大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

新型コロナウイルスワクチン接種

2021年05月31日 | 風景
昨日、早めの夕食を済ませ新型コロナウイルスワクチン接種のため大阪府立国際会議場へ。
難波からの直行バスを利用して会場へ、1階で手指消毒と検温を済ませエスカレーターで5階のメインホールへ、そこで「接種のご案内」の小冊子と予約時間のメモを受け取り待機。

インターネットでの接種予約時間は、7時から7時30分、相棒は30分遅れでしたが夫婦であることを告げると一緒に行ってください、と。
しばらく待ちましたが10分ほどで予約時間ごとに10から20人ごとに呼び出され予診票確認後問診会場へ。

簡単な問診の後エスカレーターで10階の接種会場へ。
接種も二人一緒に受け、交付を受けた接種済証と引き換えに2回目の予約を取った後経過観察会場へ。
2回目の接種予約日は7月2日、相棒と同じ日時を希望しましたので少し先になったようです。
15分間の経過観察時間経過後退室し、7時32分第1回目の接種を無事終えました。

その間要した時間は約1時間強、会場も広々としていて混雑もほとんど感じることなく極めて順調に流れました。
私としては、本会場では自衛隊の方々が担当であることに全面的に信頼感と安心感があり、その期待通りであったことの満足でした。
この会場への自衛隊派遣は、陸自(信太山)・空自(伊丹)・海自(神戸)からの医官等でした、本来の職務をこなしながら本業務を遂行していただき心より感謝申し上げます。
接種の際の痛みは全くありませんでしたが、今朝になって筋肉痛が少しありましたが、大きな副反応は現状ありません。

帰りも難波への直行バスを利用し帰宅。
やっとワクチンを接種してもらえて、ちょっとホッとしましたが2回目の接種後2週間経過して初めて効果が表れるそうですので従来同様油断することなく過ごすつもりです。

大阪市内では、この1週間で5千人の接種が終了、5月31日からの1週間は毎日5千人の接種が始まります。
接種がどんどん進みインフルエンザと同様、新型コロナとの共存社会になることを祈っています。
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ドクダミ

2021年05月28日 | 植物
この時期あちこちの空き地の片隅で、ドクダミの白い花によく出会います。
この花は、日陰のうす暗い所で咲いていますが結構目立ちます。

ドクダミ
ドクダミ科。原産地は東アジアで、日本から東南アジアにおいて広く分布し、北海道南部から本州、四国、九州に分布する。
多年生で、アルデヒド由来特有の臭気がある。
湿り気のある半日陰地を好み、住宅周辺の庭や空き地、道端、林によく群生している。

開花期は、5 ~ 8月で径2 ~3 cmほどの4枚の白色の総苞を開き、その中央につく長さ1 ~3 cmの穂のような円柱状の花序(花穂)に、微細な淡黄色の花を密生させる。

昔から、ゲンノショウコ、センブリとともに日本の三大民間薬の一つに数えられ、薬効が多岐にわたるところから十薬とも呼ばれ、内服薬として胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用され、外用薬としても腫れ物、吹き出物、皮膚病などの排膿や毒下しに用いられる。

名前の由来は、毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から、「毒矯め(ドクダメ)」が転訛して「毒矯み(ドクダミ)」と呼ばれるようになったといわれているが、ドクダミ自体に毒はない。

ドクダミの葉は、加熱することで臭気が和らぐことから、日本では山菜として天ぷらなどにして賞味されることがある。日本において料理用のハーブとして用いられることはないが、葉を乾燥させてドクダミ茶を製造する。

実家の庭の日陰部分には、この花が多く咲いていて臭いのきつかったことを思い出しました。
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つばめ

2021年05月26日 | 鳥・昆虫
先日の法隆寺訪問の際、昼食場所の軒先でツバメの巣に出会いました。
昼食場所の中庭に面する軒先でツバメが飛び交っていて、巣づくりの材料なのか、ヒナへの餌なのか判然としませんが何か咥えて巣に出入りしています。

つばめ
ツバメ科。体長は平均15~20cm、翼開長は30cm前後。
北海道から九州までの地域に夏鳥として飛来し、人家や商店、駅などに泥でできたおわん型の巣をつくる。これは、天敵であるカラスなどが近寄りにくいからだと考えられている。
日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などである。
体の色は光沢のある黒で、腹は白く、額と喉が赤い。尾は長く二つに分かれ、オスの尾はメスよりも長く見える。

