まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『模範刑事(原題)』3話まで

2021-08-29 22:18:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

イ・ウネはてんかんの発作でした。

担ぎ込んだ病院で治療を受けさせたジヒョク。入院の必要は無いと医師に言われましたが、無理やり入院させました。

行く充てが無いわけですからね。病院のベッドででもゆっくりと寝かせてやりたいですわな。

見張りの警官もつけました。容疑者ではなく、証人保護が目的だと言って。

 

強力2チームの面々は、ムン署長の奢りで焼肉を食べに行っていました。

今回のパク・ゴノの件での騒動を慰労する意味です。

でもね、ムン署長の本心は、これ以上イ・デチョルの事件を追うなと言う無言のプレッシャーの意味の方が強かったと思われます。

カン刑事が、イ・デチョルの事件の事を持ち出すと、途端に機嫌を悪くしました。

でもね、結局、カン刑事はその場の空気を読み、ウチーム長と共に誤魔化しました。ムン署長の意向に沿う姿勢を示したのです。卑屈になる気持ちを必死に押さえました。

 

だからと言って、同僚たちも納得したわけではありません。無実かもしれない証拠が出て来たのですからね。

このまま無視を決め込む気にはなれませんでした。再捜査すべきじゃないかと思っていました。

刑事としてのプライドと使命感・・・ですよね。

カン刑事も勿論悩んでいました。

同期で唯一昇進していないそうで。そのいたたまれない気持ちと、真犯人逮捕の使命感の間で揺れていました。

ウチーム長は、チーム員たちはカン刑事を一番信頼しているのを知っています。

だからこそ、カン刑事の口から再捜査はしないと言って、諦めさせてほしいと言いました。

カン刑事はそうしました。悶々とする気持ちを必死に押さえて。

 

チン記者の元にも、イ・デチョルのアリバイを証明できる映像が送られて来ていました。

いったい誰からカン刑事とチン記者の双方に送るなんて。

いっそのこと、マスコミ各社に送れば、話は早いと思うんだけどね、あたしゃ

死刑執行者の名簿にイ・デチョルの名前があることを知ったチン記者。焦りました。

 

ジヒョクは例の自分が競売で競り落とした腕時計の出所を調べていました。

ナムチーム長が、一目見るなり、それが偽物だと言ったからです。

出品した店の者は、盗品じゃないと断言。

ジヒョクが前の持ち主について聞くと、言えないと一旦は断りましたが、刑事だと分かると渋々答えました。

40代の女性だと言う事と、電話番号を教えました。名前は知らないと言いました。

 

この時計、どうもジヒョクの父の形見のようです。

以前、伯父から時計について聞かれたことがありました。書斎から盗んで行ったのか?と。

違うとジヒョクは答えました。

すると、伯父はジョンテが嘘をついたのか・・・と呟きました。

この会話を、ジヒョクは録音していました。あの日時は2015年11月6日となってます・・・よね?これって、イ・デチョルの事件が起こった数日後じゃない

何か関係がありそう。

 

ジヒョクは伯父が言った“ジョンテ”に会いに行きました。従兄ですね。

怖いもの知らずの会社代表です。と言うよりは、ワンマンでやりたい放題、部下を殴るなんて日常茶飯事のようです。

ジヒョクが行った時も、部下を殴りつけてる最中でした。他の社員の前で。

腕時計が競売にかけられていたことを知っていました。

幼い頃のトラウマで社会生活を送れないかと心配した・・・なんて、口では優しい事を言いますが、内心では警戒してる雰囲気です。

しかし、ジヒョクも負けてはいません。ジョンテが何をしでかすかわからないから傍で支えてあげないと・・・と言いました。

ここで分かったのは、ジヒョクの父親は殺されたということ。そして、ジヒョクだけがその莫大な遺産を受け継いだってこと。家族と呼べる人は一人もいないようです。

この二人、一応顔は穏やかな笑顔を見せあっていますが、内心は全くべつもののようですね。

 

パク・ゴノが釈放されました。

すぐに何者かから電話が入りました。パク・ゴノは先輩と呼んでいます。

パク・ゴノの先輩は、以前、看守だった彼にイ・デチョルを殺せと指示したようです。その指示を出した人に会わせてほしいと、パク・ゴノは言いました。

相手が躊躇すると、検察に戻って話していないことがあると言いましょうか?と脅しました。

また連絡すると言って電話は切れました。

 

