まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ヘチ(原題)』14話まで

2019-10-10 17:39:04 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国時代劇最新ファイル2020 (COSMIC MOOK)
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レビュー一覧は、こちらから。

グムが英祖になるのは分かっているのに、ミルプン君の企みが成功しそうでハラハラさせられます。

思っていた以上にじんわりと泣けてくるシーンが多々あります。

心穏やかに視聴出来ないと言うことは、それだけハマってるという証拠なんでしょうね。

 

グムは席藁待罪をしながら、死んだヨルリョン君の幻を見ていました。

ミルプン君に無惨に殺されてしまった弟を。

“耐えてください、卑劣な連中の手で倒れてはなりません”

幻のヨルリョン君がそう言いました。

だからこそ、翌朝になって姿を見せたミルプン君の嫌みな言葉に対して冷静に言えたのでしょう。

「私の心配は無用だ。心配せずとも、私がお前を殺してやるから。」

 

景宗は、ミルプン君が準備した偽の文章を信じてしまっていました。

領議政とイ・イギョムの息子と孫を中心とした輩が、景宗を亡き者にしようとしたというのが、その文の内容だったようです。

いつの間にか、ウィ・ビョンジュも復帰しちゃってますよ。

不正を告発されたんじゃなかったっけ?

グムが提案した自浄期間にどさくさに紛れて復帰しちゃったってこと?

おまけに、グムを尋問する裁判官の役を無理矢理引き受けましたよ。

 

捕まった者たちには、厳しい尋問が行われました。

尋問と言っても、この時代、拷問が付き物だったのかしら。尋問する側が満足する返答をするまで拷問が続けられるようですが・・・。

でも、彼らは一向にグムの関わりや謀反を認めようとはしません。

ウィ・ビョンジュは、ここまで?と言うくらいに証拠を捏造し、彼らの罪を立証しようとするのですが、全く自白しません。

嘘をつきたくないと言う気持ちもあるでしょうが、罪を認めるということは、即、死に繋がってしまう事が一番の理由でしょう。

 

捕まったのが、傍流ではあるけど老論派と言うことで、少論派は勢いづいています。

景宗を推すのが少論派と言うこともありますけどね。

ミン・ジンホンは、我関せずの方針を取ってはいますが、やはり心中は穏やかではいられません。

で、チョ・テグと二人だけで話をしました。

突然グムを糾弾するのは、何故だと聞きました。すると、チョ・テグは、グムの罪は明白だと言いました。

その様子を見て、少論派がグムを追い落とすためにしているとは思えませんでした。そういう姑息な人物ではないと思っていましたし。

ミン・ジンホンはチョ・テグに言いました。

いくらグムを排除したいとしても、この方法は良くないと。裏に何かある気がすると。

 

その頃、パク・ムンスたちは、死んだハン・ジョンソクの一件を記した書類に怪しい箇所を発見していました。

死因を捏造した報告書をウィ・ビョンジュが作成していたことに気がつきました。つまり、ハン・ジョンソクの本当の死因を知られたくないということで、すなわち、ビョンジュ自身が関わっていた可能性があると言うことです。

グムに濡れ衣を着せようと画策しているビョンジュの悪事を一刻も早く明かさなくてはいけないと、パク・ムンスたちは捜査を始めました。

 

グムは、一旦、席藁待罪から解放されました。

確固たる謀反の証言が得られるまで、王族と言うことで、礼を尽くすべきだと、イ・グァンジャが主張し、東宮殿に戻されたグム。

体調は良くありませんが、じっとして死を待つつもりはありませんでした。

 

タルムンは、ミルプン君の指示を受け、町中に貼り紙をしました。

グムは前王の子供ではないと言う嘘が書かれていました。

語り部にも、そう街角で話させました。

気づいたパク・ムンス。

激怒してタルムンのアジトに乗り込みました。

理由を問い詰めるパク・ムンスに、タルムンは悪びれる様子も見せずに言いました。

「腐った綱を捨てて他の綱をつかんだだけです。」

ショックでした、ムンス。

グムがあれほど信頼している仲間なのに・・・。

出ていこうとしたムンスにタルムンが言いました。

「世弟が心配なら救う術でも探しては?怪文書を読むことくらいしかできないと思いますがね。」

ちょっと、意味が分からないと思ったんですよ、あたしゃ。

後々、この言葉が重要な意味を持ってることが分かってくるのです。

 

