大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

白馬への旅・六日目フォッサマグナミュージアム・ジオパル

2022年06月29日 | 旅行
6月21日、白馬への旅も最終日。本日も上天気。
ホテル発10時、姫川と大糸線沿いに糸魚川駅を目指します。途中の長短のトンネル20か所ほどを潜り抜け糸魚川駅まで約70分。

北陸新幹線発はくたかの出発13時29分、約2時間ありますので駅前の観光案内所へ。
昼食は、観光案内所スタッフお薦めの美味しい地物のお寿司、その後タクシーでフォッサマグナミュージアムへ。フォッサマグナについては以前TVブラタモリの番組で見た記憶があり、また姫川や地元の海岸で今も見つかる翡翠をはじめとする美しい石にも興味がありましたので行ってみました。

フォッサマグナとは、大きな溝の意味。
原始の日本列島はアジアに近い位置にあったが、約2,000万年前にプレートの沈み込みに伴い日本海が現在のように広がり、日本列島もアジアから離れていった。
その際、日本列島は中央部が真っ二つに折られる形でアジアから離れ、そして数百万年前フィリピン海プレートが伊豆半島を伴って日本列島に接近した時に、真っ二つになっていた列島が圧縮され始め離れていた日本列島が繋がった南北の地域(溝)をフォッサマグナと呼ぶ。

駅に戻り駅に直結するジオパルへ。
ジオパルでは、Nゲージ(縮尺150分の1)とHOゲージ(縮尺87分の1)のジオラマが展示されていて希望者は実際に列車を走らせる体験ができるそうですので、列車好きに子供たちにとっては離れがたい場所でしょう。

他に、トワイライトエキスプレスの実物の一部(A寝台と食堂車)を再現された列車が展示されていました。

北陸新幹線はくたかで金沢駅乗り換えサンダーバードで大阪駅着18時9分、定刻通り到着。
本当に楽しかった旅、またこの梅雨の時期に一度も雨に遇うことが無かった幸運に恵まれた旅も無事終了。相棒もよく頑張って歩き良い思い出ができたと満足そうでした。
本日の歩数計8733歩。

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白馬への旅・五日目岩岳ねずこの森

2022年06月28日 | 旅行
6月20日、白馬への旅五日目は岩岳ねずこの森へ。
ホテルからのバスでゴンドラ乗り場へ約10分。

ゴンドラで山頂駅(標高1280m)へ、まず、ねずこの森の散策。

落ち葉でフカフカの自然探勝路を相棒と共にウオーキング、帰りのバスの迎えの時間もあり短いほうのルートをたどります。

ブナ(写真上左の左側の木)・ホオノキ(同写真の中の木)・コシアブラ(同写真の右側の木)などの樹木が茂る道を、誰にも出会うことなく貸し切りでした。
ミズナラ(写真上右)の大木にも出会いました。
約1時間で一周して戻ってきましたが、そこでやっと人に出会いました。

中でもネズコ(別名クロベ)の大木(写真上左と右)は、常緑樹で樹齢200年を超え秋には周囲の木々が黄色や赤に染まる中緑の葉のまま冬を迎えます。

緑の濃淡が美しいなかの森林浴は本当に気持ちよく、ウツギやツツジが咲いていて相棒もご機嫌の散策となりました。

次に、ヤッホースウィングを体験することに。(写真上左の緑のマットの先は絶壁です)
残雪の残る白馬三山に向かってブランコを大きく漕ぎ出すのですが、まるで雪山に向かって飛び出すような体験ができるのです。
相棒は気持ちよさそうに大きく揺らしており、それを見ていたスタッフが相棒のブランコをもっと大きく揺らしていました。
私はブランコに乗った際体前面にあたる風が苦手で、相棒のお付き合いで隣のブランコに乗りましたが、ほとんど揺らすことなくただ座っているだけでした。

この日は、山には雲がかかっていて白馬三山は少ししか見えなかったのは少し残念でしたが、ねずこの森の散策はとても気持ちよく良い体験ができました。
ゴンドラで下に降り迎えのバスでホテルへ。

