大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

蝋梅と梅

2024年01月31日 | 植物
昨日、最近歩くことの鍛錬が順調に向上している相棒を誘って、大阪城の梅園へウオーキング。
梅園内で咲く蝋梅を見ることが目的。
城内に入ってすぐの外堀近くで冬桜が咲いていました。

観光目的のインバウンドが多く見られる大阪城内を進み、所要時間約40分で梅園に到着。
梅の鑑賞方法には3つあって、探梅(早咲きの梅を探しての鑑賞)・賞梅(咲きそろった梅を愛でながらの鑑賞)・送梅(散り行く梅を惜しみながらの鑑賞)というそうです。

私たちの目的の蝋梅は、満開を少し過ぎた頃でしたが美しく蝋細工の様な黄色の花を咲かせていました。
梅園内を探梅しつつ散策、紅白やピンク色の早咲き種が綺麗に咲き出していました。

梅園内の梅の株元には水仙も咲いていて、3月上旬並みの暖かい日差しを浴びながらベンチに座っての鑑賞はとても気持ちよいものでした。

帰途はバスを利用、頑張って歩いた相棒の歩数計は、10120歩。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸ルミナリエ

2024年01月28日 | 催事
昨日、相棒と共に神戸ルミナリエへのツアーに参加。ルミナリエは、イタリア語で電飾のこと。

三宮駅前のホテルモントレに集合し同ホテルでの昼食後、途中三宮神社や旧居留地内の展示会場に立ち寄りながらメリケン波止場までウオーキング。

中突堤から神戸港内のクルージング。
左にオリエンタルホテル、右にハーバーランドの観覧車を見ながらの出港まもなく、船の周りにはカモメが群れ飛びエサをねだっているようです。

沖合の神戸空港近くからハーバーランドの横を通って神戸大橋をくぐりUターン、巡視船せっつやポートタワー前を進む御座船を見ながら中突堤へ戻ってきました。

上陸後、ルミナリエ会場のメリケン波止場へ。
会場を取り囲む屋台がルミナリエの有料エリアを隠すように立ち並び、その周辺の見物客も多く大変賑わっています。

私たちは、17時30分からの入場、しばらく並んで会場内へ。
近くに行きますと、さすがに大きく豪華で久しぶりの装飾に、昔見たルミナリエを思い出し感動しました。
このルミナリエは、入口の幅40m高さ15mの玄関作品「フロントーネ」(写真下の正面部分)と長さ70mにわたる光の回廊「ガレリア」(写真下中央の奥行部分)とで構成されている。

ガレリアの中をゆっくりと進み、時々後ろを振り返りながら進みます。
終点(終点から振り返った写真下左)には、電飾された囲い(写真下右の右側部分)の中の鎮魂と再生の鐘を突く順番を待つ人々の列が長く続いていました。

周辺にあるポートタワーや海洋博物館がライトアップされていて、日中観るのとは違った趣がありました。

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災の記憶を後世に語り継ぐとともに、神戸の希望を象徴する行事として開催されてきましたが、新型コロナ等で中断され今年4年ぶりに本格開催。
第29回目となる今回は、「神戸、未来に輝く光」をテーマに、今後の継続開催に向けて開催時期を今までの12月から1月に、例年の会場である旧居留地や東遊園地のほか、新たにメリケンパーク(有料)を加えた11のエリアに分けて作品の展示を行っている。

久しぶりの夜遊びでしたが、幸い寒さも収まっていて、相棒ともども久しぶりのルミナリエを大変楽しく堪能してきましたが、昔見たルミナリエ(写真上・第1回の回廊)と比べ規模が小さくなっているようで少し寂しさも感じました。
今回から有料席が設けられましたが、鎮魂が目的ではありますが今後も続けるためには、見物客からなにがしの寄付を募る必要があるのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三光神社・玉造稲荷神社

2024年01月23日 | 史跡
1月20日から二十四節季の大寒に入っており、大寒らしく今週は今冬一番の寒さの到来で最高気温5,6度の日が続きます。
本日も朝から強風と低温ですので、相棒の買い物は徒歩5分のスーパーへ。
健康のため遠くまでの買い物でウオーキングを楽しむ、いつもの相棒の買い物のルート上には、三光神社と玉造稲荷神社があります。

三光神社
創立は仁徳天皇から三代後人皇十八代反正天皇の御宇と言い伝えられ、創建以後神職として奉仕された武内宿弥の末裔武川氏(八十六代)にして今に至ると言う。

当地は大坂城の出城(真田丸)のあった処で慶長元和の大阪合戦の頃真田幸村が此の地に偃月城と名付ける塁を定め、本城よりここに至るまで地下に暗道を設けたと言い伝えられる真田の抜け穴が境内にある。
真田の抜け穴脇に真田幸村公の陣中指揮姿の銅像を昭和62年建立、その台座に信州上田の真田家の菩提寺である長谷寺より取り出した石(真田石)が使われている。

