大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

RWC 大勝利

2019年09月30日 | 催事
9月28日のRWC(ラグビーワールドカップ)、天王寺てんしばでのPV(パブリックビューイング)会場でのボランティア活動中、日本対アイルランド戦を見ることができました。

試合開始前から会場には多くのラグビーファンが押し寄せ、16時15分の開始時間には入場制限が行われる程の満員。

前半、アイルランドに2トライ1ゴール(12点)を決められましたが、日本はペナルティーキック3本で9点を挙げ接戦です。
後半は、鉄壁の守りで0点に抑える一方、攻撃では1トライ1ゴール、1ペナルティーキックにて10点を挙げトータル19点対12点で逆転勝利。

大型画面上では、福岡選手が逆転のトライを挙げた瞬間観客が総立ち、同時にてんしば会場でも芝生上に座っていた観客全てが立ち上がり両手を挙げて大興奮。
以下の写真は、ビデオに撮ったTV画面です。

アイルランド戦前の私はとても勝てるとは思えず、7点差以内で負けてボーナスポイント1点が取れれば最高であり、アイルランドには負けてもスコットランドやサモアに勝ってベスト8に入れればと思っていました。

対戦後の報道によれば、スクラムでは、内側の足をあと1センチ下げる、右ひざを3センチ沈める、足の幅1センチにこだわる等100以上のチェックポイントを、またタックルでは相手1人に対し2人(1人は足にもう1人はひじを押さえ込む)でタックルにあたり、加えてタックル後1人はすぐに立ち上がりラインに戻る、といったトレーニングを長谷川コーチと共に徹底的にやったそうです。
結果、タックル成功率93%(アイルランド88%)・また細かいパス回しも成功しボールを持ち進んだ距離は471m(アイルランド318m)と相手を上回り、スクラムでのマイボールは100%を確保し且つ押し勝ち、防御面でも隙を与えず今回の勝利になったようです。

選手たちの談話では、海外選手と日本選手全員がONE TEAM(写真下・ロッカー内の掲示)となり、練習通りにできれば勝てる、との思いでゲームに臨んでいたようで、今回の勝利は奇跡ではなく、当然の結果だったようです。
前回の南アフリカ戦では、南アに油断(次戦のサモア戦のことを考えていた)があったようですが、今回のアイルランドは十分に気を付けていたようですから、そのチームに勝ったことから、もはや実力であると言えるのではないでしょうか。

取り敢えず残り二試合、日本中の応援を得て油断することなく勝てることを祈っています。
相棒もてんしばまで出かける力の入れよう、日本頑張れ!!
ボランティアもあと二日ありますので、私も頑張って活動する積りです。
コメント (4)
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滋賀県湖東の苔寺・イングリッシュガーデン

2019年09月26日 | 史跡
昨日、産経ツアーズにて滋賀県湖東の苔寺を巡る旅へ。
行程は、難波⇒青岸寺⇒昼食⇒教林坊⇒イングリッシュガーデン⇒難波。

難波8時30分出発、第2京阪⇒京滋バイパス⇒名神(彦根)を経由して青岸寺へ。

吸湖山 青岸寺
曹洞宗。南北朝延文年間この地には佐々木氏によって建てられた米泉寺があったが兵火により焼失。本尊の聖観音像のみ残り小堂にて長く祀られてきた。。

江戸時代になって彦根大雲寺三世要津守三和尚がこの地を遊行された際小堂の観音像を拝し再興を期した、賛同した敦賀の伊藤五郎助の尽力により殿堂、伽藍を建立。寺名を青岸寺とした。

庭園は、守三和尚入山時築庭(枯山水庭園)されたが、後に井伊家欅御殿に楽々園が築かれる際石が取り出され消滅した。
現在の庭園は、楽々園の作者香取氏に命じ補陀落山の世界を表現した枯山水庭園として延宝6年(1678年)完成。
枯山水ですが、池の水は苔が表現。

教林坊
天台宗。推古13年(605年)聖徳太子により創建。
教林とは、太子が林の中で教えを説かれたことに由来し、太子が説法の際座られた岩(太子の説法岩・写真下左)も残っています。
その岩後方の石窟に祀られた伝聖徳太子作の石仏「赤川観音」が本尊。

