大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

古代エジプト展

2022年01月31日 | 催事
兵庫県立美術館での「古代エジプト展」へ相棒とともに行ってきました。
阪神岩屋駅から徒歩10分弱、途中の道路中ほどに赤と緑色をしたオブジェ(ピース クラッカー)が相変わらず飾ってあり、館の上部にカエル(美かえる)が乗っかている美術館に到着。

予約の上での鑑賞ですので入場はスムース、またコロナもあり来場者は少ないようです。
今回のエジプト展は、オランダのライデン国立古代博物館所蔵のミイラや副葬品等約250点が展示されています。
中でも、ミイラ(女性2体・男性1体)は巻かれた布をほどくことなく展示し、内部をCTスキャンで確認し、その映像が公開されています。

また、ミイラ棺12点を特別に立てた状態で展示しており、棺の個性的なかたちや色、装飾などを様々な角度から鑑賞できます。
棺には、ミイラの理想とする顔・羊の頭をしたハヤブサと翼をもつ太陽(何れも生き返りを願う模様)・ホルスの目(健康を表す)やヒエログリフ等が、赤(砂漠・火・血)・黄(太陽)・青(ナイル川の水・空・命)・黒(豊かな土地)緑色(復活)を使用しきわめてカラフルに描かれています。

死後も来世での生活が続くと考えた古代エジプト人は、棺に多くの神々や死者の安寧を願う呪文を記したほか、棺を一つの宇宙的な存在と考え、「母」であるとともに天空の女神でもあったヌウトや、再生復活のシンボルであるスカラベなどが描かれることもありました。
(上下の写真はインターネットより)

世界の美術館・博物館の中には、ミイラに巻かれた布を研究目的でほどいてしまう事例もありましたが、ライデン国立古代博物館の初代館長J.C. ルーヴェンスは将来的な技術の進歩を予見し、ミイラを傷つけることなく保存することを決めました。
そのため同館が所蔵するミイラ・コレクションは、その大半が完全に布で包まれた非常に良好な状態で保存されています。

紀元前1000年ほど前に、よみがえりを信じて肉体を保存しようと考えミイラに行きついた技術には、ただただ驚かされ人間の英知の素晴らしさにも感動したひと時でした。


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蝋梅・水仙

2022年01月23日 | 植物
昨日、相棒のお供をして近所のスーパー2軒をはしご。
買い物を片付け後すぐに大阪城まで、人込みを避けて相棒とともにウオーキングに出発。

今日の相棒は腕の振りもよいので足取りは軽やかで、普段の鍛錬の効果が出ているようです。
途中休憩も入れ、約40分で大阪城着、西の丸庭園前の紅梅が見頃、相棒の「蝋梅はどうでしょう?」との発言で梅園へ。

梅園では、早咲きの品種冬至(白梅)が咲き出していました、と同時に梅の木の株元に咲く水仙と目的の蝋梅も満開。
久しぶりに、寒い中梅園でいち早く咲き出す蝋細工のような蝋梅の黄色い花と水仙の白い花に出会いました。
梅園には、カメラマンのグループがしきりにシャッター音を響かせているほか、少数ですが観梅客を見かけました。

帰路はバスを利用することが最近の常でしたが、出たところで20分後しかありません、相棒も歩くことに賛同しますのでウオーキングスタート。
途中2度の休憩をしながら無事自宅着。
ややお疲れの様子でしたが私の歩数計は11536歩。往復約2時間のウオーキング、よく歩きました。


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新年会

2022年01月11日 | 高齢者大学
新型コロナ以来、開催を自粛していた高大歴考教室同窓会の催しが、昨年暮れの忘年会から復活。
昨日は、新年会で奈良町へ。

近鉄奈良駅前集合11時30分、10名(欠席はN氏)がタクシーに分乗して昼食会場「豆腐料理こんどう」へ。
いつ来ても満員の店ですが、以前の紙鍋ではなく金属の鍋に変わっていました。

