まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『親愛なる判事様(原題)』14話まで

2019-10-25 16:56:03 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国ドラマ親愛なる判事様DVD版 全32話
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ガンホはソウンに引かれるまま、家に入りました。

玄関で言いました。俺は今まで目標を持った事が無かった・・・と。でも、今は出来た・・・と。

君と旅行すること、君が起きたらすぐに食べられるように朝御飯をつくること、帰宅したらすぐに食べられるように夕食も、食後は近所を一緒に散歩すること・・・。

「だけど、今はまだダメだ。自分に自信が持てたら実現するよ。時間はかかるけど待っててほしい。」

それは告白ですか?別れの言葉ですか?と、ソウン。

明日全部話すよ・・・そういってガンホは帰りました。

 

翌朝、ガンホはスホの部屋を出ていきました。

 

ガンホが向かったのは検察。

イ・ホソンたちを告発した者として、ホン検事の調査を受けるためでした。

形ばかりの調査を終えた時、ホン検事が、個人的な話があると言いました。

ホン検事は、ガンホを脅しました。判事を辞めたら、普通は弁護士になります。だから、検事の立場を利用してガンホの担当する事件は全て潰してやると言いました。

でもね、ガンホには全く通用しません。

弁護士なんかにゃなりたくても成れませんからね。

 

サンチョルは、父を追い込むために、ハニョングループのチェ常務に不正の証拠を渡しました。

どうして我々を巻き込もうとするのかと問われ、息子が直接手を下すのは残酷過ぎるのでと答えました。

 

ガンホの最後の裁判は、救急隊員イ・スンチョルの裁判でした。

ガンホは、ソウンが書いた判決文をそのまま読みました。

判決は無罪。

事情をくんでの判決に、スンチョルも傍聴席にいた先輩のファン・テフンも泣きました。

その場にいた皆が納得した判決でした。

ガンホは一礼して法廷を後にしました。

 

脱いだ法服を、ガンホはソウンに着せました。

遠慮するソウンに、無理を言って着せ、その姿を写真に撮りました。

 

スホは母に電話しました。

週末、ガンホと一緒に帰って来るよう言われていたのですが、無理だと言いました。

判事を辞めたと伝えました。

寝耳に水の母は、戸惑うばかりでした。

 

ガンホが裁判所を出て向かったのは、怪しげな男のところ。

その男に借金してたようですね、ガンホ。ま、もう支払えるでしょうけど。

ガンホが頼んだのは、ソウンの姉を探すための情報。自分で探すから、他人名義の身分証を買った人物のリスト。ソウン姉の条件に合う人物のリストを準備するよう言いました。

 

そして、次に向かったのは、マリョンの恋人ホンランの店。クッパ店をやってます。

そこの厨房で働かせてほしいと頼み込んだのです。

刑務所仲間なんて・・・と断られましたが、ガンホが持ってた大金を見たら、ころっと態度が変わりました。

結局、住むところと働き場所が見つかったわけです。

 

そして、やっとソウンの所に行きました。

全部話してください・・・と、ソウン。

でも、話したら今の二人じゃいられなくなるのは容易に想像がつくガンホは、食事をしてから・・・と言いました。

仲良く二人で料理を始めました。

 

サンチョル父に税務署長から脱税の件で連絡が入ったようです。

今回は、ちょっとややこしいかもしれないと父は言いました。

私の弁護を頼む・・・と、サンチョルに言いました。

何故?と、サンチョル。

「父さんは僕を信用していないじゃありませんか。もう信じてるの?」

すると、父が言いました。お前は私の息子だと。

サンチョルとしたら、“信じている”の一言が聞きたかったのでしょう。

なのに、父はお前は息子だからとしか言いません。

 

迷った挙げ句、サンチョルは意を決して言いました。

「他の弁護士に頼んでください。」

信用していると言われなくても、やはり父親ですから弁護を引き受けても良いと思ったのかもしれません。自作自演の裁判になるかもしれないけれど。

でも、揺れる気持ちを吹っ切ったのでしょう。

 

サンチョルは、ソウンを呼び出しました。お姉さんの件で話があると言って。

ソウンは、ガンホに断って部屋を出ました。

 

初めに僕の話を聞いてくれとサンチョル。

「全て上手く行ってる。仕事も事務所も将来の計画も。君が手に入れば完璧なんだ。」

私はあなたの付属品じゃない・・・と、ソウン。

「ハン・スホが好きか?でも、二人は付き合えない。」

と、サンチョル。

スホはソウン姉の裁判で証言者として法廷に立っていたんです。

 

忘れてました!