春から夏にかけて繁殖し、2回子育てすることもある。トンボやアブ、ユスリカなどの飛ぶ虫を、飛びながら捕える。チュピッなどと鳴き、さえずりは「土食って虫食ってしぶーい」と聞こえる。
子育てが終わると、川沿いのヨシ原等に数千羽から数万羽が集まり、ねぐらをとる。8月中旬から10月にかけて東南アジアへ渡る。

古くから人々に親しまれている鳥で、農村では害虫を食べる益鳥として、人家などに作られたツバメの巣も、商売繁盛や安全の印として見守られてきました。
古くはツバクラメあるいはツバクロと呼ばれるのは、「つやつやした黒い小鳥」ということだとか。漢字表記は、燕、玄鳥、乙鳥。

巣に止まっているのを撮った写真で見ますと、こちらのほうをにらんでいるように見え、巣に手を出したら容赦しないぞ、とのつばめの母親?の強い意志を感じました。
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法隆寺

2021年05月24日 | 史跡
昨日、奈良のいかるがホールにて、今年聖徳太子没後1400年を記念しての午後の講演会に参加。
早い梅雨入り後の晴れ間でもあり、講演会までの空き時間を相棒とともに法隆寺へ。

法隆寺駅改札口前には、法隆寺金堂内部の壁画の一部(写真上左)が復元掲示されていました。

JR大和路線にて、河原で青空の下こいのぼりが泳ぐ大和川を越えて法隆寺駅へ。

法隆寺の玄関にあたる南大門(室町時代・写真上左)から西院伽藍へ、中門(飛鳥時代・写真上右)からわが国最古の五重塔(飛鳥時代・高32.5m)・金堂(飛鳥時代)(いずれも写真下左)。

五重塔最下層内陣の維摩居士と文殊菩薩が問答する場面等の塑像群や金堂にて法隆寺のご本尊釈迦三尊像(写真上右)等を拝観後東院伽藍へ。
東大門の先の聖徳太子の遺徳をしのんで建てられた夢殿(写真下左)内部の救世観音像(飛鳥時代)・聖徳太子孝養像(鎌倉時代・写真下右)を拝観、。

ここへ来ますと教科書に載っていた日本の古い時代の建造物等に出会い、飛鳥時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えるとともに落ち着いた感覚になれる、とても良い場所です。
久しぶりの鉄道を使っての外出、歩数計は14805歩でしたが相棒は好天気でもあり気持ちよく歩いたようです。
今年は、聖徳太子1400年御聖忌にあたり各地で様々な催しが企画されていますが、新型コロナのためほとんど延期や中止に見舞われ大変残念に思っています。
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ニワフジとプリペット

2021年05月18日 | 司馬遼太郎記念館
先日、再開された司馬遼太郎記念館。

玄関横の塀沿いにはバラが満開、記念館への通路横には紅白のニワフジ、また記念館入り口前やフェンス沿いのプリペットの白い花も満開で濃厚な香りを発しています。

ニワフジ
マメ科。落葉小低木の宿根草。本州、四国、九州に自生。背丈40~60cm 横幅50~80cm。
フジと名前がついていますがミニサイズのフジではなく、蔓を伸ばすこともなく鉢植えで可。

5・6月ごろ、長さ10~20cmのフジの花のような花序を出し、紅紫色や白色で長さ1.5~1.8cmの蝶形花を密につけ、暑さ、寒さに強く日当たりと水はけのよいところに植えればよく育つ。横に広がるので樹木の下や庭石には這わせればよい。

プリペット
モクセイ科。原産地はヨーロッパ。常緑低木。
樹高1~3m、5・6月ごろ4ミリほどの白い花が円錐花序になって咲き、とても良い香りがする。

強健で萌芽力が旺盛のため、強く刈り込んで多少剪定に失敗してもすぐに再生し緑色の葉も美しく生垣に用いられる。
和名は、セイヨウイボタと呼ばれる。

庭では、紅白のサツキや書斎前の土管のムラサキツユクサも咲き出し、庭園全体が華やかに色どられています。
現在の企画展は、河合継之助の「峠」で映画の公開も決まっていることもあり来館者も増えてきています。
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