大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

山田池公園

2021年11月28日 | 風景
昨日、山田池公園で「古典菊」が展示されているとの新聞情報を見ましたので、相棒とともに行ってきました。
京阪電車枚方市駅からバスで山田池公園へ。
青空の下、サザンカが満開です。

山田池公園
近年まで人々の暮らしに役立つクリ、ウメ、茶などの栽培もおこなわれ里山的な利用をされてきたこの地を、大阪府地域防災計画において広域避難地として非常時に府民の皆様の安全を守る場として昭和54年公園として整備。
山田池公園の中心となる山田池は1200年前の築造といわれるため池。
面積73.7ha。「日本の歴史公園100選」に選定。

北入り口から入園し花菖蒲園での古典菊を観賞。

古典菊とは、花の系統が維持され仕立て方にも独特の作法があるものをいい、種類は平安時代に嵯峨天皇の好まれたと伝わり先の開いた筆の様な花が特徴の嵯峨菊・江戸時代武家や町人の間で流行し開花が進むとしなびたように花びらがねじれ色も変化する狂い咲きの江戸菊・花びらの間隔が広い肥後菊・花の中央が盛り上がる丁子菊・糸状の花びらが垂れ下がる伊勢菊等がある。

古典菊や懸崖菊を観賞後、もみじ谷へ。
七十二候の朔風払葉らしく風が強まってきた中でしたが日差しは暖かく、とても美しい紅葉を見ることができたことはラッキーでした。

渡り鳥が羽を休める山田池の周りを巡って帰途につきましたが、出口近くのメタセコイヤの紅葉も金色一歩手前の美しい光景も見ることができました。
山田池公園は相当に広大で、私たちはほんの一部の散策でしたが、相棒の歩数計は12593歩、きれいな古典菊と紅葉につられてよく歩きました。







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由紀さおり・安田祥子童謡コンサート

2021年11月24日 | 催事
昨日、近所の新歌舞伎座での「由紀さおり・安田祥子童謡コンサート」へ。
相棒は由紀さおりさんのファンであり、会場が近所ということもあり申し込みました。

新歌舞伎座は、いつも買い物に行くスーパーへの行き帰りの際前を通ります。

出演者は、安田姉妹+木山裕策の3人です。
木山さんは、由紀さおりさんとご縁がありご一緒するようになったそうですが、童謡を歌うにあたっては安田祥子さんに発声等のレッスンを受けられたそうです。

本日歌われた曲名は下記のとおりですが、このほかに来場者からの10曲ほどのリクエストにも応えるほかアンコールで「トルコ行進曲」も歌われ、私たちはもちろん来場者一同大満足でした。

ただ、お姉さんの声にカスレがあり(80歳の年齢を考えれば不得已)往時の美声に陰りが出ていたのは残念でしたが、舞台上での姉のまじめな歌声とともにひょうきんなアドリブを入れる妹とのコンビネーションが絶妙で、歌とともに大変楽しい舞台でした。



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琵琶湖テラス・メタセコイヤ並木から三方五湖テラスへ

2021年11月22日 | 風景
新型コロナも収まってきているようで、絶景ツアーに相棒とともに参加。
早朝7時10分難波に集合、人気のコースでもあり日曜日ということもあって参加者が多くバスは3台仕立て。

バスは湖西を進み最初の観光地、琵琶湖テラスへ。
ふもとの少ない紅葉を楽しみロープウエイで5分、標高1108mの内見山山頂着。

数年前にスキー場琵琶湖バレーに琵琶湖テラスができて以来、行く機会を狙っていました。
蓬莱山と打見山の山頂付近に広がるスキー場周辺に新設された琵琶湖テラス、テラスからの眺望は、眼前に広がる雄大な琵琶湖を一望にでき、琵琶湖の形がよく判り、琵琶湖大橋の両岸がよく見えました。

次は、マキノスキー場のふもとメタセコイヤ並木。
1981年学童農園「マキノ土に学び里」整備事業の一環としてメタセコイヤが植えられたのが最初で、その後県道にも植えられ約500本・延長2.4km現在の見事な姿となり、「新・日本の街路樹百景」に選定。

金色への紅葉は少し早かったようですが、オレンジ色に変わりつつある並木道は本当に見事で機会があれば金色に輝く時期に来てみたいものです。

そこから北上、福井県の三方五湖へ。
ここにも三方五湖と日本海を見渡す、三方五湖テラスがあります。

ケーブルとリフトが備えられていて、往路はリフト、帰路はケーブルを利用。
山上には、テラスが数か所設置されていて三方五湖と日本海の眺望が360度楽しめました。
またバラ園もあり色とりどりのバラがきれいに咲いており、数少ない紅葉とともに楽しみました。

