兵庫県立美術館での「古代エジプト展」へ相棒とともに行ってきました。
阪神岩屋駅から徒歩10分弱、途中の道路中ほどに赤と緑色をしたオブジェ(ピース クラッカー)が相変わらず飾ってあり、館の上部にカエル(美かえる)が乗っかている美術館に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e1/45c10d6e96577e86c178a04f3feacb6e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/3c/4ed33ccc0e759f842aa13a328269dbcb.jpg)
予約の上での鑑賞ですので入場はスムース、またコロナもあり来場者は少ないようです。
今回のエジプト展は、オランダのライデン国立古代博物館所蔵のミイラや副葬品等約250点が展示されています。
中でも、ミイラ(女性2体・男性1体)は巻かれた布をほどくことなく展示し、内部をCTスキャンで確認し、その映像が公開されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/da/c5a9df10c6d95260fdf7f7ad820c17ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/bc/cd70851a6c0b6161ff70c4373235ca21.jpg)
また、ミイラ棺12点を特別に立てた状態で展示しており、棺の個性的なかたちや色、装飾などを様々な角度から鑑賞できます。
棺には、ミイラの理想とする顔・羊の頭をしたハヤブサと翼をもつ太陽(何れも生き返りを願う模様)・ホルスの目(健康を表す)やヒエログリフ等が、赤(砂漠・火・血)・黄(太陽)・青(ナイル川の水・空・命)・黒(豊かな土地)緑色(復活)を使用しきわめてカラフルに描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7c/98906d6e348cd1076d3532fa7d8d8f03.png)
死後も来世での生活が続くと考えた古代エジプト人は、棺に多くの神々や死者の安寧を願う呪文を記したほか、棺を一つの宇宙的な存在と考え、「母」であるとともに天空の女神でもあったヌウトや、再生復活のシンボルであるスカラベなどが描かれることもありました。
(上下の写真はインターネットより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/87/fa7b8994409e7b2440496a7c52e4223f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c5/7f2d76249a983d6cf0fac8411d58eedf.png)
世界の美術館・博物館の中には、ミイラに巻かれた布を研究目的でほどいてしまう事例もありましたが、ライデン国立古代博物館の初代館長J.C. ルーヴェンスは将来的な技術の進歩を予見し、ミイラを傷つけることなく保存することを決めました。
そのため同館が所蔵するミイラ・コレクションは、その大半が完全に布で包まれた非常に良好な状態で保存されています。
紀元前1000年ほど前に、よみがえりを信じて肉体を保存しようと考えミイラに行きついた技術には、ただただ驚かされ人間の英知の素晴らしさにも感動したひと時でした。
阪神岩屋駅から徒歩10分弱、途中の道路中ほどに赤と緑色をしたオブジェ(ピース クラッカー)が相変わらず飾ってあり、館の上部にカエル(美かえる)が乗っかている美術館に到着。
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予約の上での鑑賞ですので入場はスムース、またコロナもあり来場者は少ないようです。
今回のエジプト展は、オランダのライデン国立古代博物館所蔵のミイラや副葬品等約250点が展示されています。
中でも、ミイラ(女性2体・男性1体)は巻かれた布をほどくことなく展示し、内部をCTスキャンで確認し、その映像が公開されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/da/c5a9df10c6d95260fdf7f7ad820c17ea.jpg)
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また、ミイラ棺12点を特別に立てた状態で展示しており、棺の個性的なかたちや色、装飾などを様々な角度から鑑賞できます。
棺には、ミイラの理想とする顔・羊の頭をしたハヤブサと翼をもつ太陽(何れも生き返りを願う模様)・ホルスの目(健康を表す)やヒエログリフ等が、赤(砂漠・火・血)・黄(太陽)・青(ナイル川の水・空・命)・黒(豊かな土地)緑色(復活)を使用しきわめてカラフルに描かれています。
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死後も来世での生活が続くと考えた古代エジプト人は、棺に多くの神々や死者の安寧を願う呪文を記したほか、棺を一つの宇宙的な存在と考え、「母」であるとともに天空の女神でもあったヌウトや、再生復活のシンボルであるスカラベなどが描かれることもありました。
(上下の写真はインターネットより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/87/fa7b8994409e7b2440496a7c52e4223f.jpg)
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世界の美術館・博物館の中には、ミイラに巻かれた布を研究目的でほどいてしまう事例もありましたが、ライデン国立古代博物館の初代館長J.C. ルーヴェンスは将来的な技術の進歩を予見し、ミイラを傷つけることなく保存することを決めました。
そのため同館が所蔵するミイラ・コレクションは、その大半が完全に布で包まれた非常に良好な状態で保存されています。
紀元前1000年ほど前に、よみがえりを信じて肉体を保存しようと考えミイラに行きついた技術には、ただただ驚かされ人間の英知の素晴らしさにも感動したひと時でした。