大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

大阪マラソン

2023年02月27日 | 催事
昨日、三井ボランティアネットワーク事業団のお世話で大阪マラソンのボランティアに参加。
今回の担当は、地下鉄桜川駅近くの日吉橋交差点付近(スタートから約10km付近)でのコース沿道整理。
写真下左・復路設営前、写真下右・往路設営後

参加者21名で2区間を往路復路に分かれて担当、私たちの班は、往路140mを担当し歩道から車道に入らないようにテープを張り、車道上にコーンを並べマラソンランナーの走路を確保した後、歩行者が車線に入らないよう監視をしながら走者の来るのを待ちます。
大阪府庁前では、ランナー3万人がスタート。
写真下左と右はスタート地点からの長蛇のランナー。

9時頃交通規制が始まって間もなく車いすランナーの先頭が通過、20分ほど後にランナーの先頭集団が通過し一般ランナーも続きます。
コースは、大阪府庁前から北方向へスタートし造幣局・大阪中央公会堂・御堂筋・千日前通・大阪ドーム・なにわ筋・千日前通・鶴橋・四天王寺・今里筋・ゴール大阪城。
コース上では、関西万博のマスコット「ミャクミャク}も応援に駆けつけていました。

ランナーで埋め尽くされた走路には例年通りパンダやいろいろな動物等の被り物やくいだおれや阪神タイガースのユニホーム等の衣装での趣向を凝らしたランナーも多く目立ちます。
写真下・結果と1位キロス選手、6位(日本人1位)西山選手。

当日は、今年最後の寒さの中でしたがランナーにとっては走りやすい気温の様でした。
12時過ぎには、最終ランナーも通過し交通規制解除後撤収開始し13時ごろ解散。
写真下・上本町の30km付近のランナー。

家の近くまで戻ってきますと、上本町の交差点に多くの人垣。30km地点を通過するランナーが千日前通を東へ向かって走っています。
帰宅後、ビデオに撮っていたマラソン中継を相棒と観ながら、10km付近での私がちらっと写っていたことを確認。
写真の一番上と一番下以外はTVの映像を撮ったものです。
三井ボランティアネットワーク事業団関西事務所のKさん、Aさんお世話になり有難うございました。
追記・・上記Kさんからお送りいただいた当日の写真(写真下左)を掲載いたします。

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奈良散策

2023年02月21日 | 史跡
久しぶりに孫娘と再会、来阪の日が決まってから相棒は指折り数え、待ちかねたその日が来ました。
大学生の彼女が、奈良と京都に住む高校時代の友人を訪ねるための来阪ですので、空いた日を利用して彼女にとって初めての奈良での相棒と3人での一泊の旅を計画。

一日目は、彼女の奈良公園の鹿と東大寺の大仏に出会いたいとの希望も入れて奈良公園へ。
まず興福寺で日本で二番目に高い五重塔(国宝・高50,1m)や阿修羅像(国宝)を拝観。

境内から東大寺に向かう奈良公園内で雨にもかかわらずエサをねだる鹿たち多数。
鹿せんべいを持つ彼女の周りに鹿が集まりだし、鹿同士のちょっとした争いも起こりました。

東大寺では、世界最大の木造建築物の大仏殿(国宝)へ。
外人さんも多く見られ巨大な大仏(国宝・廬舎那仏‥意味は、知慧と慈悲の光明を遍く照し出されている仏)を拝観した後春日大社へ。

正面の中門(重文)の右手の回廊から入って中門で後方の本殿(国宝)に参拝。引き続き回廊を進み藤浪之屋(重文・三千基の燈籠奉納)を見学後、本日の宿のある長谷寺へ移動。

旅館について、まず温泉へ。本日の歩数計13481歩、ゆっくり浸かって疲れを取り、夕食には美味しい地酒で一杯。孫との楽しい歓談に大いにお酒も進みました。

翌日は、長谷寺へ。

階段の先の仁王門(重文)をくぐり、その先の登廊(重文・長108間、399段)を上ります。
登廊の両側には寒牡丹が藁の覆いの中で赤・ピンク・白等色とりどりに咲く寒牡丹は風情があり、白黒の世界に色どりを添えていました。

初瀬山の中腹に建つ本堂(国宝)でご本尊の十一面観世音菩薩(重文・高10,18m)にお参りし、相棒は一足先に下山し彼女と五重塔へ。境内には、蝋梅や枝垂れ梅も咲いていてさすが花の寺を思わせました。

午後には、友人との再会があるとのことで参拝後は帰途に。
新型コロナもあり本当に久しぶりの再会に相棒と共に大いに楽しいひと時を過ごすことができ、来てくれた孫娘に感謝です。
孫娘も初めての奈良を満喫してくれたようで、「楽しかった」との一言で疲れも吹っ飛びました。
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第26回菜の花忌

2023年02月13日 | 司馬遼太郎記念館
昨日、第26回菜の花忌が開催されました。
会場は、記念館から徒歩数分の東大阪市文化創造館(近鉄線八戸ノ里駅前)。
八戸ノ里駅、河内小阪駅から記念館への道路沿いには、ご近所やボランティアの方たちのご協力で育てられた菜の花が街中を明るくしています。

今年は、司馬遼太郎氏生誕100年にあたり、シンポジュームのテーマは「生誕100年 司馬作品を未来に」。
また、昨年実施されたアンケートで、「好きな司馬作品」の結果が発表され、1位は「坂の上の雲」・以下「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「街道をゆく」「峠」「花神」「国盗り物語」「菜の花の沖」「関ケ原」「世に棲む日日」。(女性の1位は「燃えよ剣」)

パネリストの皆様からは、司馬遼太郎氏の偉大さについての各々の思いが縷々語られ、改めて司馬遼太郎氏の作品の影響力の大きさに触れることができました。
終演後、司馬遼太郎氏のお好きだった菜の花を手に帰途に。

頂いた菜の花は、お雛様の横へ。我が家には一足早く春が来ました。



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立春大吉

2023年02月04日 | 風景
本日は立春、立春の前日は節分ですので昨夜の夕食は例年通り巻きずしとイワシで、就寝前には豆まきもしました。
高野豆腐・干瓢・椎茸・胡瓜・三つ葉・卵焼きが入った巻きずしを、南南東を向き願い事を念じながら頬張りました。
豆をまくようになったのは室町時代とされているが、豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすということに由来されているという説があります。
食べた豆の数は、還暦以後の新しい年の数にしました。

立春の声を聴きますと、寒い冬ももうすぐ終わり何となく春の近いことを感じます。
立春大吉という言葉を思い出し、調べてみました。

禅宗の曹洞宗を日本にもたらした鎌倉時代の道元禅師がお正月をお祝いする「立春大吉文」という書の法語が縁起だと言います。
本来縁起が良いという言葉だった立春大吉がなぜ厄災を防ぐお札にかかれるようになった、その縁起は次のような説話に由来します。

ある時鬼が悪さをしようと家に入りこもうとしました。
その時、「立春大吉」という言葉の書かれたお札が貼られた門をくぐったのですが、鬼がふと後ろを振り返ると全く同じ「立春大吉」の文字の書かれた門を見ます。

立春大吉という文字は左右が対象で、縦書きにすると表からも裏からも同じように見えます。
一度くぐったものの、まだ入っていない家があると勘違いしてそのまま門をくぐって鬼は外に出ていったそうです。
こうして、立春大吉は邪気を追い払う縁起の良い言葉として門に貼るお札になったのです。
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