まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『へチ(原題)』16話まで

2019-10-11 10:53:24 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国時代劇最新ファイル2020 (COSMIC MOOK)
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ミルプン君は捕えられました。

お前を道連れにする、世弟・・・と不気味に笑うミルプン君。

周囲を取り巻く皆が、その哀れな姿にある意味ショックを受けていたでしょう。

 

タルムンはユニョンを人知れず匿う事にしました。

クンテに見張らせることにしました。

でもね、こうなってもユニョンが改心したわけじゃありません。いまだに自分が生きられるのはミルプン君の傍だけだと思っています。

もう、昔の自分には戻れないんだと。

タルムンも分かっているのかもしれません。未練というのではなく、贖罪の気持ちなのかも。

昔、自分が、ユニョンの望む物を与えてやれなかったから、こうなってしまったのかもしれないと思っていて、何もしてやれないまま死なせるのは耐えられないと感じたのです。それも一種の愛情なのかもしれません。

 

今回の事件、ミルプン君以外に動きはありませんでした。なので、単独犯と見られています。

 

ウィ・ビョンジュは、後ろ盾もない南人派で、実力だけでここまでのし上がって来たと思っています。だから、自分のどこが間違っていたのか、分からないのです。

取り調べをするパク・ムンスに問いました。お前なら違う生き方が出来たと思うのか?・・・と。

「いつまでも正義感を抱き続けられると思っているのか?世弟が廃されて頼みの綱を失っても?」

頼みの綱と言うのが、ムンスは間違っていると思っています。人に頼るのではなく、自分の力で、本当に一人の力で自己責任の上で判断をしなくてはいけないと言う事でしょうか。

 

グムは、ミルプン君と向き合っていました。

ヨルリョン君殺害について問いました。

すると、ミルプン君は、ヨルリョン君はグムの所為で死んだと言いました。

そして、自分とグムの違いは何なんだと叫びました。

全く分かっていないミルプン君に、イ・グァンジャが言いました。

「お二人は選択するモノが違ったからです。誰であれ、選択の積み重ねがその人の姿になります。この意味が分からないのなら、望みは無いでしょう。」

グムもその意味が分からなかったようです。

後でイ・グァンジャに聞きました。

「世弟様は、いつも大義の為の選択をなさってきました。それゆえ、チョ・ヒョンジョンと私は将来の君主として世弟様を選んだのです。」

グムは感激しました。

初めて認められたのですから、世弟として。

 

景宗は処罰を申し渡しました。

取っ掛かりとなった領議政たちの子弟は、酒の席とはいえ、景宗の事を侮蔑した言葉を発したことが明確だったこともあり、流刑。領議政たちもまた重罰に処せられるようです。

ウィ・ビョンジュは流刑の上、賜死。毒薬を飲むってことですね。

そして、ミルプン君も、離島に流刑後、死刑を言い渡されました。

 

一件落着と、グムやパク・ムンスたちは以前のように集まってお酒を酌み交わしました。

ヨジは、地方に出張中だとか。・・・本当の事情は何?

 

流刑地に送られるミルプン君は、不敵な笑みを浮かべていました。悪あがきかと思ったのですが、どうも、まだまだ死なないみたいです。

タルムンは、不審な感じを抱いたので、処刑を早めた方が良いとグムに言いましたが。

 

景宗は、決断しました。

グムに代理聴政を任せようと。

混乱が起きないよう、チョ・テグとミン・ジンホンにそれぞれの党の説得を頼みました。

大妃には、断ると思われるグムを説得してもらいました。

 

グムは、父粛宗の言葉を思い出していました。

粛宗は、グムの怠惰な生き方を叱責し、その類まれな聡明さゆえ胸が痛むと言いました。王の器だと知るにつれ・・・と言いました。

生きている間に私の知るお前を世間にも見せてくれないか?・・・とね。

その時は、グム、まだその言葉が本心だったとは思えなかったのですね。世弟等と言う地位、考えられなかったので。

 