事件が起こった時、スホもそのパーティにいたんです。

そして、チェ・ミングクがソウン姉を部屋に連れて行ったのも見てました。

ただ、スホはイヤホンをしてて叫び声等は聞こえなかったのです。

 

ちゃんとイヤホンをしていたからと言えば良かったのに、そう言わずに、ただ聞こえなかったと証言したがため、ソウン姉が拒否していたという証拠にはならなかったってわけ。

結果的に、その証言が元でミングクは罰金刑という軽いものになってしまったのです。

ソウンも、思い出しました。

彼女も裁判でその証言を聞いたことを。

怒って投げつけた靴が当たって振り向いたのは、確かにスホでした。

 

サンチョルは涙をこぼすソウンの肩に手を置こうとしました。

ソウンはそれを払い除けました。

全部手に入るのに、僕といれば豊かな暮らしも、法曹人としての未来も・・・と、サンチョル。

 

ソウンはサンチョルが去ったあと、座り込んでしまいました。

呆然としてしまいました。

随分長い間そうしていたソウンは、立ち上がりました。涙は乾いていました。


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『親愛なる判事様(原題)』13話まで

2019-10-25 11:36:47 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国ドラマ親愛なる判事様DVD版 全32話
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法廷と言う公の場で証言した内容は、もう打ち消すことも、マスコミを押さえることも出来ませんでした。

ヘナは、ファンとは誰か・・・とか、マスコミに取り囲まれて質問攻めに遭いました。

でも怯む事無く、真実を繰り返しました。

 

ガンホはチョ係長たちに歓迎されました。胸のすくような裁判でしたからね。

そして部長からも、お褒めの言葉をかけてもらいました。

その時に、スホが辞表を提出したことを聞かされました。休日に来たのは、それもあったからなのですね。

勿論、ガンホには寝耳に水です。でも上手く取り繕いました。

1週間以内には受理されると聞いたガンホは、ソウンと仕事をサボりました。

今しか出来ないと思ったのでしょう。先の事は分かりませんからね。

 

原稿を無視して自分の意見を述べたチュ・ウン。

上司から辞表を書けと怒鳴られ、どうもその後、干されていたようです。

でも、世間の反応は彼女に好意的なものでした。社長宛にも擁護意見が殺到したため、会社とすると、彼女を復帰させるしかありませんでした。

もしスホの名前を出していたら、ヘナの一件で人気が上昇中の今は、マズイ事になっていたかもしれませんしね。

 

イ・ホソンは、サンチョル父子、ホン検事たちを集め、この始末をどうつけるつもりだと息巻いていました。

会社の弁護団を殴り付けましたよ。流石に、サンチョルまでは殴れませんでしたが。

サンチョル父は、上手くやらないと、将来の社長の座も奪われてしまいかねませんよとイ・ホソンに言いました。

弟がいるらしいです。

この際、チェ・ミングクに全てを擦り付けようとサンチョル父は言いました。

 

サンチョルは既に次の手を考えていました。

イ・ホソンのせいでオソングループの評判が下落するのは明らかです。沈みかけた船からハニョンと言う別の船に乗り換えようと考えたのです。

ホン検事にも、それを提案しました。

そして、後日、ハニョンのチェ常務に連絡を入れましたよ。

 

ガンホはハニョングループのチェ常務から呼び出されました。

約束通り、10億という大金を渡され、狂喜乱舞。

流石のチェ常務も呆れたように笑って見ていました。

ガンホは、大喜びしながら、札束を車内に撒き散らしました。

どうしたのかと怪訝な表情を浮かべるチェ常務。ガンホは言いました。

「金が全てだという考えは正直でいい。誰でも金は欲しいに決まってます。ただ、お前らが嫌いなんだ。俺には今、物凄く好きな人がいる。悪人には人を好きになる資格は無いんだ。」

