大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

雨水と近況

2022年02月19日 | 風景
本日は、二十四節季の雨水であり、七十二候の土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)です。
雨水は、空から降るものが雪から雨に変わるころ、土脉潤起は、雪が溶け始め雨が降って土が湿り気を含むころで、いずれも暦の上での春の時候です。

二月の我が家は、節分に始まり雛飾り・バレンタインデー・私の誕生日と行事が多い月です。
来年は傘寿を迎えます。現状相棒と共に元気で暮らせていますが、入行時は55歳定年で50歳を過ぎた人はみな老人で、私も定年後数年すればあの世へ行くのだろうと漠然と考えていました。

ところが、なんという変わりようでしょう、皆さん長生きで100歳を迎えることが珍しいことでないような世の中になっています。
子供のころ、明治・大正・昭和三世代を生きている人を身近に感じ100歳の人のニュースがニュースでなくなり、自分が昭和・平成・令和と三世代を生きている現実をなんとも不思議な感じがしています。

もういつ死んでも不思議ではないと思いながら、新型コロナワクチンの三回接種(何れもモデルナ)をいち早く済ませ、相棒と共に毎朝ラジオ体操を欠かさずストレッチやウオーキング・ゴルフの練習に励み、健康維持に努めている自分を一体いくつまで生きるつもりなのか、と相棒と笑いあっています。
とりあえずは、相棒と共にお互い元気でおられるよう頑張っていきたいと思っている今日この頃です。
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ショクダイオオコンニャクとラフレシア

2022年02月15日 | 植物
先日、大阪市立自然史博物館での「特別展 植物」へ、相棒と共に行ってきました。
目的は、ウオーキングと展示されている世界最大の花ラフレシアとショクダイオオコンニャクを見ること。

地下鉄長居駅前にある長居公園入り口から博物館までウオーキング、途中十月桜がピンクの小さい花を付けており、すぐ横には河津桜のつぼみが膨らみかけています。ソメイヨシノのつぼみはまだ固く、立春が過ぎたとはいえ春はもう少し先でしょうか。

自然史博物館へは二階から入場。
「特別展 植物」は、人間と同じ原始的な生命体から進化し地球上の多種多様な環境に生育する最も成功している生物群が植物であることをテーマに標本や模型、映像等で展示されている。

中でも目を引くのが、巨大なショクダイオオコンニャクとラフレシア(何れも実物大模型)。
展示のショクダイオオコンニャクの高さは2.72m、ラフレシアの花の直径は80cm。

ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)
サトイモ科。インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生する。
最短でも2年に一度2日間しか咲かない、世界で最も背丈の高い花として有名になった。

花序とその付属体、および仏炎苞の複合体は径1.5mに達し、高さは3.5mまでになった記録もある。肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。
花が枯れてしばらくすると巨大な葉っぱが地上に現れますが、約1年後には葉が枯れ、それから半年あまり地下で芋は休眠する。
最も臭い花としても知られ、この腐臭を使って受粉をするハエをおびき寄せている。

別名スマトラオオコンニャク・その腐敗臭から死体花とも呼ばれる。
東京の神代植物園では、数年ごとに花が咲き見ることができる。

ラフレシア
ラフレシア科。東南アジア〜マレー半島に分布。
肉厚で90cm程に達する世界最大の花。花びらは他に類を見ない特徴的な質感で、踏みつけると発泡スチロールのようにパリパリと割れるそうです。この花は約2~5日で枯れる。
花からは強烈な臭いを発し「死肉のような臭い」や「トイレの臭い」などと例えられ、ハエなどの昆虫をその臭いでおびき寄せて花の奥まで誘導し受粉させる。これらの昆虫は、動物の死骸や糞を使って繁殖するという特徴を持っています。

植物でありながら根が無いため土から栄養を吸収することも光合成もできない。
ブドウ科の植物の根などに寄生し、他の植物が作り出した栄養を奪う寄生植物。
写真は、展示の模型(左)と映像(右)

本日の歩数計7002歩、世界にはいろいろな花があるようですが世界最大と世界最高とを体感でき満足でした。

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義経鎧掛けの松

2022年02月10日 | 四天王寺
昨日ゴルフ練習からの帰途、四天王寺へ。
石の鳥居の先の極楽門をくぐった左手に「義経鎧掛けの松」があります。

義経鎧掛けの松
源義経は、文治元年(1185年)、壇ノ浦に平家を滅ぼした源平合戦の英雄。
しかし、その後兄頼朝と不仲となり、都を落ちて摂津国大物浦から西国へ向かったが、難破して行方をくらませた。
伝説によると、和泉国に流れ着いた義経は、吉野山に逃れる途中で四天王寺に立ち寄り、松の木に鎧を掛けたのだという。
その後、義経は、長い逃亡生活を送り奥州平泉の藤原秀衡の許に落ち延びたが、秀衡死後の文治5年、秀衡の跡を継いだ泰衡に衣川館を襲撃されて最期を遂げている。

立て札によると、こちらの松は1984年に地元ロータリークラブから寄贈されたものですが、とても形の良い松で本当に鎧が掛けられたように見えます。
聖徳太子を敬い、仏教宗派の開祖や名だたる高僧が四天王寺を参詣されていることは有名ですが、義経の伝説まであるとは、さすが四天王寺です。

帰路、バス停前の花壇にミニシクラメンが寒風に負けずけなげに花を付けており、コロナや寒さに負けず頑張らなければ、と励まされました。
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新型コロナワクチン 3回目接種

2022年02月03日 | 風景
昨日、新型コロナワクチンの3回目接種に相棒とともに行ってきました。
先月下旬に接種券が届き、早速電話で予約したところ2回目接種後7か月目の翌日、2月2日11時(集合10時50分)に予約完了。

場所は、心斎橋BIG STEPビルの地下2階。少し早い目に行きましたがビルの前は、バレンタインの大きなハートの飾りが目立つのみで閑散としており、入り口も締まっています。ガードマンさんに尋ねたところ「もう少ししたら係員が出てきて開けてくれます」と。
まもなく担当者が来て入場開始、私たちが一番で、そのあと続々と対象者が集まってきて行列ができてきました。

受付の係員に「本日の接種人数を尋ねると「本日は500人」で少し余裕があるとのこと。
受付後、予診票提出と本人確認後接種を終え、15分の待機後3回目接種済証を頂いて会場を出ました。
出口で接種者全員に一人1000円の金券が配布されました。金券はBIG STEPで使用できるもので、ちょうどお昼時になりましたので食事をして帰ることに。

昼食後、久しぶりに心斎橋筋をぶらぶらしてから法善寺の苔むした水掛不動尊にお参りをして帰りました。
法善寺・・かつて京都宇治にあった浄土宗天龍山法善寺は、寛永14年(1637年)ときの住職である中誉専念法師が「金毘羅天王墾伝」の故事に基づき、現在の大阪難波の地に移転しました。
念仏聖の専念法師は、人々の供養のために千日間にもおよぶ念仏回向を勤められたことから、大阪ミナミの法善寺一帯の地域が「千日前」と呼ばれるようになった。

私も相棒も注射の場所の筋肉痛があり翌日の昼頃まで続きましたが、その後私は何事もなかったように収まりましたが、相棒はまだ少し痛みが残っているようです。
これで安心することなく感染予防には十分に注意をしながら従来通りの生活を続けようと思っています、がこれで数週間後には万一感染しても重症化しないのでは、と少し安心感も持つことができました。
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