先日、当麻寺西南院の庭で珍しい花に出会いました。
一つは、ハンカチの木。
庭園の上の方にまるで白いハンカチが掛かっているように見える木がありました。
以前山の中で遠くに見えるこの木を見たことがありましたが、今回は目の前で見ることができました。
ハンカチの木
ミズキ科。中国原産で2千m位の高原に自生する落葉高木。
4月下旬から5月頃、前年枝に白いハンカチのような花をつける。
花弁はなく、たくさんの雄花と1個の雌花が1つの球形をつくり、大型の2枚の苞に抱かれるような形で開花します。
ハンカチに見立てられるのは、この2枚の大きな苞です。
ハナミズキのような花ですが、花びらのように見える苞が二枚で小さい苞が上、大きい苞が下にあり、下から見上げるとハンカチの上方をつまんで垂らしているように見えます。
花の近くには昨年なった実が多くぶら下がっていました。
別名は、幽霊の木とも呼ばれ、英語ではDove tree(鳩の木)と呼ばれています。
もう一つは、ハナイカダ(花筏)。
牡丹園の一角から相棒が呼んでいます。
行ってみますと、雌雄のハナイカダの木があり、葉の葉脈の主軸の中心部上に小さな2~3ミリの蕾のようなものが乗っています。
写真に撮って拡大してみてみますと、薄緑色の花が咲いています。(写真下は雌花)
ハナイカダ(花筏)
ミズキ科。落葉性低木で雌雄異株。日本全国に分布。
花は淡緑色で、4~5月に葉の中央に通常1個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。果実は1枚の葉に1個つき、黒い液果で種子を2から4個含み、この液果は甘味があり食べられる。(写真下は雄花)
日陰や湿気を好み、寒さには強いが北風の避ける場所での栽培がよい。
名前の由来は、花の載った葉を筏に見立てたもので、日本らしい趣のある名前とともに自然の造形の美に感心しました。
一つは、ハンカチの木。
庭園の上の方にまるで白いハンカチが掛かっているように見える木がありました。
以前山の中で遠くに見えるこの木を見たことがありましたが、今回は目の前で見ることができました。
ハンカチの木
ミズキ科。中国原産で2千m位の高原に自生する落葉高木。
4月下旬から5月頃、前年枝に白いハンカチのような花をつける。
花弁はなく、たくさんの雄花と1個の雌花が1つの球形をつくり、大型の2枚の苞に抱かれるような形で開花します。
ハンカチに見立てられるのは、この2枚の大きな苞です。
ハナミズキのような花ですが、花びらのように見える苞が二枚で小さい苞が上、大きい苞が下にあり、下から見上げるとハンカチの上方をつまんで垂らしているように見えます。
花の近くには昨年なった実が多くぶら下がっていました。
別名は、幽霊の木とも呼ばれ、英語ではDove tree(鳩の木)と呼ばれています。
もう一つは、ハナイカダ(花筏)。
牡丹園の一角から相棒が呼んでいます。
行ってみますと、雌雄のハナイカダの木があり、葉の葉脈の主軸の中心部上に小さな2~3ミリの蕾のようなものが乗っています。
写真に撮って拡大してみてみますと、薄緑色の花が咲いています。(写真下は雌花)
ハナイカダ(花筏)
ミズキ科。落葉性低木で雌雄異株。日本全国に分布。
花は淡緑色で、4~5月に葉の中央に通常1個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。果実は1枚の葉に1個つき、黒い液果で種子を2から4個含み、この液果は甘味があり食べられる。(写真下は雄花)
日陰や湿気を好み、寒さには強いが北風の避ける場所での栽培がよい。
名前の由来は、花の載った葉を筏に見立てたもので、日本らしい趣のある名前とともに自然の造形の美に感心しました。