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どう考えてもお前は妓女に向いてない・・・とノクドゥ。
「妓女にはなりたくない。望まぬこともせざるを得ないものよ。」
と、ドンジュ。
ノクドゥは誤解していたことを、謝りました。
「あなたは今まで望まぬことをやらずに済んだのね。」
と、ドンジュが言いました。
「何も出来なかった。」
と、ノクドゥは言いました。望まぬことも望むことも全部・・・。
これからは望むことも望まぬ事も全部するつもりだ・・・とノクドゥ。そして、望まないことをやらなくてはならないドンジュに、辛いな・・・と言ったのです。
初めてそんな言葉をかけてもらったんでしょうね、ドンジュ。
ノクドゥに心奪われた感じです。
帰り道でユルムに会いました。
ユルムはドンジュへの想いを隠そうとしません。ノクドゥが呆れるほどです。
でも、やはりドンジュはその一切を拒否してるように見えます。
ノクドゥの誕生日のその日、宮中で王妃が思いにふけっていました。
生まれると同時に死んでしまった子を、今でも王妃は忘れることができないでいました。
恋しがっていました。
光海君は、そんな王妃の気持ちが煩わしくてならないようです。
少し落ち着いたので、ノクドゥの父はノクドゥを捜しに行こうとしました。
でも、ファン先生から止められました。
出て行く時のノクドゥの顔は、並々ならぬ決心をしていたように見えた。だから、無駄だということでしょうかね。
「あいつは自分の身を守れる。」
・・・と。
ノクドゥはムウォル団の醸造所に行き、手伝いを始めました。情報を得るためにはこれが一番です。
堂々と建物の中を探れますからね。
ドゥルレは、やはりノクドゥを疑っています。
で、ドンジュの部屋を探ろうと思ったようです。
その時、タイミング悪く、ドンジュとノクドゥが話をしてました。当然、男の声で。
ドゥルレは、ノクドゥがターゲットだと察しました。
でも、一度手合わせをしてますから、ノクドゥの腕前が凄いと言う事を知っています。自分一人では太刀打ち出来ないと。
で、仲間を呼びに行きました。
ところが、途中で何者かに捕まってしまったようです。
何者
ドンジュは、ヨン・グンから、侵入した男というのがとんでもないヤツだと聞かされました。
惹かれかけているノクドゥですが、このまま寡婦村や妓房に置いておくのは、女性たちが危険だと思いました。なにせ一本気なドンジュですから。
で、ノクドゥに今すぐ村を出て行くよう言いました。
ノクドゥは誤解されていると知りましたが、逆らいませんでした。
ドンジュも、ノクドゥがそんな人だとは思えませんでしたが、今捕まったら、殺されてしまうと思ったのです。助けるためには村から逃がさないと・・・と。
ノクドゥは妓房から出ましたが、そのまま醸造所に行き、昼間チェックしておいた小部屋に隠れました。
前日ムウォル団が話していましたからね、今日何かあると。
“仕事”でした。
都にいる何者かを、殺せという命令でした。都ゆえ、人目に就く可能性があります。
だから、一人で上手くやらなければならないとキム・スクは言いました。
ヨンブンが行くと言いました。
で、仕事着を取り出そうと開けたのが、ノクドゥの潜む小部屋だったんです。
ノクドゥはわざと見つかったようです。その方が下手に隠れるより良いと思ったのでしょう。
昼間見た指輪を盗みに来たと言いました。
そして、話を聞いてしまったとも。
私がしましょうか?その仕事・・・とノクドゥ。大金を稼ぎたいからと。
キム・スクはノクドゥに任せることにしました。
その頃、ドンジュの身にとんでもない災難が降りかかっていました。
以前、幼い娘を連れて行こうとした両班が、今度はドンジュに目をつけたのです。
まだ見習いだとチョン行首が言っても、全く納得しません。
万が一邪魔をしたら、ここの妓楼の者たちを全員使用人にしてやると言いましたよ。チョン行首は遠島に送ってやると。
ドンジュ、皆に迷惑をかけるわけにはいきません。
覚悟しました。
「礼を失することのないよう、身だしなみを整えます。」
一人前の妓女の姿になって、ドンジュは迎えの輿にのりました。
その両班は、物凄く評判の悪い男でした。何人も妓女を連れて行ってるらしく、遺体となって帰ってきた者もいるとか。
ドンジュは密かに小刀を隠し持っていました。
ノクドゥが都に向かって歩き出した時、山の中で一団を見ました。
中心にいるのはドンジュ。
妓女の格好で、輿に乗り込んでいました。
親友の妓女が泣きながら心配しているのが見えました。
妓女にはなりたくないとドンジュは言っていました。なのに、こんなに急に・・・とノクドゥは不審に思いました。やりたくない事をする羽目になったんだと思ったでしょう。
ドンジュの乗った輿は、両班の屋敷に着きました。
ドンジュは一人で門をくぐり、屋敷に入っていきました。
でも、そこで待っていたのは、両班の格好をしたノクドゥ
話がある・・・とノクドゥ。
この状況でと、ドンジュ。
「この状況にふさわしい言葉だ。今日から俺はお前の・・・母親だ。」
はぁっ
ドンジュ、意味が分からず、微笑むノクドゥを見つめるだけでした。