 4野呂 5八木 3岡見
      10永田
  7相川 8大石 22西沢
    9藪崎 11松野
交代
前半40分 吉永が2枚目イエローで退場
後半0分 西沢→12向笠
10人になった事で後半からシステム変更
   17
12 5 4 3
   10
 7   8
  9 11
後半34分 藪崎→13平賀


日大三島スタメン
     21磯野
2杉山 6齋藤 4高橋 5鈴木
     8高嶋
  14佐藤  7高橋
19小松  11渡邉  10杉崎
交代
前半37分 小松→23宍戸(宍戸が2列目、佐藤が右WG)
後半?分 渡邉→18山本


感想
前半終了間際に退場者を出した静清だったが、後半守りきり最後に追加点を奪って2ー0で勝利した。
試合は前半序盤は日大三島ペース、静清は防戦一方だったが徐々にボールが持てるようになると、スローインから11松野のビューティフルボレーで先制。
1点リードで前半終了かと思われた直前に静清2吉永が2枚目イエローで退場。1点リードの静清は後半10人で戦うことになり押し込まれる展開が続いたが、日大三島は静清の集中した守備を崩すことが出来ず、逆に終了間際静清が追加点を奪い2-0で静清が勝利した。
1人少ない静清を崩し切れなかった日大三島だったが、今日の試合は静清の選手個々の頑張りを評価すべきだと思う。
後半13分には、静清DFがエリア内でハンド、日大三島がPKで同点の絶好のチャンスを得たが、GK17大橋がこのPKを止めるビッグセーブ。これで静清は試合の流れを掴んだ。
PKの後も日大三島に攻め込まれたが、集中したDFとGK大橋のスーパーセーブで最後まで日大三島の攻撃をかわしきった。
また、静清FW11松野の前線での頑張りが後ろのDFをだいぶ助けていた。
選手権らしい見ていて面白い白熱した試合だった。



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清水東 1ー1 静岡西

得点
前半4分 (静)裏に抜け出した8西澤のドリブルシュート
前半21分 (清)8勝又のCK直接


清水東スタメン
      1齋藤
2三田 3西山 4原田 13小林
    6鬼澤 7塚口
 11秋山       8勝又
    10加瀬澤12杉山
交代
後半27分 小林→5大八木
後半31分 秋山→16潟中
後半38分 西山→15林


静岡西スタメン
      1折井
2福島 3宮崎 4大塚 5佐藤
    6渡井 7阪野
 11山田       13市川
    8西澤 10杉山
交代
なし


感想
清水東が決定機を決めきれず引き分けに終わった試合。
前の試合で負けていて今日の試合は何とか勝ちたい清水東と、前の試合で勝利していて今日は引き分けでもOKな静岡西の対戦。
試合開始早々、DFラインを押し上げていた清水東の裏を静岡西がうまくとって静岡西が先制。
この試合で負けるとリーグ最終戦を待たずに2次リーグ敗退が決まってしまう清水東は、8勝又のCKが直接決まり前半のうちに何とか同点に追いつくものの、その後はなかなか試合の流れをつかめず前半終了。
後半は終始清水東がペースを握り、幾度となく決定機を作り出すも枠の外とGK1折井のファインセーブに阻まれ決めることが出来ず、結局1-1の引き分けに終わった。
清水東は後半に5回以上あった決定機を1つも決めることが出来ず、結局得点はセットプレーからの1点だけだった。後半状況を打開したい状態で、できればジョーカーのような流れを変えられる選手の起用が欲しかったが交代選手はDFの選手が中心でジョーカー役となるような交代が無かった。
静岡西は、持ち前の守備力で清水東の猛攻を耐えきって勝ちに等しい勝点1をゲットした。ただ、清水東の攻撃を封じたというよりも、何度も崩されたけど清水東が最後のところで外してくれたという感じ。特にCKの場面では何度も前に入られ先にボールに触られていた。カウンター狙いも後半は、前線へのフィードボールがアバウトになり機能しなくなっていた。
同グループの藤枝北と富士市立の試合は藤枝北が2-0で勝利し、藤枝北の決勝トーナメント進出が決定。次の試合で清水東が富士市立に勝利しても、静岡西が藤枝北に引き分け以上だと清水東の2次リーグ敗退が決まる状態となった。

昨年からのレギュラーが多数残り期待された世代である清水東だが、試合中も3年生に遠慮している2年生の姿が今年の清水東を象徴していると思った。