大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

クマガイソウ

2024年04月28日 | 植物
昨日、相棒と能勢町へ。
数日前の産経新聞に能勢町の初谷渓谷にクマガイソウの群生地があり、目下見頃であるとの記事が掲載されていましたので、相棒と出かけました。
阪急梅田駅から乗換二度で目的の妙見口駅着。駅前で地図を入手、初谷川の上流を目指します。

杉林等新緑の美しい緩やかな上りをゆっくりと、川のせせらぎや小鳥の鳴き声を聞きながら進みます。
山道は石ころもありましたが、落ち葉が積もったフカフカ道も多く気持ちよく登れました。
途中、数百年の年月をかけてできるという台場クヌギ(台木)や満開のヤマフジ・シャガに出会います。

約1時間(普通の人なら約40分)かけてクマガイソウの群生地到着。

斜面には卵と牙のオブジェが置かれていて、皆さんその横から急斜面を上っています。

私たちもゆっくりゆっくり上って、二百株以上の満開のクマガイソウのすべてが私たちのほうを向いて出迎えてくれていました。
このクマガイソウは、平成29年に別の場所で自生していたものを環境の似たこの地に移植し育ててこられたもので、年々増えているそうです。
以前浦和にいた頃、見沼区御蔵の民家の裏庭で数百株のクマガイソウを見て感激したのを思い出しました。

クマガイソウ
ラン科。環境省の絶滅危惧種の山野草。
特徴の袋状の花弁で平家物語の登場人物熊谷直実が矢から身を守るために背負った母衣に似ていることから名付けられた。

本日の歩数計、16114歩、相棒はゆっくりでしたがクマガイソウに出会いたい一心で完歩できました。
久しぶりの山歩きは大変気持ちよく、昨夜はよく眠れました。
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五色の幟

2024年04月24日 | 四天王寺
先日、四天王寺へお参りの際、極楽門の前で五色の幟がはためいていました。

五色
青・黄・赤・白・黒が基本となる。
仏教において如来(悟りを開いた者)の精神や智慧を5つの色だが、青の代用に緑、黒の代用に樺色や紫を使うことがある。

青 - 如来の毛髪の色で、心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く、定根・禅定を表す。
黄 - 如来の身体の色で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質、金剛を表す。
赤 - 如来の血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない、精進を表す。
白 - 如来の仏歯の色で、清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める、清浄を表す。
黒- 如来の袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ、忍辱を表す。

写真上左・長谷寺
この五色には上記のほかにも意味があり、中国の五行説が発祥とされている。
五行説では「全てのものは木・火・土・金・水の5つの要素で作られている=森羅万象」と考えられており、その5つを色に置き換えたと言われている。また、真言密教ではそれぞれ東・南・中央・西・北の5つの方位や五智如来が示されている。
木=青・・東・阿閦如来
土=黄・・南・宝生如来
火=赤・・西・阿弥陀如来
金=白・・中央・大日如来
水=黒・・北・不空成就如来
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新緑の四天王寺

2024年04月21日 | 四天王寺
四天王寺までのお参りへ行こうと相棒に声掛けしたところ、待ってましたとばかりツツジが満開ですから、別の道から行きましょう、と。

満開の赤、白、ピンクのツツジや八重桜を見ながら四天王寺までウオーキング。

境内では、五重塔を背景にクスノキの若葉が美しく広がっています。

本日の最高気温は25度ですが、明日は20度と一定しません、油断して風邪をひかないよう気を付けましょう、と自分に言い聞かせています。
天王寺に寄って昼食を済ませてバスで帰宅、相棒の歩数計9592歩頑張りました。
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レッドロビンと卯の花

2024年04月19日 | 植物
昨日、国立大阪医療センターから心斎橋の日航ホテルへ徒歩で向かう途次、長堀通のビル前で卯の花の白い花が満開でした。

少し離れたところには、白い花の塊りの周りの新葉が赤いのを見つけました。
ベニカナメモチかと思いましたが何か違うような気がして帰って調べてみますと、レッドロビンのようです。

レッドロビン
バラ科/カナメモチ属。常緑広葉樹で3~10mの小高木。
カナメモチとオオカナメモチを掛け合わせた園芸品種で、現在ではこれらの原種よりも数多く出回り、都市部の垣根としてはもっとも一般的に見られる樹種の一つとなった。
晩春に梅のような白い小花をたくさん咲かせ、晩秋には小さな赤い実を付ける。

1年で50cmも伸びるほど成長が早く、比較的早期に垣根を作ることができる。しかし、定期的な刈り込みを行わないと特に頭頂部は枝葉が鬱蒼としやすい。
剪定をすれば季節を問わず、真っ赤な新芽が発生する。新芽は開く前から赤いのが特徴。
レッドロビンは「赤いコマドリ」の意。別名、セイヨウベニカナメモチ。

日航ホテルでの食事会(歴考同窓会・参加者7名)を終え帰宅。
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晩春から初夏へ

2024年04月16日 | 風景
今年の桜は、開花のころに寒さが戻ってきて随分と遅れたお蔭で長く桜を楽しめました。
相棒のお供でのスーパーへの途次、草花にも春から夏へのうつろいが感じられました。

落下と共に若葉が芽吹く桜のそばでは欅等の新緑が青空に映えていました。

チューリップが満開です。

ヒラドツツジも咲き出しています。

君子蘭・ネモフィラ・山吹も花開き、猛暑がすぐそばです。
夏休みに実家へ帰省の際、縁側で鮮やかなオレンジ色をした君子蘭が出迎えてくれていたことを思い出すとともに、サツキや菊の栽培に精を出していた父を思いだします。
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