まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『模範刑事(原題)』7話まで

2021-09-07 16:52:35 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

カン刑事は、昔、イ・デチョルを取り調べた時の事を思い出していました。

デチョルが必死に無実を訴えるのを無視し、訴える姿を見て、ふと犯人ではないんじゃないかと言う考えが頭を過るのを、必死に打ち消そうとした自分のことを。

調書に、その時々の反省等を書き加えました。いかにデチョルの言葉を無視し、確認を怠り、警察にとって都合の良い供述になるよう誘導したかを。

おそらく刑事としての罪悪感と羞恥心がこみ上げてきたんじゃないでしょうか。

それでも、自分の事より、捜査側の事より、デチョルの事を優先しました。事実を優先しました。

ジヒョクにも、ソ弁護士にも、その気持ちは伝わりました。

 

ところがです。

報告に行ったソ弁護士に、デチョルは言ったのです。

「静かに死なせてください。」

 

囚人仲間が、デチョルにウネの動画を見せたのです。あのボスが撮ったウネがてんかんの発作を起こしている動画です。

デチョル、どういう状況か理解出来なかったのかもしれません。ただ、ウネが危険な目に遭うと言う事だけ。

 

ソ弁護士から話を聞いたカン刑事とジヒョクが、デチョルに面会に行きました。

デチョルは、カン刑事に怒りをぶつけました。

何故考えを変えたと聞いても、もういいと言うだけ。

ただ、ウネの面倒をカン刑事が見ているとジヒョクが言ったら、表情が変わりました。

ウネが発作を起こしているのは、またカン刑事が関わっていると誤解したのです。

血相変えてカン刑事につかみかかりました。

「ウネに頼まれたんだ、助けてくれと。あの子のために生きろ。」

その言葉を聞いて、デチョルは自分が誤解したと気付きました。

ウネの動画を見せたのは別の者で、自分の死を望んでいる奴だと察したのでしょう。再審請求などと言う余計な事をするなと言う脅しだと気付いたのです。

鋭いジヒョクは、何かあると気付きました。

一つだけ頼みがある・・・とデチョルが言いました。

「ウネが結婚するとき僕の代わりに娘に付き添ってほしい。お前のすることはそれで終わりだ。」

カン刑事はショックを受けました。涙がこぼれてきました。この計画が失敗するということは、そう言う事なんだと改めて感じたでしょうね。

 

ジヒョクは、デチョルが何故ウネの体調を知っているのかと不審に思い、捜査しました。

ウネ自身はそれを否定しました。あの1回だけで、その後面会に行っていないと。

ただ、不良たちのボスの前で発作を起こして倒れたことがあると言いました。それで分かりました、ジヒョク。

そうなったら、もうボスを痛めつけて証言を引き出すだけです。

あっという間にボスを痛めつけ、事情を白状させました。

ウネが発作を起こしている動画を取り、チョ・ソンデに渡し、後ろにいるオ・ジョンテが動いたということです。

 

ユ議員の聴聞会が開かれました。法務部長官候補者対して行われるモノのようですね。

ここで、ユ議員は、オ・ジョンテとの関わりを追及されました。

勿論、ユ議員は疑われるような事はないと関係を否定。ジョンテの父には会ったことがあるが、ジョンテとは会ったことは無いと言いました。

しかし、ジョンテにも出頭要請が出ました。

渋るジョンテに、ユ・ジョンソクは罰金で済むので出なくて良いと言いました。強制権は無いからと。

 

しかし、ジョンテは聴聞会に出頭したのです。ユ・ジョンソクの言葉に従わなかったわけです。

聴聞会に詰め掛けているマスコミの中に、ユ・ジョンソクもいました。

ジョンテがどういう考えで出席を決めたのか、何を話すつもりなのか、確かめたかったのでしょう。脅しの意味もあったかも。

ジョンテは、ユ議員の証言を覆し、何度も会ったことがあると証言しました。一応、忙しいので忘れているのかも・・・とフォローはしましたが。

また、事業協力についても、自分は依頼したが、ユ議員は断ったと言いました。そのため、自力で成し遂げたと。

「土台はジョンテの父親が作った会社で、その過程においてユ議員と関りがあったのは確かだが、不適切な処理が一つでも明らかになれば、私は全ての事業を諦めます。」

一見するところ、ジョンテはユ議員の潔白を証言したように聞こえますが、ユ議員とユ・ジョンソクにとっては脅しと聞こえました。いつでも不正を証明することが出来るんだぞという脅しです。

ユ兄弟とジョンテ、決して信頼し合ってるわけじゃありません。お互い利益を得られるならば手を組むが、いつでも敵になる事が出来るという関係ですね。

しかし、事業をいつでも諦められると言うのですから、ジョンテが守りたいのは金じゃない・・・と、ユ議員。

いったい何が目的なのか、まだ分かりません。

 

