大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

萬葉植物園

2019年05月06日 | 植物
立夏の前日、春日大社に隣接する萬葉植物園へ相棒と共に出掛けました。
3日に帰った娘夫婦が出掛けた時の写真の藤の花の美しさに誘われ行って来ました。

近鉄奈良駅からひがしむき商店会を下って左折してすぐ手力雄神社の階段下横に、奈良県里程元標があり、三重・大阪・和歌山・京都の県境までの距離が記載されています。

興福寺横を通って春日大社一の鳥居・影向の松、早朝にもかかわらず多くの観光客にすり寄る鹿達を見学して萬葉植物園へ。
影向の松は枯れていて切り株が残っており、切り株の後方に次代の松が植えられていました。

昭和7年佐々木信綱氏の協力を得て萬葉集にゆかりの深い春日野の地に我国で最も古い約300種の萬葉植物を植栽する植物園として開園。約9000坪の園内には、池の中央にある中ノ島にはイチイガシの老巨樹(奈良市文化財)と共に、春日大社が藤原氏の氏神を祀っていることから20品種約200本の藤の木が植えられています。

紫・白・ピンク等カラフルな藤の花の大部分は、今を盛りと妍を競っており、多くの観光客はカメラを手に思い思いの角度からパチリパチリ。
私も相棒と共に多くの写真を撮りました。

見学後の帰り道、興福寺手前の柳茶屋のわらびもちで一服。

興福寺北円堂(藤原不比等の廟堂・国宝)では、弥勒如来坐像(木造・国宝・運慶一門作)や無著菩薩立像・世親菩薩立像(木造・国宝・運慶作)、四天王立像(木心乾漆造・国宝)が公開されていましたので見学して昼食後帰宅。

興福寺も春日大社も藤原氏のゆかりが深く神仏習合の寺と神社が残る数少ない一つです。
早朝であればいつもは空いている奈良公園も10連休の中ではそこそこ込み合っているようで、私達の帰る頃には商店街も奈良駅も普段見ることのない混雑になっていました。
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