大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

四国の旅(その3)

2022年12月31日 | 風景
四国には、四国八十八カ所巡りの際に本当にお世話になりました。
一番札所霊山寺から八十八番札所大窪寺まで四国四県にまたがって参拝したこと、またところどころ歩くのですが中には数度の山越えを体験したことを思い出します。
思い出すたび、相棒と共によく思い切って巡ってよかったと、感慨を新たにしています。

今回の旅で、「三大がっかり名所」と「三奇橋」を体験しました。
まず三大がっかり名所は、札幌市時計台(北海道札幌市・「思ったより小さい」)、オランダ坂(長崎県長崎市・「普通に生活道路として使われるただの坂道」)、そしてはりまや橋(高知県高知市・「以前のように堀にかかっていない」)と言われています。

そして三奇橋は、猿橋(山梨県大月市)、かずら橋(徳島県三好市),と錦帯橋(山口県岩国市)と言われています。
猿橋・・猿橋とは、山梨県大月市の桂川の渓谷にかかる高さ30mの橋脚のない刎木橋(構造・写真下右)。長さ31m。
橋名の由来は、猿が対岸に渡る方法に学んでこの橋を考案したことによると言う。

かづら橋・・徳島県西部、三好市の善徳にある、かずらでつくられた吊橋。
祖谷渓の険阻な絶壁に架けられており、3年毎に架け替えられる。長さ45m、幅1.5m。
山地に野生する猿梨の蔓を編んで作られ、端は両岸の樹木に繋ぎ止めてある。橋の最も原始的な一形態で、現在ではチベットやインド等の僻地に見られるだけである。日本でも明治初期までは山地に散見されたが、鋼索使用の普及とともに姿を消した。
1955年、国の重要有形民俗文化財に指定された。

錦帯橋・・山口県岩国市の錦川 (岩国川)に架かる橋。
5つのアーチ橋を連ねた木橋で、長さは直線で196m、橋面に沿って210m。4個の橋台は水面から5m。
木曾の檜材を使用し、1本の釘も使っていない。
延宝1年(1673年)、岩国藩主吉川広嘉によって完成され、20年毎に架け替えられてきたが、1950年のキジア台風の洪水で流失。
1953年復元。
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四国の旅(その2)

2022年12月31日 | 風景
12月30日、四国の旅の二日目。
高知駅前のホテル発8時、桂浜へ。

桂浜の松林に囲まれた小高い丘に建つ龍馬像は、龍馬を慕っていた高知県の青年有志が募金活動を行い昭和3年に建てられたもので、現在の桂浜の龍馬像は、平成11年に修復されています。
台座の高さは8.2メートルあり、その台座の上に、5.3メートルの龍馬像が建っているため、台座を含めた総高さは約13.5メートルになります。
桂浜の龍馬像のモデルになった写真は、1866年に長崎で坂本龍馬を撮影した写真と言われています。

クジラが泳ぎ来るといわれる室戸の沖、青空の下に広がる太平洋の雄大な眺めを満喫した後、愛媛県を通り香川県の金刀比羅宮へ。
何度か訪問したことのある金刀比羅宮、相棒は上まではとても無理とのことで駕籠に乗って上ればよいと思っていましたが、現在駕籠かきの男性が引退されたそうですので、私一人で上り始めました。

しかし、以前は785段を走るような勢いで上りましたが今回はそうもいきません。体力の衰えを感じながらゆっくりと上り始めましたが集合時間を考えると往復は無理ではないかと考え、途中500段を越えたところで引き返しました。
写真上左階段365段目付近の大門・写真下左丸山応挙の虎の絵のある書院

500段を上ったあたりの広場の奥の御厩では、神様がお乗りになるための「神馬」(写真上右)を飼養しています。
また、御厩横からの眺望(写真下左)も素晴らしいものでした。
下っていますと、大門をくぐり上ってくる相棒に出会いました。