グムは、代理聴政の初日、三司の人事を発表しました。司憲府の人事を刷新すると言いました。

現大司憲を廃し、その地位にイ・グァンジャを置いたのです。

ミン・ジンホンがすぐに異議を唱えましたが、グムは受付ませんでした。

ユン・ヒョクは房主監察として戻ってきました。司憲府の改革が始まりました。

 

ミルプン君は、どうも毒薬を景宗の薬に混ぜていたようです。

宮中で捕まる前、内医院に立ちよった形跡が発見されたのです。

景宗が倒れました。 

 

ユニョンも姿を消したようです。


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『へチ(原題)』15話まで

2019-10-11 09:54:44 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国時代劇最新ファイル2020 (COSMIC MOOK)
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このところ、ヨジの出演がとんと無いんですけど・・・。何か事情が?

 

ミン・ジンホンは、グムから“呉越同舟”はどうかと声をかけられた後、かなり迷ったようです。

かつて彼も、王は王なりに、臣下は臣下なりにその務めを全うすれば朝廷と国は守られると思っていました。それが政治と言うモノだと。

しかし現実は違うと、彼もこれまでの人生で嫌というほど経験してきたようです。それは幻想にすぎないということを。

 

権力を失う事は、すなわち、死だと。

 

ミン・ジンホンの妹は粛宗の正室イニョン王妃でした。イニョン王妃を廃位に追い込み、一連の事件の中で兄を失いました。

それを画策したのは、現王景宗の実母、チャン・ヒビン。

そしてチャン・ヒビンを死に追いやったのは、グムの実母淑嬪チェ氏でした。

政治は信念ではなく、恨みと報復の連鎖に過ぎないと、ミン・ジンホンは経験から学んで来たのです。

でも、それはやはり間違いで、その連鎖を断ち切らないといけないとグムを見ていて思うようになったのかもしれません。

 

ミン・ジンホンは言いました。

グムが無実だということを、王様もご存じなのでは?・・・と。

そして続けました。

「私たちはこのような光景を何度も見て来ました。何の確証も無く、疑いのみで政敵を排除してきた朝廷の姿です。義禁府も裁判官も証拠のみならず自白すら得られていません。嫌疑すら確かでない状況で尋問ですと?妥当ではありません。嫌疑を立証する端緒すらないまま再び血の嵐が吹き荒れることは受け入れられません、王様。」

 

グムはミン・ジンホンがそう言う態度に出るとは予想していませんでした。いえ、その場の誰もがそう感じていました。

ただ、ほくそ笑みながら様子を見ていたミルプン君だけは、歯ぎしりをするほどに悔しい思いをしていましたね。一番驚いていたのは彼でしょうね。

 

景宗は尋問を取りやめました。

イ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンに問いました。

私が間違っていたのか・・・と。

意を決してイ・グァンジャが口を開きました。

「王様は明らかに世弟様を追い込んでおられます。王様は讒言に惑わされる方ではありません。なのに、代理聴政に逆謀まで。上疏や告発を待ちかねていたかのように・・・。」

チョ・ヒョンミョンに、お前もそう思うのか?と景宗が聞きました。

チョ・ヒョンミョンは頷きました。

 

皆が皆、この決定に納得していたわけではありません。

でも、チョ・テグですら、グムの無実や黒幕の存在が頭の隅にはあったのです。それでも、グムに罪を問う事で王権を守ろうと考えたのです。

そして、ミン・ジンホンも、今はこの混乱を鎮静化するためにグムと同じ船に乗っただけであり、今後、事態が終息したら、グムを船から突き落とすつもりだと言いました。

 

グムは、この機に乗じて、一気にミルプン君の勢力を鎮圧しようと動き始めました。

 