玉造稲荷神社
垂仁天皇18年(紀元前12年)の秋に創祀されたと伝えられ、聖徳太子が仏教受容問題で物部守屋公と争われた際祈願された。
その後のたびたびの焼失等の度、慶長8年に豊臣秀頼公により社殿、高殿(舞台)が、元和5年に徳川幕府の大坂城代内藤紀伊守等が、また文久3年11月の大坂大火(新町焼)を経て、明治4年氏子・崇敬者により再建。
別称は豊津稲荷神社とも呼ばれ豊臣・徳川時代を通じ「大坂城の鎮守神」として崇敬されてきた。

玉造の名は、この難波に玉作部が存在していたことからで、日本書紀にも記述がある。
江戸時代に全国的に流行したお伊勢参り。伊勢参りが流行した当時の玉造は大坂以西の伊勢参り出発地であり旅立つ人、またそれを見送る人々でたいへん賑わっていた。

私たちも数年前伊勢街道(169km)を歩いてお伊勢さんへ行った際のスタートは玉造稲荷神社であったことを思い出しました。
買い物ルート上では、冬にもかかわらずきれいな花や実が生っていて、私たちの心を温めてくれています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露天神社(お初天神)

2024年01月17日 | 史跡
昨日、高大歴考教室の新年会で中華料理を頂いた後、露天神社(お初天神)へ立ち寄って帰りました。

露天神社(お初天神)
御祭神・・天照皇大神・少彦名大神・大己貴大神・豊受姫大神・菅原道真公。
上古、大阪湾に浮かぶ小島の一つであった現在の地に、「住吉須牟地曽根ノ神」を祀り御鎮座されたと伝えられており、「難波八十島祭」旧跡の一社である。曽根崎(古くは曽根洲と呼ばれた)の地名は、この御神名によるとされている。
創建年代は定かではないが、「難波八十島祭」が文徳天皇の嘉祥3年(850年)にまで遡ることができ、6世紀の欽明天皇の頃には形が整っていたとされることから、当社の起源もその頃と推察できる。

以後、明治7年の初代大阪駅、明治38年の阪急電鉄梅田駅の開業などとともに地域の発展に拍車がかかり、当社も大阪「キタ」の中心、梅田・曽根崎の総鎮守として崇敬を集めるに至っている。

露の名は、菅公が当地で詠まれた御歌「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」に因る。
昌泰4年(901年)2月、菅原道真公が筑紫へ左遷配流される途中、福島に船泊まりされた折に、当社東方に伽藍を構える「大融寺」に船頭茂大夫の案内でご参詣の道すがら、当地で、上の歌を詠ぜられた。この故事にちなみ、露 天神社と称すると伝えられている。
また、入梅の時期に祭礼をすることから「梅雨天神」と称するともいう。

元禄16年(1703年)に堂島新地の天満屋の遊女「お初」と内本町平野屋の手代「徳兵衛」が「天神の森(現在の社の裏手)」にて心中を遂げた。1ヶ月後、近松門左衛門はこの2人の悲恋を人形浄瑠璃「曽根崎心中」として発表したところ、当時の大きな話題となった。事件の神社は一躍有名となり、そのヒロインである「お初」の名前から以後今日に至るまで「お初天神」と通称されている。

境内には、十二支の干支の置物があるようでしたが、八つは見つかったのですが辰・巳・午・未が見つからず神職の方にお尋ねしたところ、残りの四つは現在準備中とのことでした。
お参りのおかげで満腹のおなかも少しこなれたようで、近くのバス停から帰りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キルタンサス

2024年01月12日 | 植物
司馬遼太郎記念館の近くの民家の玄関先で、鉢植えのキルタンサスの花が咲いていました。
浦和に住んでいたころ花屋さんで購入し育て、花の少ない冬に可愛い花を咲かせてくれていたのを思い出しました。

キルタンサス
南アフリカ原産の球根植物。
冬咲き種と夏咲き種があり、最も一般的で代表的なのは、マッケニーとその交配種で、単にキルタンサスといえば本種を指すほどです。
細長い筒状でやや湾曲したラッパのような花が、冬の間次々と咲き続けます。赤、オレンジ、黄、ピンク、白があり、半耐寒性ですが植えっぱなしでも手がかからず、冬花壇の彩りとして重宝します。

日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所も選ばず、やせ地でも育ちます。病気と害虫に強く、肥料は少なめが安全です。
笛吹水仙の名もありますが、スイセンとは少し趣の異なるエキゾチックな感じの花で、群生させると見事です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする