大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ミステリーツアー花とアイヌ語

2022年05月24日 | 旅行
ミステリーツアーで北海道道央の西部方面を旅してきました。
初日に少し雨に遇いましたが、2・3日目は素晴らしい青空に恵まれ大変楽しい思い出ができました。

季節は、春の中ごろから初夏といったところで、目にも鮮やかな白樺やモミジの新緑と八重桜が混在していました。

ツツジ・ドウダンツツジ・シャクナゲ。

チューリップ、芝桜、ムスカリなどの花を見ることができました。

また、フウロの美しい薄紫の花や名前の判らない花も咲いていました。

観光地の一部では、熊の目撃情報があり立ち入り禁止の立て看板にも出会い、北海道に来ていることを実感しました。

また、地名はアイヌの人たちが呼んでいた名前を漢字に当てはめているのが多くありました。
これだけ多くのアイヌ語の地名があるということは、アイヌ人の地であったことを物語っているようです。
アイヌ語に文字はなく口承でのみ受け継がれてきたようで、方言としては北海道の西武・東部と樺太・千島に分かれるようです。

現在の地名(アイヌ語・アイヌ語の意味)
札幌(サットポロ・乾燥した広大な土地)・千歳(シコツ・大きなくぼ地)・苫小牧(トーマコマナイ・沼の後ろにある川)・余市(イオチ・蛇の多くいるところ)・支笏(シコツ・大きな谷)・洞爺(トーヤ・湖の丘)・小樽(オタルナイ・砂だらけの川)・積丹(シャックコタン・夏の村)・神威(カムイナイ・美しく神秘的な沢)・島武意(シュマムイ・岩の入り江)登別(ヌプルペツ・色の濃い川)白老(シラウオイ・アブの多いところ)・長流川(オサルンペツ・河口に葦原のある川)
他に、シシャモ・ラッコ・トナカイなどもアイヌ語だそうです。

北海道には何度か来たことがありましたが札幌周辺が多く、ほかの地域にも行ってみたいとの気持ちが強くなりましたので、今後も健康に留意して挑戦してみたいものです。
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ミステリーツアー3日目

2022年05月22日 | 旅行
ミステリーツアー3日目。本日も晴天。

ホテル発8時30分までに徒歩10分の地獄谷へ。途中には、青鬼と赤鬼と白い湯気の上がる泉源がお出迎え。
赤茶けた岩肌、黄灰色の岩丘の裂け目からは火山ガスが噴出し、硫黄の臭いがあたり一帯を包む中散策。

地獄谷・・約8000年前以降の噴火で形成された登別火山の爆裂火口。最新の噴火は約200年前と推定されており、現在でも噴気を上げる勇ましい姿が見られ、この地獄谷を最大の源泉とする温泉が日本有数の登別温泉。

高速白老で降りてとある滝へ。
白樺林の中、ウッドチップが敷き詰められた歩道は歩きやすく長流川沿いに10数分、大滝ナイアガラの滝は日本のナイアガラの滝と呼ばれ(少々大げさ)るそうです。
大滝ナイアガラの滝・・長流川支流に懸かり落差3m、幅80mの滝で長流川に流れ落ちるので、よりダイナミック見える。滝自体は、太古に海底火山の噴火で誕生した緑色凝灰岩の岩盤なので、日光があたると川底が薄緑色に輝く特徴もあるそうです。

美しい景観の中、森林浴も楽しむことができました。
次は、とある公園(京極ふきだし公園)着。
湧出口に向かう吊り橋の上からは、湧き出した水が溜まっている池も見ることができ、湧出量の多いことが実感できました。

ふきだし公園・・羊蹄山に降った雨や雪が隙間の多い地層にしみこみ、数十年の歳月をかけてろ過・浄化されミネラルたっぷりの水へと生まれ変わる。湧出量は1日に8万トンで、水温は約6.5度と年間を通して変化はなく一年中湧出し道民に喜ばれている。日本の名水百選。
湧き出した水は飲むこともでき、湧き出る水を利用したプリンを相棒と共に美味しく頂きました。
次は、とある展望台へ。

洞爺湖畔のサイロ展望台からは、カルデラ湖である洞爺湖と中ほどの中島を見渡せました。

車窓から蝦夷富士と呼ばれる美しい羊蹄山をまじかに見ながら、高速経由とある村へ。

えこりん村では、3~5月に出産された子羊や牛・アルパカを車窓から見た後、水耕栽培で1粒の種から1万数千個(世界記録・最高2万5千個)の実が生るトマトを見学。
1本の茎からこんなにたくさんのトマトが生ることはニュースで知っていましたが、実際に目の前に見てみると壮観です。

今回のツアーでの訪問地はすべて巡り終え、新千歳空港へ。
温泉と青の美景を堪能した本当に楽しい旅で、相棒ともども満足して17時30分(50分発)搭乗、関西空港に無事20時22分到着。



