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ウンボはソンイを呼び出し交渉しました。いえ、交渉と言うより、脅しですな。
自分を拉致したのがキム氏の手下だと言う証拠を持っていると言いました。
チョン尚宮に話されたくないのなら、犯人を見たと言いなさい・・・とウンボ。
拉致が事実だと言う事をソンイに証言させようと言う事です。
キム氏が犯人だと明かさないだけでもありがたいと思えと言う事ですね。
この二人の話をヨンジが聞いていました。
やはりキム氏が犯人だったとヨンジも知りました。
王を信じて良いのだろうかと、ウンボは考えていました。
命がけで自分を・・・姉ウンギを助けに来たと言う事は、本当にウンギを愛していたからじゃないのかと。
ソンイは、もうどうしようもありませんでした。
ウンボを助けに来たのは、内禁衛の兵だったと聞いたら、余計にこれ以上墓穴を掘るようなことは出来ないと思ったのでしょう。自分を守るしかないと。
で、チョン尚宮に証言しました。拉致犯を目撃したと。
黙っていたのは、拉致かどうか分からなかったからだと、理由にもならない理由を挙げました。
こうなると、大妃の反対意見は意味を成さなくなりました。
合格者が発表されました。
ソンイ、ヨンジ、イェシル、ダニョン、チョンヒ、そしてウンボの6名です。
ソンイは、証拠の品をウンボから受け取りました。
でも、それは、足跡のついた紙。ヨウルが持っていた紙を犯人が踏んだため、ついたとウンボは言いましたが・・・
要するに、ハメたってことですね。
激怒したソンイは、また手を上げましたが、二度も叩かれるウンボじゃありません。反対にやり返しました。
大王大妃は、報告を受け、ウンボ、なかなかやるな・・・と思いました。
満足そうです。
拉致の一件はギョンが手を打ちました。
領議政と左議政を呼び出し、釘を刺したのです。
2人はさぞかし不安だろうな、娘が参加している揀択で候補者が拉致されてしまって・・・と、ギョン。
そして、今後候補者に危険が及んだら、私が許さぬと、言いました。
「また問題が起きたら揀択を中止して婚姻を取りやめる。」
これはもう、領議政と左議政にとって外戚になる可能性が無くなると言う事です。
慌てますわな。
領議政は打つ手が見つからない感じです。
でも、左議政は次の手を打とうとしています。
本物のホン・ヨンは喘息を持っていて、地方に籠ったっきりで誰も顔を見たことが無いと聞き、揀択に出ている娘が本人かどうか確かめてみようとしたのです。
ホン・ヨン本人でなければ、生き返った王妃だと思われます。だとしたら、逆賊の娘として揀択から追い出すことが出来ますからね。
ヨンジに、落花生の粉を渡し、喘息が起こるかどうか確認しろと言いました。
ヨンジは決心しました。
王が、ウンボに惹かれているのは重々分かっています。
でも、それと揀択は別でした。
ウンボを追い出すことで、自分が王妃としてギョンの傍に居られるのなら、何でもしようと思うようになっていました。
ペク・チャヨンから、ホン・ヨンが民の意見を王に伝えようとしたと聞いたジェファ。
自分が助けた小間使いが、ホン・ヨンの小間使いだったと気付きました。
十分期待できる女性だと思いました。
後は、王に対して敵意を抱かせなければいけないと言いました。
次の揀択まではしばらく時間がありました。なので、一旦宿舎を出ることになります。
最後の夜だからと、ヨンジはお茶菓子を用意して、ウンボやイェシル、ダニョンを待ちました。それに落花生の粉を振りかけてありました。
イェシルはこっそりとお酒を用意していましてね。
4人で飲み始めたのです。
落花生の粉がかかったお菓子を食べても、なんともないウンボ。
それを見たヨンジは、目の前の人が本物のホン・ヨンではないと察しました。
山尺のヨングンが連れ去られました。芙蓉客主を探っていたあの男の仕業です。
仲間が来ると踏んでいたギョン。ハン・モにアジトを突き止めるため、後をつけるよう命じてありました。
でもね、乗り込んだ家にいたのはワル。
そして、ヨングンともう一人の男の遺体が転がっていたのです。
もう一人の男は、ヨングンを連れ去った男とよく似た背格好でした。
だから、ワルが2人を殺したとしか思えない状況だったのです。
ワル、ハメられました。
謎の男は妓女を脅してワルに銀貨を見せ、おびき寄せたのです。
で、ヨングンと別の男を殺したってわけ。
乗り込んで来たハン・モに、ワルは捉えられました。
ワルは必死に無実を訴えました。
でも、親迎の行列を襲った男を殺したということは、仲間と思われても仕方がありません。口封じをしたと思われますもんね。
ギョン直々の尋問を受けましたが、ワルは濡れ衣だと必死に訴えました。
で、つい、言っちゃったんです。
「大君の奉公人です。」
おいっジェファが黒幕だと誰もが思いますよ
偶然当たっちゃったけど・・・
ホン・ギホが上京して来ました。
再揀択の前に・・・と言う事だそうで。
アジトに集まったホン・ギホとペク・チャヨンに、ジェファは言いました。
そろそろ朝廷の勢力を集まめては?・・・と。
揀択が終わるころに事を起こすつもりのようですが・・・。ペク・チャヨンは時期尚早ではと言いました。
ホン・ヨンが王妃となったら、軍事以上の物を手にすると、ジェファ。
「娘に刀を握らせて、王の心臓を貫く。」
ホン・ギホもペク・チャヨンも驚きました。
おそらくそこまで過激な事を考えていなかったんじゃないでしょうか。
家に戻る前にウンボはワルを訪ねてジェファの屋敷に行きました。
そこで、ヨウルが気付いたんです、自分を助けてくれた人だと。
ジェファは愕然としました。
やっとホン・ヨン=ウンボだと知るのね。