この様子をト・ジグァンの手下が見ていました。

やはり、タルムンを見張っていたのです。本当にミルプン君の下についたのかどうか、まだ信じられなかったようですね。流石、悪事の道を生きてきた者です。用心深い。

ミルプン君に協力しているト・ジグァンですが、心の底から味方になったわけじゃなさそうです。なにせ、ミルプン君は彼らを人間扱いしていませんからね。ムカつくことも多いわけです。

協力しているのは、今のところ損はしない気がするからだと思いますよ。危なくなったら、真っ先にミルプン君を捨ててしまうに違いありません。

 

グムが自ら取り調べを受けにやって来ました。

その前に、二人で話がしたいとミン・ジンホンに言いました。

これ以上は我慢できません・・・と、グム。

「私を討つ絶好の機会にも関わらず左議政は静観していますね。陰謀の黒幕はミルプン君だとご存じだからでは?」

そして、呉越同舟はどうだと聞きました。

すると、ミン・ジンホンは答えました。

「残念ながら、私は“借刀殺人”の手を使います。」

他人の手でグムを討てるのに、何のために手を組むのか・・・と。

 

少なくとも、あなたは国を案ずる方ですから・・・と、グムは言いました。

捏造された逆謀により朝廷と国が揺らぐことは望まぬのでは?それでこそ、ミン・ジンホンでしょう・・・と。

そして続けました。

「お選びください。ミルプン君が王になるのを静観するか、それとも、私の船に乗り、その後船から私を突き落とすか。」

ミン・ジンホンは、何も答えなかったようです。

でも、グムの成長ぶりに驚いたのは事実でした。悔しいところでしょうか。

グムは、ミン・ジンホンを説得出来たとは思えませんでした。

 

突然、東宮殿にパク・ムンスがやって来ました。

こんなときに!と、グムは叱りました。

「いいえ。世弟様を訪ねるべき時は、まさに今です。私は世弟様の弟ですから。」

ムンスが答えました。今でしょ!ですね。じんわり泣けそうなシーンです。

 

この時、ムンスは例の貼り紙を持参していました。

が、既にグムも持っていたのです、同じものを。

それがタルムンのしたことだと聞いて、流石にショックを受けたグム。ただ、タルムンを恨む気持ちは一切ありませんでした。

互いに背負うべきものが違うから・・・と、グムは言いました。

 

でも、これが一つの謎を解く切っ掛けとなったのです。

それぞれの貼り紙は勿論手書き。コピーはありませんから。

眺めていたグムは、それぞれの文章に一ヶ所違う文字が使われていることに気がついたのです。

すぐさま、部下に命令して、町下で貼り紙を集めて来させました。

どの文章にも、一つずつ違う文字がありました。

それらを組み合わせてみると、一つの文となったのです。

“誰かを退けて潰すもの、その真実はグムではなくミルプン”!

 

タルムンはグムを裏切ってなどいなかったのです。

味方すらも欺いて、ミルプン君の懐に入り込み、何かをしようとしているのです。

 

パク・ムンスたちは、ウィ・ビョンジュの悪事の証言を得ました。

さぁ、巻き返し図れる?!

 

しかし、その頃、既にグムが尋問されようとしていました。

反対するかと思ったミン・ジンホンが、OKしちゃった。

 

尋問場に向かおうとするグムに、大妃が箱を差し出しました。

中に入っていたのは、粛宗の眼鏡。

「世弟が苦難に陥っても私は何一つしてやれぬゆえ、ささやかな品を贈ります。」

こんな貴重なものを、この私に?とグム。

「父親の遺品を息子に渡すのは当然でしょう。世弟の物ゆえ受け取ってください。都に広まる噂が嘘だということは誰よりも私が知っています。それゆえ、今回の件は濡れ衣だと明らかにして堂々と王宮に戻って来てください。」

これまた、泣かされるわ~っ。

 

尋問は、景宗自ら行うことになっていました。

ここで罪を告げれば、命だけは助けよう・・・と、景宗。

でも、グムは認めませんでした。

「私は逆心を抱いたことも、謀反を企てたこともありません。犯してもいない罪を自白するなどできません。」

ならば、やむをえないと景宗。

その時、ミン・ジンホンが口を挟みました。

「私はこの尋問に同意できません。世弟様は何の疑いも無いからです。私はその事実をよく存じています。」

おおーっ!ここで!!