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ミステリーツアー2日目

2022年05月20日 | 旅行
ミステリーツアー2日目、ホテル発9時。本日は晴天。
車窓から雪のかぶった山並みを見ながら高速道経由小樽倉庫街を通って余市へ。

道の駅余市で小休止、隣に余市宇宙記念館(毛利衛氏の出身地)がありましたが休館日で玄関先のみパチリ、近くにはニッカのウイスキー工場もありました。

余市から本日最初の観光地、とある半島内のとある海岸・岬へ。
行先は、積丹半島の神威岬を目指し途中の島武意海岸へ。

駐車場から真っ暗なトンネルをくぐった先には島武意海岸の真っ青な海(しゃこたんブルー)が開け、それは素晴らしい光景でした。

バスで神威岬到着、岬の灯台を目指しましたが強風のため通行止め、途中で断念。

神威岬の先端の神威岩は見ることができ、青い日本海とともに美しい景観に満足。
奥州から蝦夷地に逃れた義経には伝説があり、アイヌの娘にとっての悲恋物語がこの地には多く残されています。
その一つが神威岬の先の神威岩で、義経に強く思いを寄せる首長の娘チャレンカ、しかし義経は大陸への思いが強く渡ってしまう。チャレンカは神威岬まであとを追ったが船は沖の彼方へ。悲しみと恨みを抱き神威岩となったそうです。

ニセコパノラマラインを通ってとある沼へ。残雪の残る先には大湯沼。
大湯沼・・温泉の湧き出す沼で沼底からは二酸化硫黄を含む約120℃の高温ガスが噴気。湯面には気泡が見え、まるで巨大な鍋がグツグツと煮えたぎっているような様子は壮観です。表面には湯ノ花(黄色球状硫黄)も浮遊。

車窓から雪の残った白樺林や山並みを望みながら洞爺湖畔を巡り高速を利用して、とある温泉へ。
着いたところは登別温泉。18時15分着。
温泉に入って夕食、一杯やって満腹。

本日は青空の下での快適な周遊を終え、以前家族できたことを思い出し相棒と共にバタンキューでした。
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ミステリーツアー・一日目

2022年05月18日 | 旅行
5月15日から17日まで二泊三日のミステリーツアーに相棒と共に参加。

ミステリーツアーに申し込み、出発日が近づくにつれ相棒と共に行先はどこか、いろいろ考えていましたが最終案内が到着。
行先はすべて「とある湖・とある公園・とある温泉」等明示されていませんが、集合場所・時間や旅行先の気温等の通知により、ほぼ北海道であることが判明。

5月15日、集合は関西空港第一ターミナル8時20分。
9時20分発JALの新千歳行きに乗り込み、約2時間の空の旅。
新千歳空港到着後昼食を済ませ、12時30分3台のバスにて出発。

添乗員もバスガイドさんも、ツアーの目的を「青の美景ミステリーツアーと名湯を巡る温泉」と説明を始めますが、行先については「とある湖・とある温泉」との発言を徹底、私たちには明かしません。
最初に着いたところは、透明度が高いことで知られる支笏湖。
あいにく雨が降り出した中でしたが、対岸の恵庭岳を望み、湖畔に架かる山線鉄橋の上から青く透き通った湖水を確認。

山線鉄橋・・・明治32年に北海道官設鉄道上川線に第一空知川橋梁として空知川に架けられていたものが、大正12年に王子製紙の専用軽便鉄道として現在の場所に移された、英国製ダブルワーレントラス橋です。近代化産業遺産・選奨土木遺産に認定。

湖畔の王子軽便鉄道ミュージアムには山線に関する資料のほか、この地に生息していた熊・狸・狐・クマゲラ等の動物たちのはく製が多く展示されていました。

次は、とある公園。
石山緑地で札幌軟石採掘跡地を利用した公園。ここから採掘した石は耐火性と断熱性に優れ、建設資材(小樽の倉庫等)として多く利用されていて、今回の旅でも車中からあちこちでよく見かけました。

今夜のとある宿は、定山渓温泉です。15時半到着。
定山渓温泉は、江戸末期修験僧定山がアイヌ人の案内で泉源と出会い温泉の基礎を築いたことからこの地を定山渓と名付けた。豊平川の上流で札幌の奥座敷として道民からも親しまれているそうです。
大きなホテルでプールのような大浴場のほか数か所と露店風呂もありました。
食事とアルコールで満腹、相棒ともどもぐっすりと休めました。

コメント (2)
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大阪城ファミリーフェスティバル

2022年05月06日 | 催事
昨日、相棒と「大阪城ファミリーフェスティバル」へ。
昨年、大阪城天守閣は秀吉の生誕地である名古屋市中村市役所と友好協定を締結、その1周年を記念して尾張に伝わる芸能や秀吉ゆかりのある演目などが5月4・5日に上演されました。
天守閣前の大イチョウも青々と茂り、伏虎のパネルとともに来館者を出迎えてくれます。

天守閣前での舞台では、講談「尾張太閤記」を女性講談師旭堂鱗林が演じます。
旭堂鱗林さんは、大阪で修行後地元名古屋の大須演芸場を拠点に活動されています。

青空に映える天守閣前で、桶狭間での合戦での秀吉の活躍を名古屋弁を駆使し歯切れ良い語り口で語られ、つい引き込まれて最後まで聞いてしまいました。
相棒も居眠りすることなく最後まで聞き、面白かった、と。

次いで、宝塚歌劇団OGと名古屋おもてなし武将隊による豊国踊りが青空の下華やかに舞われました。
新型コロナに慣れてきたのでしょう来城者も一時よりは格段に多く、天守閣への登城も久しぶりに行列ができるほどで家族連れや恋人たちが楽しまれていました。

大阪城内には秀吉を祀る豊国神社(中ノ島から移築)もあります。
秀吉のマスコットキャラクター人形も参加し子供たちとの記念撮影に忙しく、相棒も順番に並んで記念撮影。
立夏らしい上天気の中、気持ちの良い一日が過ごせました。
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