まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『哲仁王后(原題)』5話まで

2021-08-01 15:19:43 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ボンファンは、元々負けず嫌い。特に、好きな女性の前で自分よりカッコよく振舞う男性には絶対に負けたくないのです。

この場合は、哲宗がそれ。

一目ぼれしたファジンを庇って剣を握った哲宗の姿はとってもカッコよく見えたんです。

哲宗の方が自分よりカッコ良いとファジンが思うのは我慢ならないんですね。

で、しゃしゃり出たってわけ。

ま、今夜にも自分は現代に戻るんだから、あとはどーとでもなって良いという気持ちもありました。

 

ファジンは、ソヨンが事情を知っているのに黙ったままでいるのが悔しくてなりません。

ソヨンさえ事情を話してくれれば、自分も哲宗も死なずに済むと思っていたでしょう。しかし、そんな事は怒る筈は無いと。

ところが、案に相違してソヨンが自分の前に座り、自害しようとしたと堂々と話したので、驚きました。

哲宗は、猶更です。

 

驚いたのは大王大妃たちも同じ。

まさか、絶好の機会をソヨンが潰してしまうなんて、予想もしていなかったでしょう。

激怒して、理由を問いました。

ソヨンはそこまで考えていませんでしたから、言葉に詰まってしまいました。

そしたら、ラッキーにも後ろでファジンが倒れちゃった。

それを見たソヨンも、バッタリと倒れて見せました。勿論、仮病。

結局、ソヨンは下の者を救うために嘘を言っているのだと言うキム・ジャグンの言葉でその場はお開きとなりました。

 

哲宗は倒れたファジンを抱き上げました。王妃じゃなく側室を・・・です。

それを見たビョンインは、つかつかとやってきて、ソヨンを抱き上げたのです。哲宗を睨みつけていました。

 

ソヨンが事故じゃなく、襲われたのでもなく、自害しようとしたと知り、ソヨン父は大きなショックを受け、泣き崩れました。

チェ尚宮も、ホンヨンも、苦しみに気づいてあげられなくて・・・と号泣。

ソヨンは起き上がるタイミングを失ってしまい、狸寝入りするしかありませんでした。

申し訳ないけど、私はこのシーンで噴き出してしまいました チェ尚宮の泣き方が上手くて、笑えて

 

ショックなのは、ビョンインも同じです。

どうして自分と逢った直後に自害しようとしたのか、その理由が分かりませんでした。

王宮に入るのを本当に嬉しそうに幸せそうに語っていたのに、直後に王宮から飛び出してきたわけですから。何があったのか気になりました。もしかしたら、自分とのことが原因なのかとも思いましたが・・・。

しかし、哲宗がファジンを愛しているのは、今日の言動でも明らかになりました。それが原因だったのかもしれないと、ビョンインは思いました。

 

実は、ソヨンは自害を図った同じ日、大王大妃の元を訪ね、王宮から出たいと言っていたのです。

自分には国母は務まらないと言うのが理由でした。

このところの横暴な振る舞いは、王妃の座に就く資格はないと思わせるため、わざとしていた事でした。

しかし、大王大妃は聞き入れませんでした。

王妃になってキム氏に貢献することこそ、ソヨンの生きる運命であり存在する理由なのだと。

その事実があるので、今日のソヨンの言動も、お王妃にならないための芝居かもしれないと考えました。

 

狸寝入りしていたソヨンは、本当に寝入ってしまいました。

起きるともう夜も更けていました。

池の水もいっぱいになったことだろうと、ウキウキと池に向かいました。

流石に世話になったホンヨンやチェ尚宮と別れるのは寂しいけど、仕方がありません。本当の自分に戻るためには。

お礼に一言ホンヨンに言いました。子孫に言い伝えるんだぞと。

「江南に土地を買え。」

 

ところがですよ。

池に行ってみると、まだ女官たちが水を運んでいるじゃありませんか。

井戸が枯れてしまったから、遠くから運んでいるので、まだ半月ほどは時間がかかると内官が言いました。

・・・ですよ、ソヨン。

何とかなるかもしれないと、池に行こうとしたら、ホンヨンが足を捕まえて止めました。

ソヨンの様子を見て、また池に飛び込んで死のうとしていると察したのです。

チェ尚宮も駆けて来て足に縋りました。

断念するしかありませんでした。水も足りませんしね。

 

大王大妃がソヨンを呼びました。キム・ジャグンも同席していました。

命を捨てたくなるほどに王妃の座が嫌なのかと大王大妃が問いました。だったら、望みを叶えてやると。

「王妃を廃位します。」

しかし、廃位された王妃は、自由になれるのではなく、一生を家の中で暮らさなくてはならなかったようで。ま、言わば、軟禁状態ってことかしら?

