大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

葵祭(正式名・賀茂祭)

2024年05月16日 | 催事
昨日、葵祭へ相棒と出かけました。
京都駅8時50分集合、地下鉄で丸太町駅下車し京都御所建礼門前の有料観覧席へ10時前到着。

本日の天候は曇りの予報ですので観覧日和、10時30分建礼門院をスタートする行列「路頭の儀」が始まります。

「路頭の儀」は、賀茂社(下鴨神社と上賀茂神社の総称)で「社頭の儀」を行うため各神社へ向かう道中のことで、宮廷装束をまとった511名の人々と馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の長さ約1キロに及ぶ大行列で、近衛使代が主役の本列(第1列から第3列)と葵祭のヒロイン斎王代を中心とした斎王代列で構成されます。

先頭が私たちの前を通過後、次々に鮮やかな色彩の平安装束をまとった人々が目の前を通り過ぎていくのを見ていますと、自分がその時代にいるような錯覚を覚えます。

本日の主役である、近衛使代(勅使)や斎王代の衣装は特にあでやかで、ひときわ目を引き本日の主役であることが認識できました。

命婦や騎女も凛として、その役割を演じておられます。

主役以外の人々のほか藤の花で美しく飾られた牛車・風流傘や小道具も立派で、行列の豪華さを演出しています。

葵祭は約1500年前欽明天皇の時代、京都に飢餓や疫病が蔓延した際、勅使を遣わし賀茂大神の祭礼を行ったことが起源となり、平安時代には勅祭とされました。源氏物語や枕草子にも葵祭のことが記され単にまつりと言えば葵祭のこと指したそうです。

とてもきらびやかな平安絵巻を堪能し、相棒も「よかった」と、私も共にご満悦。
これで三大祭すべて観覧できました。
バスで昼食場所へ移動後、京都駅まで送っていただき帰宅。
相棒の歩数計、10867歩、よく頑張りました。お蔭でよく眠れました。
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薬師寺修二会花会式

2024年03月31日 | 催事
昨日、薬師寺の花会式(修二会)へ相棒と共に行ってきました。
本日の最高気温予想21度、すっかり初夏のような陽気の中近鉄西ノ京駅からすぐの薬師寺へ。

本来の正面は反対側の南門ですが、いつも反対側からの大講堂側からの入山です。
写真上・・中門と東塔・西塔
写真下・・中門の仁王像とその前で咲く菜の花

薬師寺式伽藍は、南門・中門・東塔と西塔・金堂・大講堂の順で一列に並んでいます。

花会式は、午後1時から薬師三尊像(薬師如来・日光菩薩・月光菩薩)が祀られる金堂内で行われます。
写真上・・西塔と金堂

写真上・・東塔と稚児行列
その後、十人の練行衆が金堂内に入り薬師悔過法要が行われます
薬師悔過法要・・3月25日から31日の期間中の毎日、六時の行法(初夜・半夜・後夜・晨朝・日中・日没)が行われる。

私たちは金堂内で日中の行法を間近で拝見しました。
絶叫に近い声で読経する「薬師懺悔」はすごいインパクトで、私たちの悔過を洗い流して頂けているような感じがしましたので丁寧に手を合わせました。また、法要途中に撒かれる散華が私たちの近くに舞い落ちてきましたのでありがたく頂いてきました。
1時間ほど経過し、相棒も疲れてきたと思い出口近くに移動ししゃがんでいると、寺男さんが椅子を持ってきて頂き相棒は着席。

3時過ぎの法要終了まで参加させて頂き感謝です。
昨年のこの時期には満開であった伽藍内の桜も咲き出していました。

数年前に初めて参加以来二度目の参加でしたが、花会式との名の通り堂内は梅・桃・桜・山吹・椿・牡丹・藤・百合・杜若・菊の十種1696本の造花が華やかで、且つ厳かな素晴らしい法要でした。
堂内は写真が撮れませんので、上の写真はインターネットから借用しました。
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NHK「ブギウギ」セット公開

2024年03月17日 | 催事
昨日、最高気温19度の予想につられ、NHK朝ドラ「ブギウギ」のセット等を見にNHK大阪放送局まで相棒と出かけました。

もうすぐ春本番を思わせるポカポカ陽気に誘われ、咲き出した早春の花々を楽しみながらウオーキング。

いつもガランとしている放送局の1階ロビーですが、本日は土曜日でもあり一杯の人出。

壁面の大画面には福来鈴子が劇中歌っていた場面が流され、銭湯「はなの湯」・おでんの屋台・愛助との住まいのセットや主人公福来鈴子の衣装・出演者のサイン等が展示され、衣装バーチャル試着も体験できました。