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『へチ(原題)』13話まで

2019-10-10 09:51:47 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

ミルプン君を見たら、つい先日まで見てた「ライフ」のチョ会長を思い出してしまいました。悪役が続いてますねぇ。「アバウトタイム」での物静かな人一倍優しい役もあったんですけどね。

 

ミルプン君が宮中にやって来ました。

いかにも何かを企んでいる雰囲気です。自分だけがこれから起こる事を知ってる・・・なんて感じです。

得意げと言うか、上から目線と言うか・・・。

 

チョ・テグは危惧していた事が起ったと、景宗に言いました。グムを信用するなと、庇うなと言ったのは、こう言う事が起る可能性があるからだと。

そして、グムの教育係をしているイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンにも、きつく注意したのです。

チョ・テグはグム自身が逆心を抱いているとは思いませんでした。でも、有能過ぎるグムを担ぎ出そうとする勢力がグムの周囲に集まる事が危険なのです。それこそが、景宗の王座を脅かすものになるのですから。

 

そんな時、ユン・ヒョクがある提案をしました。

三司の役人を入れ替えると言うモノです。三司と言うのは、司諫院、弘文館、司憲府のことです。

それぞれの高官が役職に適した人材かどうかを調査するという内容です。

皆、大きな動揺が広がりました。だって、脛に傷持つ者ばかりですから。かなり厳しい罰則が提案されていましたしね。

ユン・ヒョクの公明正大な性格を知ってる者たちは、おろおろです。

 

勿論、勝手に進めることはできません。景宗の認可が必要です。

景宗に説明しているところに、グムが来ました。ユン・ヒョクが呼んだのです。意見が聞きたいと思ったからと言いました。

意見を聞かれたグムは、いきなりは辞令を出すのではなく、自浄を行う時間を与えるべきでは・・・と言いました。

ユン・ヒョクは、グムの案が素晴らしいと言いました。景宗もそう思ったでしょう。

でも、これが景宗をいっそう硬化させる結果となってしまったのです。

グムを褒めた上で、言ったのです、自分が頼り無く思われても当然だな・・・と。

その言い方がちょいと卑屈な雰囲気だったので、グムもユン・ヒョクも“え?”と感じたようです。

「世弟の考えに従え。そして今後は、世弟に報告せよ。許可もまた世弟が出せば良い。私よりお前の方が上手くやれる筈だ。」

完全に投げやりで拗ねた言い方です。

グムも気づいて、慌てました。

景宗の怒りの理由が分かりません。

 

グムは何かが起っていると感じました。景宗が自分を警戒していると思いました。

自分を訪ねて来たミルプン君の言葉が気になったグムは、すぐにタルムンを訪ねました。

でも、タルムンはミルプン君には何の動きも無いと言いました。

彼の情報を信用しているグムは、全く疑いませんでした。だから、いっそう分からなくなってしまったのです。

 

タルムンが宮中の動きを探っていると知ったヨジ。不安になりました。

グムに何かあるのではないかと。

でも、グムは普段の調査の一環だと、何も話しませんでした。

それでも、ヨジは不安が消えません。

グムのために何も出来ない自分がもどかしいのです。

そんなヨジを見つめるパク・ムンス。

彼のヨジへの想いは、何なんでしょう。これまでは、同僚、同志であり、弟であり、女性と見たことは無かったのでしょうね。でも、グムの想いに気づいてからは、どーでしょう。

「このまま義兄弟でいたい。」

と言う彼の言葉は、複雑な胸の内を表しています。

 

景宗はグムを遠ざけ始めました。

 

