大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

鶏頭

2020年08月28日 | 植物
最近、鶏頭をよく見かけます。
司馬遼太郎記念館からの帰り道に、まさに雄鶏のトサカそっくりの鶏頭(トサカ系・写真下左)に出会い暑い夏の象徴と思って前回の「処暑」にアップしました。

昨日、国立大阪医療センターへ行きましたら、正面玄関のソテツ前の大型プランターに鶏頭(久留米系・写真下右)が植えられており、帰り道相棒と待ち合わせのスーパー近くの園芸店にて、また鶏頭(ノゲイトウ系・写真上右)に出会いました。

ケイトウ
ヒユ科の一年草。熱帯アジア原産。
一般的にケイトウと呼ばれるものは、炎のような鮮やかな花色で秋の花壇を彩り、古くから親しまれているなじみのある花です。
ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、これがよく目立つのが大きな特徴です。

ケイトウの種類は、約60種類。
今回出会ったのは、最もケイトウらしいタイプの花のトサカ系・トサカ状の花が折り重なるように固まって球状になるタイプ久留米系・トサカにならず、花穂は細長い円錐形で枝分かれしてたくさんの花穂をつけるノゲイトウ系でした。

トサカの様に燃え立つような真っ赤な花を見てケイトウは夏の花と思っていましたが、今回調べてみて秋の花(季語も秋)であることが判明、ケイトウが枯れると冬到来。
どうやら季節は順調に移ろっているようです。
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処暑

2020年08月24日 | 風景
8月23日、今朝の居間には冷房が入っていません。が開け放たれた室内には涼しげな風が通り抜けていて、相棒の体感温度の敏感さに感心。
今夏は、朝も晩も一日中クーラーのお世話になりっぱなしで、先日の経験したことのないような強烈で長時間の雷とともに、異常気象を再実感させられました。

新聞紙上に、本日は二十四節季の処暑、と。
処暑とは、暑さが処(止)まる、という意味で次第に暑さが和らぐ、との解説。まさに先人の知恵の見事さに驚かされました。


青空の入道雲も勢いが弱まっているように感じ、今年の猛烈な暑さももう少しの我慢。
まだまだ残暑の厳しさは続くと思われますが、気持ちの上では台風は嫌ですが、涼しい秋を迎えるうれしさがこみ上げてきます。

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ヒメアカタテハとヤマトシジミ

2020年08月18日 | 鳥・昆虫
先日、司馬遼太郎記念館への通り道にてヒメアカタテハがアスファルト上での給水飛翔を、また玄関先でヤマトシジミが花から花へ吸蜜のため忙しく飛び回っていました。

ヒメアカタテハ
タテハチョウ科。朱色地に黒い紋のある、やや小型のタテハチョウ。開張5~7センチ。
畑、公園、野原など開けた場所で見られ、都市周辺から高原まで広く分布する。

素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。移動性が高く、夏から秋にかけて、温暖地から寒冷地に向かってどんどん分布を広げる。幼虫または成虫で越冬するが、寒さに弱いので温暖な地域でしか冬越しできない。
幼虫の食草は、ヨモギ、ゴボウなど。

ヤマトシジミ
シジミチョウ科。翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。開張1~2センチ。
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。

幼虫の食草であるカタバミの周辺を、地面すれすれにチラチラ飛んでいることが多い。カタバミはコンクリートの裂け目にも生える強い植物だが、このチョウもカタバミさえあれば、都会の真ん中ででも発生している。

司馬遼太郎記念館にはミストが設置されていて、そのミストに光が当たり、美しい虹ができていました。
また庭は、司馬遼太郎の好みであまり手を入れない雑木林風にされていて、住宅街ですがいろいろな鳥や昆虫等が数多く生息しており、活動するわれわれの目を楽しませてくれます。
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盂蘭盆会

2020年08月11日 | 四天王寺
昨日、相棒とともに四天王寺の盂蘭盆会へ。

案内はがきには、回向は堂外にて受付、読経にも参加不可、かつ亀井堂での経木流しもお寺の方で流します、とあります。
例年受付時間前から行列ができますので、朝の涼しいうちにとの思いもあり、20分ほど早く到着おかげで3番目。受付を済まし頂いたゴマで焼香を済ませました。

9・10日の聖霊殿での千日参りにお参りし、疫病退散のお札を頂いてきました。
お札には、「この前を 除けて通れよ 厄病神」と書かれています。
新型コロナの影響でしょうか、参拝者は少なく葬祭塔でのお参りも並ぶことなくお参りできました。
例年と違って六時堂回廊に並び堂内で待つこともなく、ちょっと物足りないお参りになりました。が六時堂から望める夏空にそびえるハルカスや伽藍内の五重塔・金堂・講堂をゆっくり鑑賞できました。

今年は、盆踊りや万灯会も中止です。
来年には、いつもの盂蘭盆会に戻っていることを願いながら帰途へ。
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ツリバナの実

2020年08月09日 | 植物
相棒と近所のスーパーへ出かける際の通り道の新築高層マンションの庭に植えられたツリバナに実が付き大きくなってきました。

3か月ほど前に咲いた花は、小さく薄緑色の目立たない花でしたが、実は緑色で1センチ強の大きさで、風に揺れているのは結構目立っています。
秋には、この実が真っ赤になり外殻が割れて中の赤い種が顔を出すそうですので楽しみです。

長かった梅雨も明け、季節は立秋も過ぎましたが、暑さはこれからが本番で新型コロナに加えて熱中症対策にも気を付ける要があり、外出時にはマスクと飲み物は必需品です。
また、家の中にいても熱中症にかかるそうですので、手元に水筒を置いてこまめに水分を取るようにしています。
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