韓国ドラマ親愛なる判事様DVD版 全32話 | |
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ガンホはソウンに引かれるまま、家に入りました。
玄関で言いました。俺は今まで目標を持った事が無かった・・・と。でも、今は出来た・・・と。
君と旅行すること、君が起きたらすぐに食べられるように朝御飯をつくること、帰宅したらすぐに食べられるように夕食も、食後は近所を一緒に散歩すること・・・。
「だけど、今はまだダメだ。自分に自信が持てたら実現するよ。時間はかかるけど待っててほしい。」
それは告白ですか?別れの言葉ですか?と、ソウン。
明日全部話すよ・・・そういってガンホは帰りました。
翌朝、ガンホはスホの部屋を出ていきました。
ガンホが向かったのは検察。
イ・ホソンたちを告発した者として、ホン検事の調査を受けるためでした。
形ばかりの調査を終えた時、ホン検事が、個人的な話があると言いました。
ホン検事は、ガンホを脅しました。判事を辞めたら、普通は弁護士になります。だから、検事の立場を利用してガンホの担当する事件は全て潰してやると言いました。
でもね、ガンホには全く通用しません。
弁護士なんかにゃなりたくても成れませんからね。
サンチョルは、父を追い込むために、ハニョングループのチェ常務に不正の証拠を渡しました。
どうして我々を巻き込もうとするのかと問われ、息子が直接手を下すのは残酷過ぎるのでと答えました。
ガンホの最後の裁判は、救急隊員イ・スンチョルの裁判でした。
ガンホは、ソウンが書いた判決文をそのまま読みました。
判決は無罪。
事情をくんでの判決に、スンチョルも傍聴席にいた先輩のファン・テフンも泣きました。
その場にいた皆が納得した判決でした。
ガンホは一礼して法廷を後にしました。
脱いだ法服を、ガンホはソウンに着せました。
遠慮するソウンに、無理を言って着せ、その姿を写真に撮りました。
スホは母に電話しました。
週末、ガンホと一緒に帰って来るよう言われていたのですが、無理だと言いました。
判事を辞めたと伝えました。
寝耳に水の母は、戸惑うばかりでした。
ガンホが裁判所を出て向かったのは、怪しげな男のところ。
その男に借金してたようですね、ガンホ。ま、もう支払えるでしょうけど。
ガンホが頼んだのは、ソウンの姉を探すための情報。自分で探すから、他人名義の身分証を買った人物のリスト。ソウン姉の条件に合う人物のリストを準備するよう言いました。
そして、次に向かったのは、マリョンの恋人ホンランの店。クッパ店をやってます。
そこの厨房で働かせてほしいと頼み込んだのです。
刑務所仲間なんて・・・と断られましたが、ガンホが持ってた大金を見たら、ころっと態度が変わりました。
結局、住むところと働き場所が見つかったわけです。
そして、やっとソウンの所に行きました。
全部話してください・・・と、ソウン。
でも、話したら今の二人じゃいられなくなるのは容易に想像がつくガンホは、食事をしてから・・・と言いました。
仲良く二人で料理を始めました。
サンチョル父に税務署長から脱税の件で連絡が入ったようです。
今回は、ちょっとややこしいかもしれないと父は言いました。
私の弁護を頼む・・・と、サンチョルに言いました。
何故?と、サンチョル。
「父さんは僕を信用していないじゃありませんか。もう信じてるの?」
すると、父が言いました。お前は私の息子だと。
サンチョルとしたら、“信じている”の一言が聞きたかったのでしょう。
なのに、父はお前は息子だからとしか言いません。
迷った挙げ句、サンチョルは意を決して言いました。
「他の弁護士に頼んでください。」
信用していると言われなくても、やはり父親ですから弁護を引き受けても良いと思ったのかもしれません。自作自演の裁判になるかもしれないけれど。
でも、揺れる気持ちを吹っ切ったのでしょう。
サンチョルは、ソウンを呼び出しました。お姉さんの件で話があると言って。
ソウンは、ガンホに断って部屋を出ました。
初めに僕の話を聞いてくれとサンチョル。
「全て上手く行ってる。仕事も事務所も将来の計画も。君が手に入れば完璧なんだ。」
私はあなたの付属品じゃない・・・と、ソウン。
「ハン・スホが好きか?でも、二人は付き合えない。」
と、サンチョル。
スホはソウン姉の裁判で証言者として法廷に立っていたんです。
忘れてました!
事件が起こった時、スホもそのパーティにいたんです。
そして、チェ・ミングクがソウン姉を部屋に連れて行ったのも見てました。
ただ、スホはイヤホンをしてて叫び声等は聞こえなかったのです。
ちゃんとイヤホンをしていたからと言えば良かったのに、そう言わずに、ただ聞こえなかったと証言したがため、ソウン姉が拒否していたという証拠にはならなかったってわけ。
結果的に、その証言が元でミングクは罰金刑という軽いものになってしまったのです。
ソウンも、思い出しました。
彼女も裁判でその証言を聞いたことを。
怒って投げつけた靴が当たって振り向いたのは、確かにスホでした。
サンチョルは涙をこぼすソウンの肩に手を置こうとしました。
ソウンはそれを払い除けました。
全部手に入るのに、僕といれば豊かな暮らしも、法曹人としての未来も・・・と、サンチョル。
ソウンはサンチョルが去ったあと、座り込んでしまいました。
呆然としてしまいました。
随分長い間そうしていたソウンは、立ち上がりました。涙は乾いていました。