湯豆腐・田楽等の美味しい豆腐料理で満腹。
帰りは、駅までウオーキング、途中本日は十日戎ですので南市恵毘寿神社へ。
敷地は百坪くらいでしょうか、こじんまりとした神社で、門は閉じられていては入れません、やむなく門に取り付けられた賽銭箱に賽銭を投入して参拝を済ませました。

南市恵毘寿神社
祭神 事代主命(えびす様)。
この地で鎌倉時代に開かれたとされる南市は、高天市と北市とともに南都の五日市と呼ばれ正月の五日に初市が行われ、同時期創建の当神社は市場の守護神として栄えてきました。
祭礼は、正月の五日に初市が行われ俗に「五日えびす」といい、大和の数あるえびす祭の中でも最も賑わったと伝えられている。

現在も招福と商売繁盛の神様として知られ、一月四日に宵えびす、五日に本えびすが執り行われている。
毎月五日と秋祭りの時以外は立ち入れません。

ということで十日なのに神社が閉まっていた事情も分かりました。
青空の中には、興福寺の五重塔がそびえ猿沢の池にはアオサギも首をすくめ、のんびりと羽を休めていました。
久しぶりの催しを開催でき一班の方たちありがとうございました。
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雲南月光花

2022年01月09日 | 植物
昨年暮れの伊勢旅行にて訪問した太江寺の山門の先に、濃い黄色い花が咲いていました。
本堂の周りのほか境内のあちこちでも、その花を見かけお寺の方に「雲南月光花」であることを教わりました。

雲南月光花
アマ科。インド東部から中国原産で明治時代に導入された常緑低木。
樹高1m前後。開花期12月~2月ごろ。
枝垂れた枝に4㎝くらいの濃い黄色の花を多く付け、株分けで増やせる。

別名キバナアマ・迎春柳。

太江寺では、約100年ほど前から境内で栽培され増やされてきたそうです。ほかに藤や紫陽花の花も栽培されています。
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500円玉貯金

2022年01月03日 | 風景
貯金箱?が一杯になりました。
平成28年12月に高大考古学教室仲間と西宮方面散策時、尼信に立ち寄った際に頂いた貯金箱(陶器製で裏にふたがあります)。
その貯金箱を使って、小銭貯金をはじめ3年前に一杯になり、その後500円玉だけを貯めることにしました。

それが昨年暮れに一杯になりましたので、本日開けてみましたところ、233枚(116500円)ありました。
最初は私と相棒の財布にある500円玉を毎夕入れており、そこそこ順調でしたが新型コロナ以来外出の機会が減ったことと支払いが現金からカード払いに変わってきたことから、500円玉の入手がめっきり減りました。

そこで、現金払いの時には極力お釣りに500円玉が入るように、例えば600円の支払いには千円札と100円玉で支払い500円のお釣りをもらう等、努めてきました。
相棒にも協力してもらって、3年間かかりましたが昨年暮れやっと貯金箱が一杯になりました。
使い道はこれから相棒と相談しますが、どこかに旅行したいと思っています。
(写真上・下とも左から初代・二代目・三代目)

500円玉は、昭和57年に発行され、二代目は平成12年・三代目は令和3年発行です。
昭和57年発行後、韓国で500ウオン硬貨(デザイン以外500円硬貨とそっくり)が発行されて以来、自動販売機に偽造硬貨対策がなされ二代目以降には硬貨自体にも偽造対策がなされ、今回の三代目にも万全の対策がなされています。

対策・・バイカラークラッド硬貨(周囲はニッケル黄銅で中心は白銅)・重量は二代目比0.1g増・隠し文字(500の文字の0の中の500円の文字をJAPAN及び500YENに変更)・日本国の文字の上部にNIPPONの文字と両横に500YENの文字・硬貨側面に斜めのギザギザ2種類等他にもいろいろあるようです。
従来の自動販売機では三代目500円硬貨は使用できないそうですが、早期の自動販売機の導入が望まれます。
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