ミルプン君は大荒れです。

何故グムが潰されないのだと、叫び暴れていました。

ユニョンが突き飛ばされるのを見たタルムンは、庇おうとしました。でも、ユニョンの目配せで止まりました。

タルムンがグムが認められる理由が、人を差別しないからだと言ったら、ミルプン君はさらに激怒。タルムンに出て行けと叫びました。

でもね、ミルプン君には情報が今一番必要です。それを得るのはタルムンが最適でした。

計画の全容を教えてくれれば、自分は充分役に立てる・・・とタルムン。

その言葉に納得したものの、すぐに人を信用したりしないミルプン君です。却ってタルムンの意図を探ろうとしました。

 

その時、屋敷にグムが。

これはグムがタルムンのために打った一芝居でした。タルムンが身を捨ててミルプン君の懐に入ろうとしている事を知ったグムは、その後押しをしようと考えたのです。

タルムンが完璧にグムを裏切ったと見せかけるためですね。グムの言葉で、タルムンもグムが自分の真意を分かってくれたと察し、芝居に加わりました。

これによって、ミルプン君はタルムンを信じたのです。計画をタルムンに打ち明けたようです。

 

司憲府では、パク・ムンスを中心として、ウィ・ビョンジュをハン・ジョンソク殺害の件で捜査するヤダシが行われようとしていました。

ヤダシとは、監察による高官の不正の告発のことで、堂々と目的を掲げて対象者を逮捕、尋問すると言うモノです。

 

その頃、ウィ・ビョンジュは必死に生き残り策を講じていました。こうなったら、ミルプン君を告発するしかないと思いました。

でも一足遅かった。

既にヤダシが始まっていました。自分を庇ってくれると思っていた司憲府の上層部も、保身のためにも彼を庇う事はありませんでした。

 

景宗は、イ・グァンジャたちの言葉を聞き、自分を省みていました。本当に自分はグムが落としいれられるのを望んでいたのかと。

そこに、グムが来たとの知らせが入りました。

景宗は迷った末、グムを招き入れました。お酒を勧めました。

 

グムを見て、思いました。手も震えていないし、目も揺らいだりしていないと。

自分とは違うと。

それはすなわち、自分が己の罪を自覚している所為だ・・・と。

「父上がお決めになったこの国の王はお前だった。私でも、死んだフォンでもなく、お前だった。」

それゆえお前の失敗を望んでいたのかもしれない・・・と景宗。

そして、ミルプン君を疑っていたにもかかわらず認めたくなかったのだ・・・と。

 

景宗が内禁衛のを使ってミルプン君を捕えよと言う命令を出しました。

この忌まわしき報復の政治を終わらせよ!・・・とグムに言いました。

お前なら私ができないことを成し遂げるかもしれない・・・と。

もう、景宗の目は揺らいでいませんでした。真っ直ぐにグムを見つめていました。

 

やっぱり逃げ出そうとしていたト・ジグァン。

でも、そこにパク・ムンスの一団が。

激しい格闘となりましたが、ムンスの危機にグム参上。グムの放った矢がト・ジグァンに命中し、全員逮捕となりました。

 

一方で、ミルプン君が何やら取引をしていた中国の一団も、タルムンたちの活躍で一網打尽となりました。

 

で、次はミルプン君・・・となったのですが、その時ミルプン君は一人宮廷に。情報を集めるためだと、ユニョンを振り切って出て行ったのです。

ユニョンも後を追おうとしましたが、そこにタルムンが。

タルムンは、何としてもユニョンを助けたかったのです。

もうミルプン君は終わりだと言いました。だから、お前だけは生き延びろと。

 

宮中に行ったミルプン君は、ミン・ジンホンと会いました。

既に自分が追われる身だと知らされましたが、納得できません。

「悔しいのならば、生き残る道を考えてください。」

と、ミン・ジンホン。彼はミルプン君の死を望んではいないようです。

グムが王となる事を望んでいないからでしょう。対抗馬として存在していてほしいって事かしら。

だから、お逃げください・・・と言ったのです。

でも、ミルプン君は逃げませんでした。

 

自分を見つけた兵を殺し、血まみれの姿で、景宗の前に現れたのです。

自棄になって、景宗も殺してしまおうと考えたのでしょうか?無理ですよね、相手は多勢ですもん。

そこに、グムが。 


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