小堀遠州作の枯山水庭園は、枯滝、鶴、亀(写真上右)など巨石を用いて豪快に表現された桃山様式を象徴する池泉庭園です。
池の水は、苔で表現されている。

境内の地面は至るところで苔生して古刹然としており、庭には苔生した庭石、巨石が点在している。この様を白洲正子は著書「かくれ里」で「石の寺」と題し紹介している。
特に、江戸時代前期のヨシ葺き書院から見る庭園は「掛け軸庭園」と呼ばれている。
また、水琴窟もあり澄んだきれいな音が有名。
石・苔の寺、紅葉の寺として知られていますが、春と秋のみ特別公開される。

イングリッシュガーデン
元琵琶湖ホテルの建物を琵琶湖大津館として活用、その琵琶湖畔の庭園をイングリッシュガーデンとしている。

この時期は咲いている花も少なかったのは残念でした。
写真下はHPより。

「滋賀県湖東の苔寺」のキャッチコピーに思わず申し込みましたが、とても良い寺で苔は勿論、落ち着いた良い雰囲気は予想を上回りました。両寺ともご住職のお話が聞けたこともラッキーでした。
(湖東は母の故郷で子供の頃の夏休みには、毎年といってよいほど行っていました)

どちらの寺も梅雨の頃や紅葉に時期に再訪してみたいものです。
写真下は、教林坊の紅葉(HPより)

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サインボール

2019年09月24日 | 風景
昨日、京セラドームでのオリックス対ソフトバンク戦を観戦。
試合は、オリックスの惨敗、7回の攻防を観戦後帰宅。(結果は0対8)

6回終了時、当選者の発表があり、入場時頂いたチラシの番号をチェック。
なんと13番が当たっています、景品はサインボール(5名)とのこと。

帰り際、引換所に寄ってチラシを提出、途端係員が大声で「当選です」、と、続いて「1万人に一人です」、と。
観客数から見て、1万人に一人とはオーバーな、と思いながら景品のサインボールを頂きました。
案の定、今朝の新聞には、観客数3万人との記載。6千人に一人の確率での当選でした。

サインボールは、プラスチックの容器に納められていて、サインの下に「山岡泰輔」の名前が補記されています。

山岡泰輔
広島市立中野東小学校2年生からソフトボールを始める。広島市立瀬野川中学校時代は軟式野球部に所属。エースとして広島県大会にも出場した。
広島県瀬戸内高等学校への進学後に硬式野球部へ入る。

第95回全国高等学校野球選手権大会に広島県代表として出場した。大会後の第26回AAA世界野球選手権大会(2013年)に日本代表として出場し、救援投手としてチームの準優勝に貢献した。また、大会通算7回2/3を投げて14奪三振無失点という好成績を残したことから、大会のオールスターチームに選ばれ、ドラフトで指名されるも東京ガスへ入社し社会人野球で活躍。

社会人3年目の2016年からドラフト会議の指名対象に再び入ったことや、東京ガス時代の活躍で「社会人ナンバーワン投手」と称されるほど高い評価を受けたことを背景に、2016年のドラフト会議でオリックス・バファローズから1巡目で単独指名。年俸1,500万円、契約金1億円に出来高分5,000万円を加えた最高の条件で入団、背番号は13。

入団後の成績
2017年・・8勝11敗、2018年・・7勝12敗、今年は現在まで12勝4敗(勝率7割5分)でエース級の働きのようです。

本当は熱烈なオリックスや山岡ファンに当たれば良かったのでしょうが、初めて頂いたサインボール大事に飾っておこうと思い、今後山岡投手の活躍を応援したいと思っています。
入場時頂いたチラシは、相棒が受け取ったもので相棒の運の強さを感じつつ帰途に。
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秋の気配

2019年09月18日 | 司馬遼太郎記念館
先日の司馬遼太郎記念館にて緑から茶色に変色したヤマボウシの実(写真下)を見つけました。
また、萩の花が開き通路には青々したコナラのドングリも落ちており、猛烈に暑かった今夏も過ぎ秋が近づいてきていることが感じられました。