昼食は、ホテル近くの蕎麦屋さんへ。
食後、公園の木陰でタチアオイや名の知らない花々に囲まれてしばし小休止後、ホテルへ。

本日も夕食時には地酒で一杯、温泉に入ってグッスリ。
本日の歩数計は、7159歩。
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白馬への旅・四日目白馬八方尾根

2022年06月27日 | 旅行
6月19日、四日目は白馬八方尾根へ。昨夜のうちの雨も上がり、本日もよい天気。
標高770mから1830mまで、ゴンドラやリフト(2回)を乗り継ぎ一気に1000m以上上ります。

ホテルのバス9時15分発、乗車5分でゴンドラの八方駅へ。
まず、ゴンドラで8分標高1400mの兎平へ、気温22度。
ゴンドラは覆いがあり相棒も安心して乗りました。

最初のリフト7分で標高1680mの水芭蕉の咲く黒菱平・鎌池湿原へ、気温18度。
リフトには覆いがありませんで4人掛けの長いベンチに座って運ばれます。

最後のリフトで5分、標高1800mの八方池山荘へ。
このリフトにも当然覆いがありません、相棒も慣れてきたようです。
ここからは、頂上に雪のかぶった白馬三山がきれいに見ることができました。(少し後には一部雲がかかってきました)

乗り換えるごとに、肌寒さを少し感じ、また下の斜面の草むらを見ながら、冬にはこの乗り物を利用しスキー客が真っ白なゲレンデを滑り降りているであろう姿を思い描きながら上っていきました。

最後のリフト到着後、重装備の登山者が唐松岳(標高2696m)を目指して登ります。
私たちはここまで来て相棒が、ここには以前来ました、と。そういえば第2ケルン(2005m)まで登ったことを思い出しました。
1998年の長野オリンピックでの女子滑降のスタート小屋が残されていて、白馬三山を背後にして急斜面を滑り降りていた、当時の女子選手の活躍が思い出されました。

今回は、第2ケルンまではとても無理ですので、私たちの脚力を考えながらゴロゴロ道から木道を少しだけ登りました。
私たちの登ったところから下を見ますと赤い屋根の八方池山荘越しに白馬村がはるか下に見えました。

途中で、キジムシロ・ショウジョウバカマ・水芭蕉・雪割草などの高山植物も少し見ることができました。
天候に恵まれ、素晴らしい光景に出会え大満足で戻ることに。

あちこちに残雪も残っていて、高い山に登ってきたことを実感できました。
下りは来た道と逆にリフト(2回)・ゴンドラを乗り継ぎ、ハングライダーで気持ちよく空中散歩を楽しむ人たちを上に下に見ながら下山。

下山後昼食、ホテルで紹介された白馬名産の蕎麦屋さんへ。
美味しおそばで一杯と思いながら家でお昼に飲むのは控えていますので、その延長で一杯は夕食まで我慢。
ホテルまでの道筋にホタルブクロと名前の判らない花が咲いていました。

温泉入浴後、バタンキュー。
本日の歩数計11309歩。
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白馬への旅・三日目上高地

2022年06月25日 | 旅行
三日目は、上高地訪問希望者19名。

ホテル8時出発、白馬から長野県内を南下し、途中青木湖・木崎湖・千曲川の辺りでは満開のそばの白い花を見ながら松本市に入り、市の西側に位置する上高地まで2時間半、到着後自由散策4時間。

私たちは、河童橋から梓川上流の明神池を目指します。河童橋の正面の残雪残る山はジャンダルム・奥穂高岳だそうです。

梓川左岸沿いに約3キロの白樺等樹木が芽吹き新緑が美しい中のウオーキングの始まりです。
鶯や仏法僧のホーホケキョとテッペンカケタカの鳴き声を楽しみながら、行きかうハイカーたちと声を掛け合って進みます。

川の対岸の山が眼前を覆い明神岳(2931m)であることを教わり、明神橋の近いことが判りました。
まもなく明神橋手前に到着12時前、昼食タイム。

一息つき、明神橋を渡った先の穂高神社奥宮に参拝、神域内の明神池周辺を散策。澄んだ池には大きなブラウントラウトが悠々と泳いでいました。

12時半、これからは梓川右岸を河童橋まで戻ります。

途中、相棒が「猿!!」の歓声、親子猿・ボスらしい大きな猿等数匹の集団に運よく出会いました。
また、木道を進み大正池風の枯れ木が林立する風景にも出会うという楽しいウオーキングも終盤を迎えます。

