大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ギンヤンマとマテバシイのドングリ

2022年10月04日 | 植物と昆虫・鳥
先日の近江八幡の旅で、ギンヤンマとマテバシイのドングリに出会いました。

八幡堀での船に揺られていた時船首の先でトンボが左右に飛び交っており、とっさにシャッターを切りましたところ、うまく写っていました。
写った写真を見てみますと腹の青い部分があり、ギンヤンマであることが判明。
ギンヤンマは子供のころの夕方、家の前でコーモリとともによく飛んでいて、1mくらいの糸の両端に小石を結び付けキラキラ光るように飴の包み紙でくるみ、「ラッポエー」という掛け声とともに空中に投げてトンボを捕ったことを思い出しました。

日牟禮八幡宮の本殿横に大きなドングリがたくさん落ちていて社務所の方にドングリの名前を聞いたのですが「知らない」とのことで、帰って調べてみてマテバシイのドングリであることが判明。
朝顔とカリンの実にも出会いましたので写真を載せました。
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紅妙蓮寺とキアシナガバチ

2019年11月08日 | 植物と昆虫・鳥
先日の般若寺の境内で、椿の紅妙蓮寺の花の蜜を吸っている大きな蜂を見つけました。
ひょっとしたらスズメバチかと思い写真だけを撮ってすぐ離れました。
帰って調べてみますと、キアシナガバチではないかと思われました。

紅妙蓮寺
ツバキ科。常緑中高木。   
早咲き椿の一種で室町時代から茶人や文化人の間で珍重されてきた品種で、日本を代表する花木のひとつ。
開花期は、11月頃より開花が始まり4月頃まで。

花は、ピンクがかった紅色の中輪花で、光沢のある濃い緑の葉をもつ。
耐寒性・耐暑性が高く、日当たりのよい場所でも日陰でも栽培できるが、乾燥を嫌うので寒風や乾いた風が当たる場所を避けて植える。
土は若干酸性よりの用土を好む。

「余の花は みな末寺なり 妙蓮寺」 宗祇は、この椿こそ「花の ご本山」という思いでこの句を詠んだのでしょう。

キアシナガバチ
スズメバチ科。全国に分布。

体長は約21~26mm。体色は黒色で鮮黄色の斑紋がある。近似種のセグロアシナガバチとともに日本で最も大きなアシナガバチである。
樹木の枝や人家の軒先に営巣し、市街地に少なく雑木林や緑地が主な生息地である。
巣の構造は、スズメバチのような光沢のある立派な外皮はなく、ハスの花托のようである。

日本産アシナガバチ類のなかでは最も攻撃性および毒性が強い。
毛虫やカメムシ、イモムシなどを幼虫のエサとするため、害虫を狩ってくれる益虫である。



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