パク・ゴノを見つけたチン記者が声をかけて来ました。

パク・ゴノは警察と同様マスコミも信用してはいません。警戒して、露悪的な事ばかり言いました。

そんな言葉に惑わされるチン記者ではありません。

「イ・デチョルの無実を確信してますね。」

と、パク・ゴノを真っ直ぐに見つめながら言いました。

チン記者にもパク・ゴノと同じ思いをしたことがあるようです。同じように人権委員会に行き、捜査機関に再捜査願いを出し、大統領府のHPにも請願を出し、再審担当の弁護士にも会い、そのすべてに証拠を出せと言われて行き詰って来たようです。

現に、パク・ゴノも同じ道を辿っていました。

チン記者もパク・ゴノも確たる証拠を持っているわけではなく、確たる信用を持っているだけだったのです。

パク・ゴノは思いを共有する相手に出会えたと思ったようです。

イ・デチョルに濡れ衣を着せたヤツが俺の所に来るはずだと言いました。そうしたら連絡すると。

それにしても、チン記者がそれほどまでに必死になった相手とは、いったい誰なんでしょう。何があったのでしょう。気になります。

 

パク・ゴノが看守の時、イ・デチョルを死にそうになるまで暴行したことがありました。

それは、“先輩”からお金と引き換えに受けた事でした。

寸でのところで他の看守が発見し、止めたために、大事には至らなかったのですが。

事情を聞かれ、イ・デチョルはパク・ゴノを庇いました。自分が死にたかったから、先に殴ったんだと言ったのです。殺してほしいと思ったんだと。

パク・ゴノはその時、イ・デチョルが無実だと察したようです。

 

ジヒョクは腕時計の前の持ち主を突き止めました。

なんと、それはチン記者が以前訪ねた犯罪被害者の妻でした。ナムチーム長と親しげにしていた。

 

ムン署長は、今度は懐柔策に出ました。

カン刑事が昇進できるように審査員たちの前で散々持ち上げたのです。

そして、数日休めと言いました。ユン捜査官の調査があることを知っていました。休んでいる間に、それを片付けてやると言ったのです。

カン刑事は、従うしかありませんでした。

 

その直後、イ・デチョルを含む数名の死刑執行が決まったというニュースが流れたのです。

2チームの面々は、言葉も出ません。

カン刑事は、同僚の視線を全身に感じながら、休暇を取ると言って出て行きました。

でもね、行先は、イ・デチョルのアリバイとなってる仕事先でした。

示し合わせたわけでもないのに、ジヒョクもやって来ました。

初めて意見が一致しました。相棒らしくなってきました。

 

アリバイの映像を持っていたのは殺されたチャン刑事だと思われました。

名刺があったんだそうです。・・・えーとぉ、それ、見逃したかしら

チャン刑事はイ・デチョルの無実を知っていたことになります。隠ぺいした理由が分かりません。

当時、チャン刑事はナムチーム長が相棒でした。・・・繋がったね、ナムチーム長。

 

そこに、チン記者もやって来ました。アリバイの映像がカン刑事にも届いていると察していました。

チン記者は言いました。

イ・デチョルの無実を信じているのは、キム元地検長とパク・ゴノで、2人とも無罪になっても何の得も無いことが共通点だと。一方、有罪を主張する人の共通点は相当な不利益が生じる事。

「どちらを信じろと?」

そして、もしこのまま死刑になってしまったら、カン刑事たちは一生苦しむことになります・・・と。

でも、ジヒョクは、そんなことを考えていたら、刑事は務まらないと、一蹴。

チン記者は、ジヒョクに反感を持ちました。

 

その頃、パク・ゴノは指定された場所にやって来ていました。用心のために、ナイフを忍ばせています。

来ていたのは“先輩”だけでした。

気が変わったようだと、先輩は言いました。

パク・ゴノは、イ・デチョル殺害を指示した人物を教えてくれと言いました。万が一先輩がいなくなったら、その人物の存在を知る者はいなくなると。先輩の安全のためにも、教えてくれと。

説得する・・・と、先輩は帰って行きました。

廃ビルの上から先輩の後姿を見ていたパク・ゴノが襲われました。先輩は知っていたのです。

 

格闘となりました。

ナイフを奪われ、足を切られてしまったパク・ゴノ。

必死にに反撃し、逃げました。

そして、途中で密かに自分を襲った人物を撮ったのです。

チン記者に連絡を入れました。

あいつと会って写真を撮った、それを送る・・・と早口で伝えました。

しかし、写真が送信されて来ません。

 

何かあった・・・とチン記者も、一緒にいたカン刑事とジヒョクも思いました。

すぐに携帯の位置を追跡。

しかし、遅かった・・・。

パク・ゴノは転落死体となって発見されたのです。

 

