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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンスリーグ東海 第8節

2009年07月04日 21時56分53秒 | 高校サッカー・クラブユース
愛鷹に行き2試合、その後エコパ補助に移動して1試合観戦してきました。

藤枝明誠 4-2 清商

得点
前半10分 (明) CKから飯塚が決める
前半14分 (明) 兼子のクロスを安東が決める
前半20分 (明) 辻→鈴木周→安東とつなぎ安東が決める
前半33分 (清) GKが飛び出して防いだこぼれ玉を大道がロングシュート
前半40分 (明) 辻のFK
後半32分 (清) 田村のクロスを進藤が決める


明誠スタメン
      1甲斐
17兼子 3向田 5藤原 2山本
    10小川 6辻
 13飯塚      9鈴木周
    7原口 11安東

交代
鈴木→18加藤
原口→16杉山
安東→22


清商スタメン
      1長谷川
13関根 4浜名 15新井 3井出
    14五十嵐5大道
 2佐藤       7田村
    11前澤 9岩崎

交代
関根→18兼岡(兼岡FW、前澤2列目、佐藤SB)
岩崎→12進藤
五十嵐→19

感想
明誠は全国大会のかかった大事な試合、それに対して清商は3位以内も2部降格も関係なくなり、総体へ向けての調整試合といった感じでした。
清商は風間兄弟、青木といった選手が控えにまわり、新しい選手を試す試合で、気持ちの入った状態でこの試合に臨んできた明誠に前半は一方的に攻め立てられました。
明誠は以前のグランパス戦の時と同様で、前半に気持ちが入りすぎていたのか、後半の20分に以降は完全に足が止まっていました。前半のうちに点差が開いていたので逃げ切ることが出来ましたが、辻のFKによる4点目の追加点が無ければこの試合ひっくり返っていたかもしれません。
とにかくこれで明誠は初の全国大会出場が決定しました。あとは何とか1位通過をして1次リーグを地元の藤枝で戦いたいところでしょう。
清商は、前澤・田村・大道・新井の動きが良かったかなと思います。あとスピードのイメージしかなかった進藤が何本も絶妙なCKを蹴っていたのには少し驚きました。前半からDFラインが落ち着いて明誠の猛攻を凌いでいられたら、「清商は風間兄弟だけじゃないぞ」というところを見せられたかもしれなかったので残念なところです。


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暁秀 3-1 名東

得点
後半14分 (名) 松原がドリブルで切れ込んで決める
後半31分 (暁) 江本のクロスを佐藤が頭で決める
後半32分 (暁) 堀江のクロスを佐藤が頭で決める
後半35分 (暁) 佐藤のクロスを堀江が決める

暁秀スタメン
      1村松
3若山 4櫻井 2関口 5横山

20川口 8堀江 6江本 6大八木
 
    10佐藤 19竹中

交代
大八木→16岩崎(1ボランチ、江本左SH、堀江OH、川口右SH)
川口→7久保
竹中→9鈴木涼
佐藤→18川本
江本→24


名東スタメン
      1高木
3森 4宮本 5増雌 2水野 13落合

   9松原 6市木 11林

    7竹山 8君田

交代
落合→14溝口(左SBの少し上がり目に位置する、森が右SB)
林→田邊
竹山→18安形


感想
今日見た試合の中で最も面白い試合でした。
プリンス2部で、残留の為には共に負けられない一戦でした。
暁秀は相変わらず、ボールを取ったら前線へ放り込む攻撃に手数をかけないサッカー。
名東は5バックでしっかり守り、カウンターを狙うサッカー。

名東は相手の攻撃を手数をかけさせて5人で守り、相手守備の人数が少なくなったところをカウンターで攻めるスタイルですが、暁秀は攻撃に手数をかけないチームの為、ボールを奪ってもカウンターのチャンスが無く、名東は前半、暁秀との相性の悪さからカウンターが機能せず苦しみました。暁秀は攻め込むもなかなか点の取れない前半でした。

後半、しびれをきらした名東が動きます。SBの落合に代え本来2列目の溝口を最終ラインに入れてきました。これにより名東の攻撃に厚みが出るようになり、後半は名東のペースになり、名東が先制点をあげます。

名東ペースで試合が進み、そのまま名東が逃げ切るかと思いましたが、暁秀は若山から逆サイドに大きな展開、これを受けた江本が左足で絶妙なクロスを上げ、佐藤が頭から飛び込み同点とします。

この同点弾で調子に乗った暁秀は、そこから猛攻を仕掛けます。名東はこの攻撃を持ち前の堅守で凌げればよかったのですが、システムをいじってしまっていた事が影響してか、暁秀の勢いを止めることが出来ませんでした。

名東のシステム変更(?)が一時的にうまくいったが、最終的にはそれによって相手を抑えきれず逆転を許してしまったという試合でした。

この試合、個人的には、暁秀の2年生MF6番の江本が目に付きました。左足からの正確なキックがチームの攻撃をコントロールしていました。あと10番のFW佐藤の動きも良かったです。


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磐田Y 5-0 磐田東

得点
前半20分 上村がクロスを胸トラップしてシュート
後半15分 上村のCKを永井が頭で決める
後半20分 小川のPK
後半23分 山下のPK
後半35分 清水から山下へくさびのパス、山下が振り向きながらナイストラップ、そのまま決める

磐田Yスタメン
       1大杉
2湯本 5小川 3永井 13竹田
    10上村 23和久田
  15清水      8鈴木貴
    9山下 18塚田

交代
鈴木→14鈴木凱(怪我による交代)
和久田→20高山
塚田→6鶴岡
山下→12奥澤(DH、上村がFWに入る)


磐田東スタメン
      1杉原
5野村 4鈴木 3後藤 2安藤
    8黒田 7宇佐美
 10加藤       13寺田
    11若松 14田中

交代
田中→22笹田(2列目、加藤がFW) 
寺田→24
黒田→19
加藤→17


感想
後半15分位までは磐田東は良く頑張っていたと思います。とても1位と最下位チームの対戦とは思えない緊迫した試合展開でした。磐田東はガチガチに守るわけではなく、自分たちのサッカーでシュートまではなかなかいけませんでしたが、一方的に磐田Yに攻め込まれることはありませんでした。CKからの2失点目で集中がきれたのかPKを連続で与えてしまいました。これはDFの集中が切れると連続で失点してしまう今年の悪い磐田東そのままでした。
磐田Yは明誠・磐田東と連勝ですが、内容は決して良いとは言えません。特にゴール前での迫力不足は深刻です。ほとんどの選手が崩すことばかり考えており、強引にシュートに行くシーンがほとんどありません。これは以前からずっと言っていることですが改善の兆しがまだ見えない状態です。


今日、静学も勝ったようで、静学・磐田Y・明誠が高円宮杯出場を決めました。グランパスの昨年の準優勝による3枠維持とそのグランパスの不調に助けられたシーズンでした。