マズイと、ソヨンは思いました。

ここにある池じゃないと、現代には戻れないと思ってるからです。

それに、ソヨンは気づきました。大王大妃とキム・ジャグンの本当の狙いは王妃の廃位ではなく、上下関係の確認だと。つまり、ソヨンはあくまでも彼らの臣下に過ぎないと言う事を分からせようとしているのだと。

だったら、そう思わせておかなくては・・・とね。

キム・ジャグンがソヨンに聞きました。本当に王宮を出たいのかと。

「王宮で暮らしたいです。」

ソヨンははっきりと言いました。

大妃に弱みを握られたと大王大妃は心配しています。でも、キム・ジャグンは我々に弱点などないと言いました。

「問題になるなら、切り捨てるだけです。」

本心だとソヨンは感じました。警告だと。

 

哲宗もソヨンの言動で混乱していました。

永平君は、哲宗を抱き込むための策略かもしれないと言いました。

しかし、自害しようとしたというのは、本当だと思える哲宗。ならば自分はソヨンを二度殺したことになると思いました。想いを訴えたソヨンを冷たく突き放した時、そして先日。

ソヨン本人に聞こうと思いました。

で、ソヨンの元を訪ねて行ったのですが、生憎ソヨンは気分最悪の時。

まだこのコスプレを続けなくてはいけないことが分かったからです。大王大妃やキム・ジャグンには脅されるし。

 

やって来た哲宗に、ソヨンは怒りをぶつけました。

いつも以上に荒れ狂うソヨンには、哲宗が何を言っても無駄でした。

ただ、哲宗は、ソヨンが自分の気を引くために今回の行動を起こしたのではないと確信しました。

大王大妃には廃位すると言われたと聞き、ソヨンはキム氏とは別に動いているように思えました。

ビョンインは、覆面を哲宗のモノだとは知らないようだし。

 

そのビョンインは宮仕えすることを決意しました。

あの布が宮中のモノだと聞いたのも理由の一つでしょうが、ソヨンを守りたいと思ったからでしょう。

父のキム・ジャグンは一族の邪魔となる者は、誰であっても始末すると考えているようですからね。

ビョンインは義禁府に入りました。

下の位から始めて、自分の力で上を目指すとジャグンに言いました。

 

オウォルは永平君たちに救出され、治療を受けていました。

酷い怪我を負っているため、王宮から出なければいけなくなりました。王族以外は、怪我をしたら出宮すると言う決まりなんだそうです。

 

ところで、永平君はファジンのことを想っているように見えるのですが?

 

大王大妃はソヨンの作る料理じゃないと食欲がわかなくなっていました。

ソヨンはならば一押し・・・てな感じで、料理を温かいものは温かいまま運べる輿を準備。ま、デリバリーって感じ?

大王大妃は、出来たての“コロッケ”を大喜びでぱくつきました。

 

大妃はファジンを呼び、オウォルの件もキム氏がやったことで、彼らは手段を選ばないと言いました。

ファジンも、大妃の言葉を信じるようになりました。

そして、大妃に、助けてくれと言ったのです。

・・・が、その言葉には何か深い意味がありそうです。

 

ファジンは哲宗に秘密にしている事がありそうです。

それをソヨンは知っていました。

自害しようとした夜、ソヨンはファジンにそれを突きつけ、哲宗がそれを知ったら、恨まれると脅しました。そうなる前に王宮を去れと。

しかし、ファジンは反対にソヨンに言いました。哲宗を殺そうとしたのを知っていると。

ソヨンよりファジンの方が一枚上手だったようです。

直後、ソヨンはファジンの目の前で池に身を投げたのです。ファジンはソヨンを見捨ててその場を去りました。

 

雨が降り出しました。大雨になると聞き、池も満杯になるとソヨンは思いました。

大喜びで雨に打たれながら騒ぎました。

それを、偶然哲宗が見かけました。

見た事のない踊り・・・ダンスをするソヨン。相変わらずソヨンの言動は予測不可能です。

 

謝りに来た・・・と哲宗。

先日のソヨンの激怒に対してです。

ソヨンはもういいと言いました。

でも、哲宗はそうは行きません。

「謝罪で大事なのは、受ける人がどう思うかだ。」

その言葉遣いが気に入らない哲宗。いつまでそんな言葉づかいをするのだと言いました。

「今日まで。明日には全部元に戻る。」

と、ソヨン。

哲宗、やっぱりソヨンの言葉の意味が全く理解出来ません。

 