また、等身大パネルの前では多くの観覧者が記念撮影、相棒も並んでパチリ。

同じフロアーのBSスタジオには、チコちゃんやドーモ君などが展示されているのを見て帰途に。

毎朝欠かさず見ている朝ドラのセット見学、楽しかった相棒は元気に帰りもウオーキング、難波の宮跡公園では柳の新芽が美しく芽吹いており、本当に春の近いことを感じられました。
相棒の歩数計8458歩。良く歩きました。

本日見ることのできた花は、木蓮・紫木蓮・オキザリス・ユキヤナギ・新緑の柳・サクラ・山茱萸・花ニラでした。


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大河ドラマ館「光る君へ」

2024年03月07日 | 催事
3月3日、紫式部ゆかりの地である越前へのツアーに、大河ドラマを毎週欠かさずに観ている相棒と共に参加。
難波発7時50分、高速道路で琵琶湖西岸を通って福井へ。

途中、紫式部が父の赴任先である越前への途次、琵琶湖を渡った際見たであろう近江富士(三上山)や立ち寄った白髭神社を車窓から参拝。

16日には開業する北陸新幹線の越前たけふ駅隣接の寿司店での昼食を済ませて、今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の大河ドラマ館(2月23日開館)の越前市へ。

大河ドラマ館では、紫式部を取り巻く人々の相関図や主人公役紫式部を演じた吉高由里子・父親藤原為時役の岸谷五朗・藤原道長役の柄本佑の等身大パネルが展示されていて、その前でパチリ。

また、吉高由里子が劇中で着用した衣装やその当時の男性の衣装も展示されていました。

次に、すぐ近くの紫式部公園に建つ紫ゆかりの館へ。

公園には、金色に輝く紫式部の像や日野山を借景にした寝殿造庭園が復元され、紫式部が越前で詠んだ歌碑も建てられていました。
「ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがえる」
現代語訳「越前・日野山の杉の木を埋めるように降る雪、京の小塩山の松にも今日は雪が降り乱れているでしょうか」

紫ゆかりの館には、越前への道中行列を人形で再現、また越前で過ごした日々や源氏物語を書くまでの心境の変化を絵巻物映像や展示で体感できました。

今年のドラマ館訪問で、紫式部と越前とのかかわりがよく判り大河ドラマを観賞する興味もより沸いてきました。
また、滝廉太郎の「花」の歌詞が源氏物語の第二十四帖「胡蝶」から引用されていることを知りました。

曇り空の中の出発でしたが帰りには晴れ間ものぞき、華やかな世界を堪能し楽しい旅でした。
歩数計、9319歩。


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大阪市中央卸売市場本場見学

2024年03月01日 | 催事
うるう年のうるう日の2月29日、相棒と共に大阪市中央卸売市場本場見学ツアーに参加。
JR野田駅8時50分集合、参加者22名で徒歩10分程度の大阪市中央卸売市場本場へ。

小学生の書いた魚の絵の奥の会議室にて見学の注意事項を聞いた後、甲子園球場4個分の広さを持つ市場内へ。
本日のセリも後片付けもほぼ終わり市場内は人影もまばらな中、時折通るターレット車に注意しながら巡ります。

まず最初に、果物のセリ場での説明を聞いた後数人からの質問を終え、お土産のリンゴ(立派なサンフジ)を頂きました。
その後、私たちのために小売り対応していただいた果物店へ。
私たちは、リンゴ・干し柿・イチゴを購入。

次いで、水産物売り場へ、ここでも私たちのために小売り対応していただくお店が数軒。
ここではマグロ・カキ・アナゴを購入。

最後は塩干物売り場、塩分控えめの私にとってはここはパス、相棒が昆布粉を購入。お店の人がこの昆布粉は料理の最後に振りかけると格段に美味しくなるそうで、よく知っていますね、と感心されました。

大阪市中央卸売市場本場の役割と一日
役割・・①取引の適正化②流通の円滑化③食の安全
一日・・①夜8時から朝4時に入荷②朝4時から7時に品物下見③朝4時から10時にセリ(5時から8時が活気あり)④朝7時から11時仲卸業者から買出し人へ。

見学を終え、会議室での説明を聞いた後近くのお寿司屋さんへ。
美味しいお寿司に、つい一杯。たくさんの買い物を手に帰宅、美味しいおつまみでの晩酌が楽しみです。
本日の歩数計は、10838歩。相当歩きましたが、珍しく且つ楽しかったのでしょう疲れた様子はありませんでした。
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