相棒も疲れているようで甘酒を飲んで小休止、元気が出たようで金陵酒造所で正月用の本日しぼりたての銘酒(純米吟醸無濾過生原酒)を手に入れました。

昼食後は、瀬戸大橋を渡って山陽道経由大阪へ。
ひと眠りしている間に龍野SA,三木SAにも立ち寄り三宮経由大阪着18時過ぎ。
相棒の疲れたけれど楽しかった、との声で今年1年頑張ってきた相棒への慰労になったのでは、と思いながら自宅へ。


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四国の旅(その1)

2022年12月31日 | 風景
高知県のキャンペーンでの補助金を頂き、12月29日から一泊で四国へ。
7時50分梅田集合、三宮を経由して総勢38名のツアー。

明石海峡大橋を渡って淡路島の淡路SAで小休止して大鳴門橋で徳島鳴門へ。
なると公園から大鳴門橋の支柱近くの渦を見学、残念ながらこの時期の渦は小さかったですが解説を聞きながら、たぶん梅田支店時代の店内旅行だと思いますが観潮船からみた大きな渦を思い出し、相棒もイメージはできたようです。

道の駅「くるくるなると」で昼食後、吉野川をさかのぼって吉野川に合流する祖谷川沿いの秘境大歩危小歩危から西祖谷山村の祖谷のかずら橋へ。
大歩危小歩危は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇ります。

そのちょっと変わった名前の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危、小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。

国指定重要有形民俗文化財に指定されている祖谷のかずら橋は、自生の「シラクチカズラ」を編み連ねて創られ、当時の人々には大切な生活路として祖谷川各所に架けられていたそうですが、今では西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」 と東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」を残すのみとなっています。
かずら橋の由来は、祖谷に巡行された弘法大師が困っている村人の為に作ったという説や、追っ手から逃れる平家の落人が楽に切り落とせるようシラクチカズラで作ったという説等諸説が残っています。

かずら橋を渡るか思案していた相棒も、思っていたほど揺れの少ないかずら橋の手すりにしっかりつかまりながら思い切って渡った相棒と共に一路高知へ。
高知駅前のホテルに到着後夕食前に、近くのはりまや橋へ。

美味しい皿鉢料理とカツオのたたきを熱燗とともに頂き、バタンキュー。
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冬至

2022年12月23日 | 風景
昨日は冬至、一年で昼間が最短、夜間が最長の日。
AS高大歴考同窓会が本町の美々卯で開催され、7名(女子3名)が参加。高齢化が進み体調不良等を理由に不参加者のあることはやむを得ないでしょう。
ウサギの箸置きが来年の干支と今年も残り少ないことを想起されました。

会合も食事会だけでの散会が増えてきました、私は近くの御霊神社(平安時代の嘉祥3年(850年)、大阪湾岸の圓江(つぶらえ=現在の靱)で行われた八十嶋祭の祭場とされた地に創建)に参拝して帰りました。

冬至のこの日、例年通り夕食にはカボチャを頂き、よき香りの柚子湯に入り風邪をひかないようにとの相棒の心遣いに感謝の一日でした。
カボチャを食べ柚子湯に入るのは、この時期が一年で一番疲れのたまる時期で元気に新年を迎えることができるように、との先人の知恵の一つ。
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2022年12月21日 | 風景
昨日、歯医者からの帰途四天王寺へ。
写真下左四天王寺仁王門・右写真の下のほうに氷が張っています。

お参りの後、仁王門前で地面の水たまりが凍っていて、誰かがその上を歩いたのでしょう割れていました。
一昨日にもゴルフの練習場へ行く途中の公園で、同じく水たまりが凍っているのを見かけました。その時にはカメラを持っていなかったので写真に撮れず残念に思っていましたが、連日の寒さのお蔭で今日も見ることができました。

子供のころには、道路も舗装されていなくて通学路には、凍っている場所が多くあり割りながら歩いていたことを思い出しました。

氷は、気温が0℃以下になり、水が冷え固まったもの。
冬の季語ですが、氷の付く季語は四季を通じてあります。
春・・薄氷、流氷。 夏・・かき氷、氷柱(こおりばしら)。 秋・・月の氷、氷頭膾。 冬・・初氷、厚氷。等
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