あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD) | |
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「上司の命令を無視して単独で現場に来た時点で当事者となるのです。捜査の中立性が損なわれる。」
チェ捜査官は、ジェチャンにキツク注意しました。以前から、単独行動をしがちなジェチャンにその都度注意してきていたのですが、守っていなかったのですよ、ジェチャンは。
今回ばかりは、痛感したでしょう、規則の意義を。
ただ、チェ捜査官が、何故現場に来たのか、そのタイミングの良さがジェチャンには気になっていました。
今回の放火事件で、検察内部では、一気にミョン・テソクの点滴連続殺人事件に注目が集まりました。
放火事件の被害者となったホンジュも、局でこの事件を取り上げました。
そして、どちらも再捜査という結論になったのです。
データに残されていた19人のうち、11人は、ミョン・テソクが殺したことになっていました。
でも、残る8人も、既に死んでいたのです。別の病室の患者で、ミョン・テソク逮捕後の死亡でした。
共犯者、もしくは真犯人が?・・・という推測が成り立ちます。
ジェチャンはイ検事と共に、点滴連続殺人事件の再捜査を。
ソン検事とシン検事は、放火事件を担当することになりました。
そして、ホンジュは先輩のポン記者と共に点滴連続殺人事件を追う事になったのです。
再捜査が始まると言う事は、当時の担当者の捜査にミスがあったということになります。
担当検事のユボムは既に検察を辞めていますが、チェ捜査官は現役。ジェチャンがいくら潔白を主張しても、チェ捜査官はジェチャンの下を外れなければいけなくなりました。
チェ捜査官は、ちゃんとわきまえていて、捜査から外れました。
ジェチャンは納得できませんでした。
チェ捜査官が不正をする様な人間じゃないと、一緒に仕事をしてきて、充分分かっているからです。
でも、断定してはいけない・・・とウタクが言いました。
以前、ジェチャン自身がウタクに言った言葉です。ウタクの友人ト・ハギョンが容疑者となった事件の時ですね?
実際、チェ捜査官には疑わしい点がありました。
放火事件の時、何故、居場所が分かったのか、ホンジュとジェチャンが別々に現場に来た事を、何故知っていたのか・・・等々。
直接聞けばいいとホンジュは言いました。
でも、命の恩人にそんな事は聞くのは失礼だと言うジェチャン。
「何も聞かずに疑う方が、よっぽど失礼です。」
と、ウタク。
3人は、気まずくなってしまいました。お互いの言いたい事は分かるけど、心で納得できないのでしょう。
ある日、コンビニでアルバイト中のミョン・デグは、買い物に来たホンジュを見て凍りついたような表情になりました。
父の事件の時、しつこく取材していたのが、ホンジュだったのです。
まるで「ピノキオ」の時のパク・シネさん演じるイナの母親、ソン・チャオク記者のようです。遠慮なく、ずけずけと心に刺さる様な質問を投げつけていました。
それを、デグは目の前で見ていたのです。ホンジュに対して、憎しみを抱いても仕方がありませんでした。
ホンジュに自分がミョン・テソクの息子だと明かしました。
思わずホンジュも立ち尽くしてしまいました。
デグの横に、緑の傘があるのを見て、恐怖がこみ上げて来ました。
以前から度々見る、自分が死ぬ夢。
その時、犯人は、緑の傘をさして自分の傍に立っていて、ホンジュを見降ろしているのです。
過剰に反応しても無理はありません。
凍りついたように立ちつくすホンジュ。
その時、ジェチャンがやって来ました。
ジェチャンは、自分の身分を明かし、デグに父親の事件の再捜査が始まったと告げました。
その瞬間、デグの緊張と怒りが解けました。
泣きながら、ジェチャンに礼を言うデグでした。
それでデグはユボムに会う気になったのかな?傘を返しに行ったのです。
デグが事務所に行った時、中にいたのはホンジュ。