河童橋到着14時20分、駐車場へ戻りホテルへ。
ホテル着17時過ぎ、温泉に入って夕食。バタンキューでした。
本日の歩数計19318歩。






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白馬への旅・二日目善光寺・北斎館と高井鴻山記念館

2022年06月24日 | 旅行
白馬の二日目、今回の旅のメイン7年ぶりの前立本尊御開帳の善光寺参拝、幸い雨は降らないようで一安心。
ホテル8時出発、希望者22名を乗せて約1時間で善光寺着、滞在3時間での自由参拝。

まず、立派な仁王門がお出迎え、その先の参道(仲見世)は、参拝者も少なくすいすいと歩け、巨大な山門に向かいます。

本堂前の回向柱に触れ前立本尊に触れたのと同じ功徳を得たのち、参拝券購入の行列に並び次に本堂の裏まで並ぶ内陣参拝の列に並びます。
本堂内では、並びながら遠くの前立本尊を拝しながら両側の地蔵菩薩・弥勒菩薩にもお参り後、内内陣のお戒壇巡りへ。
前立本尊を間近に参拝し内内陣右側の階段を下り真っ暗闇の回廊を壁伝いに進み、ご本尊の下にある極楽の錠前を右手で探りながら尚も進みます。相当進んだ後手探りでやっと極楽の錠前を探し当て、相棒に有ったことを告げ相棒も触れられたようで、二人してご本尊との結縁が叶い極楽往生が約束されました。

その後、仁王門と本堂の間にある高さ間口とも20mの山門登楼参拝へ。
急な階段を上って楼上へ、智慧の門として受験生に人気ですが私たちも今更手遅れと思いつつ知恵を授かるように参拝後、上からの景色を楽しみました。(先ほど空いていた仲見世の人出も増え、回向柱の行列も長くなっています) 
写真下左山門からの仁王門・右は山門からの本堂

仁王門側はこれから参拝される多くの方々・本堂側は回向柱に並ぶ長蛇の列を眺め早く連れて来て頂いたことに感謝しつつ経蔵へ。
経蔵は、宝暦9年(1759年)落慶、江戸時代を代表する経蔵建築として重文に指定。
経蔵の中には、五間四方宝形造りで内部には6771巻の鉄眼黄檗版一切経を納めた八角形の輪蔵があり、脇に備えられている腕木を10人ほどで押して高さ約17m・奥行約15m・重さ約5トンの輪蔵を一回転させると中の一切経をすべて読んだのと同じ功徳が得られるといわれており、私たちも皆さんと一緒に一回転することができました。

まだ時間に余裕がありましたので最後に、日本忠霊殿(善光寺資料館)へ。
三層の日本忠霊殿には、戊辰戦争から第二次世界大戦にいたる240万余柱の戦没者を祀っている日本唯一の仏式の霊廟で、内陣にはご本尊の分身仏である一光三尊如来像・仁王像の原型・羅漢像等が展示されている。

購入した参拝共通券で参拝できるところ4か所をすべてを参拝でき、集合場所へ向かう参道(仲見世)で名物のおやきを頂きながら小休止。
集合時間12時には全員集合、小布施へ。小布施着12時45分昼食はたっぷり栗の入った名物のおこわ弁当。

小布施出身の大実業家高井鴻山は江戸遊学中に多くの知識人と交流したが、そのうち葛飾北斎との交流は深く北斎は80歳を超えて招かれた鴻山を訪ねて小布施にやってきて、数々の肉筆画を残した。
写真下北斎の年表

それらの作品を保存展示している北斎館と豪農商であった高井家の居宅等を利用して鴻山の作品等を保存展示されている高井鴻山記念館を見学。

小布施は栗の名産地であり、栗を使った和菓子をお土産にホテルへ。
ホテル着4時過ぎ、温泉で疲れを癒し夕食、生ビールと地酒で満腹、バタンキュー。
明日は、上高地へ。
本日の歩数計9404歩。







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