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自分が知ってる所にケトンを監禁したりはしないだろうとフンは考えました。
だから、マ家の私有地ではなく、左議政の私有地に違いないと。それも、一族の者だけが知る場所だと。
ってことは・・・ジファに聞くしかないよね。
ジュンもそう思ったようです。
ジュンはジファに会いに行きました。
ケトンとヨンスが拉致されたと言いました。監禁場所を知っているかと・・・と、ジュン。
教えるとお思いですか?と、ジファ。
「君が望んでいたのは本当にこれか?私と同じ答えであってほしい。」
と、ジュンは言いました。
ケトンが閉じ込められた場所には、ヨンスという先住者がいました。
気マズイ2人です。
三揀択の前日となりました。
スは、ムンソクの手を取って言いました。
「どうか、怪我をしないで。父さん。」
「どうか、無事でいるのだぞ、息子よ。」
でもね、領議政は裏をかく計画でした。
三揀択の日だと思わせておいて、前日の夜、事を起こすつもりだったのです。
左議政すら知らない事でした。
ジファがコッパダンにジュンを訪ねて来ました。
監禁していると思われる場所を知らせに来たのです。
一緒に行こう・・・とジュン。これは、私家にと言う意味ではなく、これからの人生を・・・と言う意味ですよね?
「成功すれば王の妻となる身、失敗すれば罪人の娘になるのですよ。」
と、ジファ。
「私にはどちらだろうと、ただ君でしかない。」
心に沁みるセリフです。でも、ジファは受け取れませんでした。
「いつか迎えに行く。」
と、ジュンはジファの背中に言いました。
領議政と左議政の兵が便殿、そして宮殿を襲いました。
領議政と一緒に便殿の中に入ったフン。
スが一人で待っていました。
領議政は無理やり連れてこさせた大妃に、教旨を読ませようとしました。
でも、大妃はもう領議政の味方ではありませんでした。彼女の弟が罪を犯して流刑地に行く途中で賊に襲われて死んだと言う知らせが届いていました。
賊だと言われましたが、大妃には領議政が手を回したとしか思えなかったのです。
大妃は読むのを拒みました。
すると、領議政は自分が読み上げました。
「王位についたイ・スは王の道理を失い~云々」
廃位を宣言した物でした。
その途端、大妃が大声で言いました。
「いけません世子と正郎を殺したのは領議政です」
「下りてください。すぐに軍が攻めて来ます。引きずり下ろされる前に下りてください。」
と、領議政。
スは動きません。
フンが言いました。
「はい、下りる時が来たようです・・・父上。」
フンが剣を降ろしました。
その瞬間、便殿にムンソクが率いた兵が入ってきて、領議政とその兵たちを取り囲んだのです。
挙兵は失敗に終わりました。
領議政は、その場で自害しました。
止めようと剣を素手で掴んだフンを、突飛ばし、腹に突き立てたのです。
前もってフンとスは話をしてあったのです。
自分がケトンを捜すから、動揺せず玉座を守っていてくれとフンは言いました。
それがケトンを生かす道だと。
ケトンとヨンスは、ジュンによって無事救出されました。
左議政も捕まりました。
スは、当事者だけを罰し、その子や孫たちまで責任を問うことはしませんでした。
1年後、科挙に合格したジュンが、田舎で暮らすジファを迎えに行きました。
ハッピーエンドです。
まぁね、これしかない結末ですよね。
私は一縷の望みを抱いてスを応援していたのですが・・・。
面白い設定でしたね。
ただ、全てのエピソードが浅い気がして。
都合よく事が運びすぎるという印象が強かったです。
後付けでフォローするような感じに見えて。
でもま、楽しく視聴出来ました。