大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

カリンの実

2021年09月27日 | 植物
先日の元興寺の庭にカリンの木があり、たわわに立派な実が付いていました。

カリン(花梨)
バラ科。落葉広葉樹の6~10mの中高木。原産地は中国。
春にはボケに似た白や淡紅色の花が咲き、秋には10~15センチ大の実が生る。
実は見た目はおいしそうだが、酸味、渋みともに強く、生では食べられない。砂糖漬け、のど飴の原料、カリン酒、製菓用に使うのが一般的。

乾燥させた果実は、ボケの実とともに生薬「木瓜」として、痰や咳止め、利尿、鎮痛等に使われる。できるだけ完熟させてから収穫すると香りが強くなる。
樹齢を重ねるほどに独自の模様を作る幹にも趣があり、盆栽にも使われる。独特の枝振りから「実もの盆栽の王様」と称される。
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元興寺

2021年09月25日 | 史跡
彼岸の中日、素晴らしい好天の中、相棒とともに奈良の元興寺(世界文化遺産)へ。
元興寺は、日本最初の瓦が極楽堂・禅室の屋根に今も数千枚残っていることや特に重なり合った丸瓦の葺き方は行基葺きといわれて有名。

近鉄奈良駅から猿沢の池で興福寺の五重塔を望み、池の横の采女神社・猿田彦(道祖神)神社に本日の無事をお祈りして元興寺へ。

元興寺東門(重文)から境内へ、正面には萩の花に囲まれた極楽坊本堂(国宝・写真下左)とその奥にある禅堂(国宝)。

左手には彼岸花に囲まれた仏像や仏塔が整然と並べられた一角があり浮図田と呼ばれています。浮図とは仏陀のことであり文字通り仏像、仏塔が稲田のごとく並ぶ場所という意味です。

境内の彼岸花のほとんどは赤色でしたが、黄色と白い彼岸花もありました。

彼岸の特別公開の本堂内部では、絹本智光曼荼羅(県指定文化財)を拝観できたうえ、ちょうど始まった彼岸の法要に参加させていただきました。

法要後住職より参加者に対し、伝染病ウイルスが退散消滅するお経「仏説却温黄神咒経」(お釈迦様がお説きになった温黄(伝染病ウイルス)を退ける霊厳な呪文神咒の経)を新型コロナウイルス消滅を願って授与されました。

本日の相棒の歩数計、10290歩、久しぶりによく歩きましたが、目的の彼岸花や萩に加えて芙蓉やシュウメイギクにも出会え満足そうでした。
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大阪城さくら満開の会

2021年09月22日 | 風景
3年前、観光客が多く訪れる大阪城の桜を増やそうとの目的で、松井大阪市長が寄付事業「大阪城さくら満開の会」を設立され、私たちもささやかですが応募しました。
今年2月には寄付額2千万円(790件)を達成し、大阪城噴水広場周辺等に植栽され募金にご協力いただいた個人名を記した簡単なプレート(縦30センチメートル、横7.5センチメートル、ステンレス製)を桜の支柱に取り付けました、との案内を頂いていましたので、先日見に行ってきました。

大阪城公園内の桜は約3000本あり、今回約250本の桜(ヤマザクラ・サトザクラ等)が植樹されました。
私たちの桜は、JR森ノ宮駅からすぐの噴水の周辺(森ノ宮駅前エリア)の一角(噴水に向かう左側の小路沿い)に、樹高5~6m、径10cm位の桜が5m位の間隔で整然と植えられている中にありました。
このように寄付を募って物事を進める方法は、大阪城の再建をはじめ安藤忠雄さんの「平成桜の通り抜け」等の桜植樹活動等、大阪人の公共心の高さに受け継がれているようです。
来年の春には花が付くかどうかわかりませんが、大阪城の花見の楽しみが増えました。
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彼岸花

2021年09月20日 | 植物
彼岸の入りの前日、相棒を誘って彼岸花を求めて大阪城へウオーキング。
彼岸花は、その名の通り秋のお彼岸の時期には必ず咲き出します。

大阪城へのコースは、人通りを避けて上町筋の東の通りを北上、途中の公園では、白い彼岸花やキバナコスモスも咲き出していて秋本番の近いことが感じられました。
大阪城内の芝生やベンチには、日曜日でもあり多くの家族連れが新型コロナ対策で疲れた心と体を休ませており、天守閣近くでは外人の姿もちらほら見かけました。
真っ青な青空の下、天守閣前の大イチョウを囲むいつものベンチで持参したお弁当を美味しく頂きました。

食事の終わるころ、私たちの横を赤備えの真田隊が続々と天守閣前に到着。
よく見ますと面々の両手にはゴミ袋とゴミばさみ、場内清掃を終えた真田隊でおのおの戦利品をひとまとめにして勝鬨をあげているようです。ご苦労様です。

お目当ての曼殊沙華は、大阪城西面の石垣の上にありパチリ。
曼殊沙華は、極楽橋を渡って京橋口に向かう途中のあちこちでも多く見られパチリ。
この花は、田んぼのあぜ道で咲くのがよく似合いますが、大阪城や石垣の中でもよく映えていました。

相棒の歩数計は8615歩、久しぶりのウオーキング、よく眠れたようでした。
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ヤマボウシの実

2021年09月09日 | 植物
近所のマンションの庭で緑色の丸い実がたくさん生っていました。中に一つ赤く熟しかけているのもありました。
相棒が、ヤマボウシの実です、と教えてくれました。

ヤマボウシは、6~7月頃に花が開き、9月頃に果実を実らせる。
ヤマボウシの実は、最初緑色ですが熟すにしたがって皮が赤色やオレンジ色に変化し果肉は黄色をしている。

熟すと地面に落下し、そのまま皮を剥いて生でも食べられる。
毒性がない実は、マンゴーやバナナのような味がし、生食を始めジャムやドライフルーツでも美味しく食べられる。

味もよさそうですので一度食べてみたいものです。




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