ソヨンはその夜、一人で部屋を抜け出し、池に向かいました。

池のほとりの石に言葉を刻みました。

“ここに来たり チャン・ボンファン”

そして、飛び込んだのです。

が、息が詰まるだけで何も起こりません。溺れかけた時、遠くに哲宗の姿が見えました。

自分の方に向かって泳いできます。

哲宗は、暴れるソヨンを抱きかかえ、浮上していきました。


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「哲仁王后 竹の森(原題)」放送決定!

2021-08-01 08:40:35 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

ドラマ本編終了後、人気の高さに哲宗とソヨンの裏話を描いたものが作られたそうです

「竹の森(原題)」「ビハインド(原題)」

どちらも2話ずつってことでしょうか

楽しみ~っ

 

まずは、「竹の森(原題)」

放送日:9月18日(土)23:00~1:00

 

詳細は、こちらから。

ブログでの記事は、こちらから。


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『メモリスト(原題)』6話まで

2021-08-01 00:24:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソンミは生まれてすぐに母を亡くし、父と二人で生きて来ました。

その父が、ある夜、何者かに殺されてしまったのです。

たまたま、戸棚の中にいたソンミはそれを鍵穴から目撃。その戸棚は、ソンミにとって隠れ家のような所でした。だから、犯人も気づかなかったのでしょう。

稲光に映し出された犯人の左の耳のところに傷痕があるのを、ソンミは目撃していました。

必死に祈りの言葉をつぶやき、衝撃に耐えたソンミでした。

 

その時の情景と同じように石膏で固められた死体が置かれていたわけです。

パニックを起こしそうになってもしょうがないです。

その時、トン・べクが飛び込んで来ました。

ソンミは、トン・べクがあまりに早くここに現れたことで、更に怪しみました。

トン・べクはここにたどり着いた経緯を手短に話しました。

新聞の数字から、ナム博士に行きついた。その時にナム博士が呟いたキム・ソミという名。

PTSDの治療を受けていたキム・ソミが書いていた鍵穴から見た殺人の絵が、ナム博士の記憶の中にありました。そしてそれと似たものを、以前、偶然触れたソンミの記憶の中に見ていたことを思い出したのです。

その時、キム・ソミ=ソンミだとトン・べクは気づいたのです。

 

「犯人は挑戦状をたたきつけて来たんだ。ハン・ソンミ警視正だけじゃなく、僕の過去も同じように侮辱された。」

どんな過去か言いなさい・・・とソンミ。

銃口をトン・べクに向けていました。まだトン・べクを信用できないでいるのです。

トン・べクは、パク・ギダンに届けられた絵の写真を見せました。

「僕には子供の頃の記憶が殆どない。一つだけ覚えているのは、女性の姿。死にそうな女性の姿だ。この絵と同じだ。おそらく母だと思う。僕の唯一の記憶を弄んだんだ。」

僕たちに共通の敵が現れたんだ・・・。

 

ソンミは、この情報を、二人だけの秘密にしておくようトン・べクに言いました。

理由を聞いたトン・べクに、ソンミは言いました。

「近くにいるからよ。私たちの親を殺した人が犯人よ。」

しかし、トン・べクは、ソンミ父を殺した犯人が、今回の事件の犯人だと思うが、自分とは違うと言いました。なぜなら、トン・べクの記憶を知る者はたった一人を除いて他にはいないからだと。

唯一話した人には、秘密にしてくれと言ってあると、トン・べクは言いました。

 

ソンミは、トン・べクを自宅に連れて行きました。

殺風景なソンミの部屋には、壁いっぱいに父親の事件の資料が貼られていました。

韓国ドラマでは定番のシーンですね。写真やらメモやらを、壁いっぱいに貼り付ける、あれです。

 

父が殺された後、ソンミは一人で事件を追っていました。

犯人のプロファイリングをしたのです。幼い頃から、ソンミは天才的な頭脳を持っていました。

留学し、犯罪心理学の修士課程を修了しました。

そのうえで、分析結果を警察に差し出し、捜査の要求をしました。

しかし、全く相手にしてはもらえませんでした。だから、自分の手で摑まえるしかないと思ったのです。

 