タルムンは、その理由を知りました。彼の情報網はすごいです。

そして、すぐにグムに報告させたのです。やはり、一大事ですからね。

タルムンは、どこに本心があるのでしょう。ユニョンの夢を叶えてやれると言いますが・・・。

最初、クンテに、動くなと言いました。ミルプン君の動きを掴んでいるにも関わらず、グムに報告せず、動くなと。

今回の代理聴政こそが、ミルプン君の企みだと知った今でも、それをグムに報告してはいません。

グムは自分の言葉を無条件に信じると分かっているのに・・・。ユニョンへの惑いだと分かっているようですが・・・。

 

報告を受けたグムは、すぐにミン・ジンホンの仕業だと思いました。

でも、ミン・ジンホンもこの話を知ったばかりだったのです。

 

誰が?・・・といくら考えても、上疏文を書いた犯人が分からないグム。

景宗が彼を呼び、その上疏文を見せました。

どう思う?・・・と景宗。

グムが何を言っても、今の景宗には通じませんでした。嫉妬と怒りと自己嫌悪等々に凝り固まった景宗は、讒言に騙されてはならないと言う言葉を受け入れる余裕は無かったのでしょう。

「この進言を受け入れる。」

突然、景宗が言いました。グムに代理聴政を任せるつもりだ・・・と。

そして、グムの前に、椅子を運び入れさせました。

大殿で会議を開く時に、王が座る椅子です。

ここに座って政務を執れ、私は皆の望むとおり、後ろに控えているから・・・と景宗。

 

呆然とするグムでした。

 

彼に残されているのは、王に許しを請う事。席藁待罪・・・でした。

グムは龍袍を脱ぎ、大殿の前に座りました。

 

座って間も無く、イ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンが来ました。でも、何も言葉をかけることなく背を向けて立ち去ろうとしたのです。

グムは、彼らに声をかけました。私が本当に王座を欲して王様を追い落とそうとすると?・・・と。

「初対面の日、先生はこうおっしゃいました。“王権を脅かすなら、自分たちは世弟様を認められない”と。」

グムの真っ直ぐな視線を受けたイ・グァンジャは、その時の事を思い出しました。

グムが王の器であると示せば良いのですね?・・・とグムは言いました。

そして、イ・グァンジャはそれ以降、グムの統治能力、王にな資質を見て来ていました。

 

役人たち・・・後ろめたい思いをしている者たちは、打開策を協議していました。と言うよりは、どうやって自分だけでも生き残ろうかってことですよね。

グムが自浄の時間を与えるらしい・・・なんて情報が伝わっていたのですが、彼らの思う“自浄”と言うのは、他人の悪事を通報し、反省したことにしようというもの。

情けない・・・。

ウィ・ビョンジュも必死に生き残り策を考えていますが、手を携えようとした司憲府の役人たちが自分を生け贄にしようとしてるなんて知り、絶望的な気分になりました。

そんなビョンジュに声をかけたのが、ミルプン君です。

 

ミルプン君はウィ・ビョンジュの気持ちを察していました。

こうなると、もうこの道しか無いと思ったビョンジュは、ミルプン君と手を組む決心をしたのです。

 

イ・グァンジャは大妃の力を求めました。景宗を説得してほしいと。

大妃は、景宗の元に行きました。

彼女は、景宗の気持ちもグムの気持ちも分かっていました。

常に廃位に怯えて生きて来た王様が、何故、世弟に同じ苦痛を与えるのです・・・と言いました。

「正しい道をご存じの筈です。今は心が揺らいでいるだけです。」

大妃の言葉に、景宗の気持ちが穏やかになろうとしたのに、それを引き留める問題が発生しましたよ。

 

なんと、グムの世弟に推した領議政とイ・イギョムの息子と孫が謀反を企てた罪で捕まったのです。

勿論、ウィ・ビョンジュとミルプン君の仕業です。

 

雨の中、座り続けるグム。

翌朝、弱っているグムの前にミルプン君が現れました。

「持ちこたえろ。私の手でお前を潰したい。」

そう耳元で呟きました。

 

そこに景宗がやって来ました。

それでもお前を信じようとした・・・と景宗。お前は政敵ではなく、弟だと思おうとした・・・と。

「だが、お前は私に刀を向けようとした。」

そう言って景宗がグムの前に一通の書状を投げ出しました。

いったい何が書いてるの 


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