ホンジュは、ミョン・テソク事件の時、検事のユボムがマスコミ側であるホンジュに情報を流した理由を確認しに来ていたのです。
検事がマスコミにリークする理由は?・・・とホンジュ。
「確たる証拠が無い時に、助けてもらうためだ。起訴しても無罪になりそうな時。」
だから、ミョン・テソク事件の時も情報をくれたのね?・・・とホンジュ。
思わず動きが止まったユボムです。
ホンジュは、自分たちが専門チームを作って取材を始めていると言いました。真犯人がいるらしいから・・・とね。
愕然とするユボムでした。
一方、デグは満足げでした。
少なくとも、ホンジュは父を冤罪にするために動いていたわけじゃなかったと分かったからでしょうかね。
傘を秘書に預けて帰りました。
その頃、ユボムに正体不明の人物からメールが頻繁に届いていました。
点滴連続殺人事件において、ユボムが証拠のねつ造をした事を知っている人物からでした。
会おう・・・と連絡したユボム。
彼の事務所に現れたのは、なんと、女性でした。
シン検事たちは、放火犯の特定を急いでいて、ガソリンを購入した者を探していました。
で、唯一の人物をやっとのことで見つけました。
ハ・ジュアン、当時同じ病室で入院していた女性でした。
クローン病で長期入院していて、当時も体調が悪かったので被害者として扱われ、疑われなかったのです。
ただ、家にも帰っていないし、携帯も他人名義とあって、指名手配してはみたものの、まだ見つかっていませんでした。
ハ・ジュアンに焦点を絞っていたのは、ホンジュたちも同様でした。
そのハ・ジュアンがユボムの前に現れたのです。
ハ・ジュアンは自分がクローン病で大変な目に遭っているのに、周囲の者たちは次々と完治して退院していくのが我慢ならなかったと言いました。
自分勝手な動機です。
ユボムも、彼女が何を望んでいるのか、最初、分かりませんでした。
そこで聞かされたのが、放火事件。
秘密を全て知っていたけど、口が堅い人間だったユンピョが、偶然携帯を盗まれたことで警察の取り調べを受けることになったわけです。
犯罪がばれる事無く行く筈だったのに、手違いが起ってしまったわけです。
だから、殺さなくてはいけなくなった・・・とジュアン。
後は上手くやって・・・と言われても、ねぇ。ユボムは混乱の極みですよ。
自業自得だとはいえ、まさか、こんな事になろうとは思ってもみなかったでしょう。
でも、目の前に自分の不正を知ってるハ・ジュアンがいて、既に犯罪は行われてしまっていて・・・と考えると、従うしかないと思ったようです。
そうなると、保身の意識は高いユボム。
すぐに、ホンジュが不正に気付いていると思い出したのです。
チェ捜査官が辞表を書いていなくなってしまいました。
自分とユボムにねつ造疑惑がかけられている事を知り、ジェチャンが必死になって自分を庇ってくれている事も知りました。
このままでは、ジェチャンに迷惑がかかることは必至です。
ユボムの不正を知ってるチェ捜査官。なんとか、自分の無実を証明しようと考えているようです。
ジェチャンは、捜査の過程で、チェ捜査官の履歴書を見ました。
それで気付いたのです。自分とホンジュが助けた警官が、チェ捜査官だったということに。
ユボムがホンジュを呼び出しました。
局のジャンパーを着て行こうとしたホンジュは、気になってポン記者に天気予報を聞きました。
降水確率5%・・・と聞いて、安心して出かけました。なぜなら、自分の死の夢の時は、雨が降っていたからです。
ユボムはホンジュを殺すつもりのようです。
睡眠薬入りの飲み物を飲み、意識を失ったホンジュをビルの屋上に連れて行きました。
その頃、雷を伴った突然の雨が。
ジェチャンは、執務室でうたた寝をしていました。
その時、夢を見たのです。ホンジュが死ぬ夢を・・・。
ホンジュは、夢の中で時間と場所を告げていました。ジェチャンが助けてくれることを信じて。
ジェチャンは、ウタクにも連絡。
間に合う?間に合わないとね。
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