そう言って、ガンホはそのまま車を降りたのです。

 

この様子を、パク・ジェヒョンが見ていました。

そして、一人になったガンホを拉致したのです。

 

ところで、スホが大切に金庫に仕舞っていたのはパク・ジェヒョンとウジョンからの嘆願書でした。相当な数、あります。

 

パク・ジェホが母親を殺してしまったのは、殺意があったせいじゃありませんでした。

ジェホは知能程度が少し劣り、愛する人の言葉に無条件で従ってしまうところがありました。だから、自分では死ねない母親が、自殺を手伝うよう指示したのです。

決して死ぬとは言わずに。ジェホは、優しい気持ちで母親の頼みを聞いてあげただけなのです。

結果的に、殺してしまったことは事実ですが、それは過失致死と言えるものでした。

それを、イ・ホソンたちの麻薬パーティを隠蔽するために、利用したって事なのです。マスコミを動かして世間の怒りをこの事件に向けるようにし、重罰を課すように。それも、一刻も早く。

弁護士、検事、判事が関わっていたのだから、もうどうしようもありませんよね。

スホは、慚愧の念に苛まれていました。

 

ガンホは縛り上げられました。

そこで、ガンホは自分はスホじゃないと言いました。

でも、パク・ジェヒョンもウジョンも信じません。

殺されそうになったとき、ジェヒョンの携帯にスホから連絡が入ったのです。

人違いかもしれないと、二人は初めて焦りました。

 

パク・ジェヒョンがスホに会いに行き、連れて来ました。縛られてましたが、抵抗しなかったのね、きっと。

腕の入れ墨で見分けると知ったウジョンは、ナイフをスホに突きつけました。

謝れと言うウジョン。

でも、スホはパク・ジェホが母親を殺したのは事実だし、ジェホが自殺したのはうっかりウジョンが死ねばいいと口走ってしまったからだと言いました。

最後の面会の時、苛立ったウジョンが、言ってしまったのです、死ねと。彼女の言葉にジェホが従うということを忘れて。

 

裁判のやり直しを申請してくださいと、スホが言いました。

 

この間に、ガンホはそっと自分の縄をほどいていました。

そうなると、喧嘩に慣れたガンホの敵じゃありませんよね、ジェヒョンも。

 

ガンホは事の次第をウジョンたちに話しました。

イ・ホソンの事件から目を逸らすためにジェホは利用された。

それを全て知っていて、判事は死刑を宣告した。

「本当に復讐したいなら再審請求をして、スホに証言させろ。法廷で過ちを認めさせて反省させろ。もし反省しなかったら・・・それでも許してくれ。兄貴が死んだら母親が生きていけない。兄貴は母の全てなんだ。」

頼む・・・と、ガンホは二人に頭を下げました。

 

スホに言いました、俺を囮にしたのかと。

「卑怯なヤツだ。お前の命に興味はない。自分の身は自分で守れ。」

 

スホはウジョンに弁護士の名刺を差し出しました。再審に協力してくれるからと。

そして、自分は辞職願を出したが、裁判で証言します、連絡を待っていますと言いました。

 

この間、ソウンはずっとガンホに連絡をとろうとし続けていました。

家に戻ったガンホは、ジェヒョンたちに殴られた傷のために、眠り続けていました。

出勤もしてこないガンホを、皆心配していましたが、連絡がつきません。

そのうち、事務所の書類を引き取りに別の判事の部下がやって来ました。

辞職が決まったようです。

 

かなり眠って目が覚めたガンホ。

ソウンからの着信履歴がたくさんあるのを見て、ソウンの家に駆けつけました。

怪我しちゃって・・・と、しどろもどろで説明するガンホ。

ソウンは、書類が全部持っていかれたと言いました。

辞表を出したことを話してくれなかったのを、ソウンはショックに思っているのです。

ごめんとしか言えません、ガンホ。

 

どれ程心配していたか・・・と、ソウン。

修習最終日には花束を持って駆けつけるよと、ガンホ。

「もう指導判事じゃないんですね。上司と部下でもない。泊まってください。」

帰ろうとしたガンホの袖をつかんでソウンが言いました。


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