ユ・ジョンソクは、チン記者に言いました。ジョンテが真犯人だと言う証拠を掴めと。

ジョンテに優位に立たれたくは無いのですね。ジョンテの弱点を掴むことで、勝手な行動をしないよう、抑え込みたいのでしょうね。

チン記者は、聴聞会の中継を見ていました。ユ・ジョンソクがその場にいたのも確認していました。

今、この時点でジョンテが真犯人だとされたら、ユ議員は苦境に陥ってしまうのは確かです。

躊躇した様子を見せたチン記者に、ユ・ジョンソクは意に介する様子を見せずに背中を押しました。

 

ナムチーム長は、ソ弁護士がイ・デチョルの再審請求を担当していると知りました。

カン刑事とつながりがある弁護士だということも。

今回のデチョルの再審も、カン刑事の仕業だと。

ムン署長、まんまと騙されたと知りました。

 

ナムチーム長は、2チームのPC等を探り、例のイ・デチョルのアリバイを証明する映像を発見しました。

ナムチーム長は、お初の映像だったようです。

ムン署長に見せました。

誰にも言うな・・・とムン署長。

この映像、実はムン署長は見たことがありました。事件当時、チャン刑事から見せられ、デチョルの無実を証明するものだと言われたのです。

そして、検事に報告するからと言って、チャン刑事からメモリを受けとっていました。

一体その映像が、どこからここに送られて来たの?

 

カン刑事を、イ・デチョル事件のもう一人の被害者チャン刑事の妻が訪ねて来ました。

殉職扱いになっているからこそ、残された自分と娘の生活が成り立っているのだと言いました。見舞金や補償金等が出るということですね?

デチョルが無実となったら、殉職は取り消される可能性があるんだとか。

正直なところ、誰に殺されたかは、遺族にとって問題じゃないんだと言いました。

チャン刑事も真犯人が捕まってほしいと願ってる筈だとカン刑事が言いました。

でもね、妻は言ったのです、刑事だから何なんですか?そんな立派なものなのかと。

カン刑事、何も言葉が出ませんでした。

 

しこたまお酒を飲んだカン刑事。

そんな時、妹からも散々悪態をつかれたのです。

チンピラと変わりないと。

チャン刑事の妻の言葉が脳裏を巡りました。

 

ムン署長は、デチョルのアリバイ映像をチョン検事に送りました。

チョン検事、ムン署長と同じ穴の狢のようです。映像を知っていました。

当時の担当検事だったようで。今回も担当となりました。何としても抑え込むつもりのようです。

 

カン刑事とジヒョクは、デチョルにウネの映像を見せた人物を特定しました。

脅して同じ方法でデチョルにまた映像を見せさせました。

内容は全く別でした。

ボスが事の次第を説明し、謝罪するものでした。今後は一切手を出さない、近づかないと。

そして、映像を見せた囚人仲間の男が袖をまくって見せました。

そこには、マジックで書かれていました。

『ウネの結婚式には父親が行く』

デチョル、カン刑事だ・・・と分かりました。その思いも真実だと。

そして、公判が開始されたのです。

 

傍聴席にウネの姿を見つけたデチョル。

優しく微笑んで見せました。

ソ弁護士は、ユン・ジソン事件に絞って、警察の捜査の不備を指摘。

アリバイを証明する映像も示されました。

そして、オ・ジョンテのアリバイを証明した映像は、捏造された可能性があると主張。

すると、チョン検事が指摘。デチョルのアリバイを証明する映像にも捏造の可能性は無いのか?と。

 

この公判を、ユン捜査官も傍聴していました。

どうせなら勝ってください・・・と、カン刑事に言いました。

「あなたの様には生きられません。しかし、警察組織にはカン刑事のような人も必要です。かと言って、あなたに私を非難する資格はありません。家族同然だった警察を敵にしたのよ。」

カン刑事も、十分感じていました。家族の罪を問うていると。

 

ジヒョクが重要なネタを発見しました。

事件当夜、オ・ジョンテが飲酒運転の容疑で検挙されていたのです。ユン・ジソンの遺体遺棄現場から13キロの地点でした。

Uターンして現場に戻ろうとしていたように思えました。

「大事な物を落としたのでは?」

と、ジヒョク。それが、ジヒョクがオークションで落札した例の時計だとジヒョクは考えていました。

 

その時計を競売に出したのは、チャン刑事の妻だと既に分かっています。

何処から手に入れたのか、カン刑事とジヒョクが問いました。

自分が持っていたモノだと嘘を言うチャン刑事の妻。

しかし、それが殺人事件の容疑者の物だとジヒョクが告げた瞬間、妻の顔が強張りました。

ナムチーム長から貰ったものでした。

ナムチーム長は、遺体発見現場で、その時計を見つけたのです。そしてそのまま自分のモノにしたと言うわけですね。

法廷で証言出来ますか?とジヒョク。

迷った挙句、妻は頷きました。証言すると言いました。

 

チン記者の再審公判の記事が出ました。

実名は出ていないけど、自分だと思ったジョンテは、ユ・ジョンソクに抗議して来ました。

「守るべき一線を越えなければ無事に終わります。」

と、ユ・ジョンソク。

すると、ジョンテが言いました。

「ユ議員の法務部長菅就任おめでとうございます。長くその座にいてほしいものです。」

どっちもどっちだね。


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