何故か、死体を発見したカン刑事の2チームではなく、1チームの担当となりました。

どうもムン署長の指示のようです。

どうしようも無いので、一旦は引き上げたカン刑事たち。

しかし、携帯が見つかっていない事を知り、こっそりと現場に引き返しました。

 

朝になって、血痕を辿って行った先で、見つけました、携帯を。

写真も残っていました。

そして、写っていたのです、襲った犯人が。

キム元地検長の部下です

その時、チン記者は、その部下の運転する車に乗っていました

危ない

 

ナムチーム長も、パク・ゴノの携帯が見つかっていない事を知り、探しに来ました。ジヒョクも探していると気付いたので、焦っていました。

でもね、既にカン刑事とジヒョクが発見して持ち帰った後でした。


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『模範刑事(原題)』2話まで

2021-08-29 11:33:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

海岸で発見された女子高生の遺体。

カン刑事とジヒョクは現場に駆け付け、遺体の確認をしました。

はっきりとは判別出来ませんでしたが、イ・ウネではないと思えました。

実際、別人だということが後日判明しました。

 

パク・ゴノは看守だった時、散々にイ・デチョルに暴行を加えていました。

それを、宣教師になった今、悔いています。

 

仁川西部警察署長のムン・サンボムは、ウチーム長から事の次第を聞き、捜索班を撤収させろと言いました。

パク・ゴノの自作自演の可能性が高いと言いました。流石です

そして、絶対に記者には気づかれない様にしろと言いました。ネタにされやすい事件だからと言うのがその理由です。

それだけじゃなく、巻き添えをくらうからだと聞いたカン刑事は言いました。

イ・デチョルを捕まえた時、ムン署長は捜査課長だったんだとか。事件を掘り返して何かあったら、一番責任が重いわけですから。

 

チン記者は元地検長のキム・ギテに呼びだされました。

現在キム元地検長は拘置所にいます。そうなったのはチン記者の記事が元だったようです。だからと言って、特に怒ってる様子は見えません。見せないだけかしら

キム元地検長は、チン記者の記事を読んだと言いました。犯罪被害者遺族についての記事です。

読んで、昔のことを後悔したと。正したいと。

「イ・デチョルだが・・・。俺が検事部長の時に死刑囚にしたやつだ。そいつは、無実だ。」

刑事、検事、裁判官によって犯人に仕立て上げられたんだと、キム元地検長は言いました。最後の仕上げをしたのは、チン記者、君だとね。

 

ジヒョクは、強力1チームのナムチーム長が気になっていました。ちらっと見ただけで腕時計の価値が正確に分かるなんて、普通の刑事じゃないと感じたのでしょう。

実際、何やらきな臭くなってきましたよ。

イ・デチョルを逮捕したのはカン刑事でしたが、犯人だと断定する根拠はナムチーム長が揃えた捜査資料に基づくものだったようですから。

実際、逮捕した時のイ・デチョルの様子は、とても凶悪犯とは思えない穏やかさ、優しさを感じさせるものでしたしね。必ず誤解は解けると言う感じで、晩御飯は一緒に・・・とウネに言っていました。

パク・ゴノの行動の動機を考えると、イ・デチョルの一件が関わっていると思わざるをえません。不安になったカン刑事は、ナムチーム長に確認しました。何か気になることは無かったか?と。

「何も無かった。」

と、ナムチーム長はきっぱり。他人が何を言おうと自分を信じて進めばいいんだ・・・なんてね。

それでも、カン刑事はすっきりしません。

 

ジヒョクはチャン・ユナが売春していると察知。ばらされたくなかったら・・・と、今回の通報した裏事情を聞き出しました。

どうも、ウネ本人から頼まれたようですね。

ウネも、売春グループにいるのです。属しているのか定かじゃありませんが、知り合いだと言う事は確認できました。

ここで余談を一つ。ジヒョク・・・チャン・スンジョssiの走り方、「ボイス」で見たイ・ジヌクssiの走り方に似てる気がするんですけどあまり足が上がっていないと言うか・・・。スピードをセーブしてるからかしら

 

ジヒョクとカン刑事はパク・ゴノを騙して自供を引き出そうと考えました。

で、ウネの死体が見つかったと言ったのです。パク・ゴノは殺して埋めたと言ったが、別の場所で発見されたと。遺書が見つかったから自殺だと思われるとね。

そして、ウネと共謀したんだろ?と。しかし、ウネはその芝居を真実にしたかったのでは?と。

一芝居打ったのですが、パク・ゴノは騙されませんでした。一瞬は動揺を見せましたが・・・。

「お前たちの思い通りにはさせない。弁護士を呼んでくれ。」

冷静にパク・ゴノは言いました。

 