下山後帰路に向かう間もなく日没、渋滞を避けるルートを選んで帰り、なんば着8時過ぎ。
絶景ツアーで楽しみ疲れた体を入浴で癒しバタンキュー。歩数計は20773歩。道理で相棒は足が棒の様と言うはずでした。








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談山神社・長谷寺

2021年11月18日 | 史跡
昨日は、予報通りの見事な秋晴れ、相棒とともに紅葉を求めて談山神社と長谷寺へ。
近鉄大阪線桜井駅からバスで談山神社へ。停留所に並んでいますと続々とハイカーが増えてきて臨時便が定刻前に出発。

終点の談山神社にて下車。徒歩数分で立派な鳥居前、140段の石段を登って、途中で夫婦杉を観賞。
登り切った左手に十三重塔(藤原鎌足供養塔)、本来なら真っ赤な楓越しに十三重塔を眺めるところ、残念ですが紅葉は一部でした。

それでもところどころの紅葉を愛で境内を散策しながら、この裏山で中大兄皇子(天智天皇)と中臣鎌子(藤原鎌足)が、暴虐の蘇我入鹿を討ち取る極秘の談合(談山の由来)を行い、皇極天皇4年(645年)飛鳥板蓋宮での大化改新(乙巳の変)に至った歴史に思いを巡らせました。

バスで桜井駅に戻り長谷寺へ。
長谷寺駅からは急な石段を下り初瀬川沿いの旧家や土産物店の並ぶ参道で昼食を済ませて長谷寺へ。

仁王門の先から続く登廊(399段・上中下の三廊からなる)を登り切った先の断崖絶壁に舞台造りされた本堂でお参り。
ここから眺める五重塔の周りの紅葉も今一歩であったのは残念でした。

長谷寺は、朱鳥元年(686年)道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の崗(本長谷寺・写真下左)に安置したことに始まり、神亀4年(727年)聖武天皇の勅願によりご本尊十一面観世音菩薩(重文・身の丈10m余)を東の崗(本堂)に祀った。

本堂から本長谷寺と五重塔へと境内を巡り仁王門前へ。
参道の土産物店で草餅等を求めて帰宅。

紅葉の時期には少し早かったのか、今年の気温に変化があったのか判りませんが、全山真っ赤な紅葉には出会えませんでしたが素晴らしい好天の中でのハイキングは大変楽しく、久しぶりの山の中でのウオーキングを楽しみ(歩数計13855歩)帰りの電車内では二人とも熟睡しました。
 


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大阪城天守閣復興90年

2021年11月07日 | 史跡
今年11月7日は、大阪城天守閣復興90周年を迎えます。
例年行われている大阪城秋まつり(11月6・7日)も、大阪城天守閣のこれまでの歩みや復興90周年を祝福する芸能・大阪城にまつわる芸能、ステージショーなどが演じられます。

相棒とともに大阪城までウオーキングし午後からのステージショーを観賞しました。
天守閣前本丸広場では、大阪城ゆかりの地である長浜城(秀吉の出世城)・和歌山城(秀吉の紀州平定時築城)・上田城(戦国の名将真田幸村輩出)・名古屋市中村区(秀吉の生誕地)・オーストリアのエッゲンベルグ城(豊臣期大坂城図屏風を発見)・フランスブルターニュ大公城(大阪城本丸御殿で将軍徳川慶喜とフランス公使ロッシュが会見したことで友好城郭提携)・尼崎城と岸和田城(徳川大坂城の西と南の防御拠点城)がブースを設置し観光への案内をPR。

大阪城
豊臣秀吉が築いた初代天守は天正13年(1585年)に完成したが、慶長20年(1615年)大坂夏の陣にて焼失。
徳川幕府が再築した二代目天守は寛文5年(1665年)落雷により焼失。
昭和6年11月7日、全額大阪市民の寄付金により三代目が竣工、これが現在の天守閣です。

ステージでは、豊来家一門による太神楽と天龍子若丸による河内音頭「大阪城物語」が演じられ、太神楽のいろいろな妙技に大勢の観衆から拍手が河内音頭では名調子につられて踊りだす観衆もいて皆さん楽しまれていました。

天守閣前の大イチョウやハゼの木の紅(黄)葉も美しく楽しみました。
新型コロナも一段落したと思われるのでしょう、多くの観光客が久しぶりの外出を楽しんでおられました、がこれからの冬場を迎えインフルエンザとともに新型コロナへの防御も怠りなく過ごそうとの思いを強くしながら帰路へ。
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