夏の暑さは毎年進んでいるようで、我が家では室内の冷房稼働時間で、それを感じています。
今年はとうとう一日中24時間、冷房の停まった時間はありませんでした。
暑さを表す言葉を探して、私なりに順番をつけてみました。

1番・・炎暑、酷暑(真夏の焼けつきそうな暑さ)・旱暑(日溜まりの激しい暑さ)・暑熱(耐え難い夏の暑さ)
2番・・厳暑、猛暑(夏の厳しい暑さ)・極暑(夏の暑さの盛り)・盛暑、盛夏(夏の一番暑い頃)・熱暑(日射しが暑い)・炎昼(日差しが照りつける真夏の昼間)
3番・・蒸暑、暑湿(蒸し暑い)

子供の頃には、学校にクーラーなんてなく、家では扇風機だけで蚊帳を吊っていたことが思い出され、「暑い」と言うと父が「夏は暑いのが当たり前」と一蹴されたことを思い出していました。

そうは言ってもこの暑さは異常ではないかと調べてみました、
1950年代10年間の8月の平均気温は、26.3度、今年の8月の平均気温は28.4度(昨年28.1度・一昨年26.4度)ですから、暑くても止むを得ず、肌感覚の確かさを実感しています。
文明の発達と共に自然を破壊していることを反省しつつ、停電中の千葉の被災者の方々へのお見舞いを申し上げ一日も早い復旧を願っています。
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花園ラグビー場

2019年09月13日 | 催事
ラグビーワールドカップ2019が、9月20日~11月2日まで、日本対ロシア戦(於東京スタジアム)を皮切りに全国12会場・20チームで始まります。
東大阪市の花園ラグビー場では、9月22日イタリア対ナミビア・9月28日アルゼンチン対トンガ・10月3日ジョージア対フィジー・10月13日アメリカ対トンガ戦が行われます。

ボランティアに参加するための最後の講習会に参加した際、ラグビー場を見学することが出来ました。

花園ラグビー場
1929年に全面高麗芝のグラウンド、メインスタンドには大鉄傘がとりつけられ、観客収容人数12,000人を誇る東洋一の規模を誇るラグビー専用球技場として完成。
第2グラウンド・練習グラウンドや日本のラグビーの歴史を感じるミュージアムを擁する。
1963年、全国高等学校ラグビーフットボール大会を花園で開催。以来高校ラグビーの聖地と呼ばれる。

2017年~2018年、ラグビーワールドカップ2019開催に合わせて大規模な改修増築工事を実施。最新の設備とともに生まれ変わり、そしてラグビーワールドカップ2019開催を迎え、日本ラグビーの新たな時代への起点となる大会の会場となる。
芝はオーバーシード技術を採用し、冬でも青々とした状態を維持するため夏芝を短くカットして成長を止め上からヨーロッパ原産の冬芝の種を蒔き、選手のことを一番に考えて育てられた芝生。

大型映像装置やナイター照明など、様々な観戦スタイルに対応するスタジアム。
すべてが花園での一日を特別なものにしてくれます。

すべてがラグビーのために。すべてがラグビーを愛する人々のために。
“聖地”花園ラグビー場はこれからもラグビーとともに、この地で歩み続けます。

施設概要・・敷地面積 74,681㎡・延べ床面積 36,345㎡・収容人員 26,544人。

体の小さかった私には縁の少ないラグビーでしたが、子供の頃父がよく花園ラグビー場へ行っていたのを覚えています。
父の旧制中学校(天王寺)時代、北野中学との定期戦でよく応援に行っていた縁で、ラグビーには興味があったようで社会人リーグの近鉄の試合にもよく花園へ出掛けていたようです。

そのような場所で私が今回ラグビーワールドカップでのボランティアに参加でき、父を思い出すことになるのもボランティアのお蔭であることに感謝しています。
開催中、5日間のボランティアに参加しますが最近ニュースで取り上げられることが多く、いよいよ近づいてきたことを身近に感じちょっとした昂揚感と緊張感に浸っています。
コメント (6)
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