俺は殺人犯だと思うか?とパク・ゴノ。

そう思うなら殺人犯にしろ。きっちりしろ。得意だろ・・・と。

その言葉を聞くと、イ・デチョルの件と被りますよね。カン刑事もジヒョクもそう思ったでしょうね。

 

チン記者は、カン刑事に話を聞こうと呼び出しました。

カン刑事は気づかれてはいけないと、必死に平静に対応しようとしました。チン記者は直球でした。

「イ・デチョルが犯人だと思いますか?」

勿論だと答えたカン刑事。そして、質問の理由を反対に聞きました。

「デチョルの無実を主張する通報がありました。通報者が誰かは言えません。」

カン刑事が何も言わないと見ると、記事にすると言いました。信頼できる情報提供者なので十分記事は書けると。

マズいです。

カン刑事は譲歩しました。

チン記者から情報提供者が当時の部長検事キム元地検長だと聞き、現在捜査中のパク・ゴノの一件を打ち明けたのです。

 

パク・ゴノの事が記事になりました。

記者が留置所に口実を設けて入り込み、勘を働かせて、一言コメントを取ったのです。

パク・ゴノもチャンスと見た感じでした。

これで、検察が乗り出して来ました。パク・ゴノを一刻も早く検察に送れと指示して来ました。

こうなると、非公開での捜査は難しくなりました。

イ・デチョル事件との関わりを気づかれたくないムン署長は、全く関係のない所を捜索させました。

マスコミを上手く誘導出来たと思ったのもつかの間。マスコミに一斉にパク・ゴノの検察送致のニュースが入ったので、記者たちが西部警察署に集まってしまいました。

 

ジヒョクはパク・ゴノのカードが使用されていることから、ウネがそのカードを持っていると確信。

使用先を当たり、ウネを探しました。

 

検察がやってきて、直接パク・ゴノを送致すると、留置所から連れ出しました。

記者たちが彼の周りに殺到。

もみくちゃになりながら、パク・ゴノが訴えました。

これを待っていたのかもしれません。

 

「イ・デチョルの娘ウネを拉致し殺したと自白しました。何故だと思いますか?真実を言っても、誰も信じてくれないからです。宣教師が女子高生を殺したと言えば、発言する内容に注目が集まるからです。今日、僕は神の御名によって真実だけを話します。死刑囚イ・デチョルは無実です。5年間、殺人犯と言う汚名を着せられ生きて来ました。再捜査が行われるよう助けてください。」

その時、パク・ゴノを呼ぶ声が。

イ・ウネ本人でした。ジヒョクたちが探し出したようですね。

もう諦めて・・・とウネは言いました。

 

マスコミは、今度はウネに殺到。

口々に質問をぶつけ、もう、大混乱。

その渦中のウネはパニックを起こしそうです。記者からカメラを取り上げ、叩きつけて壊しました。

「知っての通り、私は殺人犯の娘よ。ここで跪いて謝ればいい舌を噛んで死ねばいい

叫んだと思うと、本当に舌を噛んだウネ。血が口に滲んで来ました。

沈黙が支配し、誰も声を出せません。

ウネはそのまま集団に背を向け、去って行きました。

 

追おうとしたチン記者を、ジヒョクが止めました。

警察はあの子を保護する義務があります・・・と。

 

ウチーム長が今回の騒動について正式に発表しました。

パク・ゴノの自作自演だったと。

 

このニュースを見ていた人の中に、ユン捜査官もいました。

彼女はイ・デチョルの事件当時、刑事でした。

証拠のナイフを紛失してしまい、カン刑事から大目玉をくらいました。

しかし、そのナイフ、ムン署長が持っていました。ユン捜査官が自分に預けたのを忘れていたなんて言いましたが、今考えると、怪しいですよね。

結局、それで一件落着したわけですが、ユン捜査官は今でもそれを鮮明に憶えています、罪悪感と共に。

 

ウネに行く場所はありません。結局、売春をやってる仲間のところしか。

でも、ジヒョクに知られたことで激怒したボスがウネをたたき出したのです。

ジヒョクはその様子を見ていました。

あてもなく歩くウネの少し後ろをついて行きました。

ウネはパク・ゴノのカードを折って捨てました。そして、ビールを万引きし、逃走したのです。

追ったジヒョクが見つけた時、ウネは引きつけの発作を起こして倒れでいました。パク・ゴノと同じです。

 

カン刑事に通報が入りました。メールを送ったから見てくれと言う。

添付されていたのは、なんと、イ・デチョルのアリバイを示す映像。

事件が起こった時、イ・デチョルは仕事をしていたのです。

当時、何故これが見つからなかったの


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