被害者の身元が判明しました。

20代の女性で、6年前に女児が殺された事件の犯人でした。当時13歳だった2人は14歳未満であり、罰は受けなかったようです。2人は反省するどころか、5年後、被害者を嘲るような書き込みをしているのが指摘されましたが、一事不再理が適用され、再審されなかった経緯もありました。

「悪魔を悪魔のやり方で処罰するのか。」

と、トン・べクは呟きました。

20年前にもあった・・・とソンミ。執行者殺人・・・と。

 

昔、ソンミは警察が相手にしてくれなかったので、犯人の分析結果を持ってチョ・ソンドンと言うスター記者を訪ねました。

父の事件のスクープをした記者でした。

ソンミ父の事件だけじゃなく、他にもスクープした事件があり、その犯人が父の事件の犯人でもあるとソンミは結論付けていたのです。

ところが、チョ記者からもまた、門前払いを食ってしまったのです。

ソンミ父もまた、何やら罪を犯していながら、罰を免れていたってことのようです。

 

ソンミはプロファイリングを更新しました。

チョ記者こそが犯人だと結論を出していました。

恨まれた人が殺された事件が5件あり、そのどれもが未解決になっていました。

それら全てをスクープしたのが、チョ記者だったのです。

それを聞いた刑事は、最初は呆れていたものの、ソンミの次の言葉で表情が変わりました。

「誰よりも早く現場に来ました。」

父が殺された夜、ソンミは恐怖に震えながら通報しました。そして、家の外に出た時、そこでチョ記者と会ったのです。警察が到着する前でした。

何より、チョ記者の左耳の下には傷があったのです。

刑事はチョ記者を召喚し、尋問しました。

しかし、アリバイがあり、あっさりと釈放されてしまいました。

 

ソンミはこの経緯をトン・べクに打ち明けました。

そのうえで、今回の事件の映像を見せました。

現場近くの防犯カメラの映像に、警察より先に中継車が来ているのが写っていたのです。

20年前のパターンが繰り返されてる・・・とソンミは言いました。

 

2人は、すぐに中継車を出したTV局に事情を聞きに行きました。カン記者の勤務している局でした。

しらばっくれる局員の言動を見て、ソンミは察しました。

社内・・・それも上司からの情報提供があったと。

誤魔化しきれなくなった局員は、情報提供者に報告。ソンミとトン・べクが呼ばれました。

 

2人の目の前に現れたのは、なんと、チョ記者。

放送局の社長になっていました。

何処から情報を得たのかと、ソンミが問いました。

しかし、営業秘密だと、口を開きません。

「連続殺人犯からの情報提供ですね。今回だけでなく、20年前のスクープも。」

と、ソンミ。

チョ社長は開き直って言いました。

「情報を得ることに何か問題でも?殺人現場に行っただけだ。」

そして続けました。警察も知っていた事だ・・・と。

「この件を暴いて不利になるのは警察だ。当時も知ってた。伏せたんだ。検挙出来ない連続殺人を警察が公表するとでも?」

 

「犯人は世間に知らしめたかった。死ぬべき人間を殺したと。」

その言葉でソンミとトン・べクは激怒。

しかし、チョ社長は動じることはありませんでした。最後まで情報提供者を明かしませんでした。

 

警察も知っていたという言葉をヒントに、トン・べクとソンミは、ソンミ父の事件の担当者を調べました。

担当した広域捜査隊のチーム長チョン・ギスは本庁に異動していました。

クチーム長が問い合わせると、ソンミ父の事件を始めとした未解決事件は、特別捜査本部にまとめて送られ再捜査したとか。

そしてその責任者は、なんとイ次長だったのです。

ここで出て来ましたね~、イ次長。絶対に何かあると思ってましたよ。

 

トン・べクは20年前の事件を目撃したソンミの記憶をスキャンしようと考えました。

既に文書になっているからスキャンする必要は無いと、ソンミは拒否。

しかし、トン・べクの説得に、考えを変え、了承しました。

トン・べクはそっとソンミの肩に触れました。

ソンミの忘れていけないと自分に言い聞かせてきた父が殺される瞬間が、ありありとトン・べクの中に入って来ました。

そして分かったのです。犯人は特殊メイクをして容貌を変えていたと。

だから、他の事件で目撃された犯人像は、全く一致する箇所が無かったのです。

もう一つ、チョ社長は一人ではなく、カメラマンと一緒だったということも判明。

 

カメラマンの名前はチン・ジェギュ。

ヨム・ファジンの別荘の近くに住んでいました。

トン・べクとソンミは、すぐにそこに向かいました。


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