大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

高知への旅(その4)

2023年11月06日 | 高知への旅
高知への旅を選んだ最大の要因は、コースに牧野植物園が入っていたことです。
写真下左シロヨメナ・右ジョウロウホトトギス

NHKの朝ドラのファンである相棒も毎朝欠かさず見ており、私も以前に行ったことのある牧野植物園の牧野富太郎博士が主人公でしたのでよく見ていました。
オオクサボタン・ムサシアザミ

広大な園内をすべて見てあるこことは、とても一日では無理ですが回れた範囲で咲いていた花を掲載します。
サラシナショウマ・パイナップルセージ

初めて見る花が多く、本当に植物の種類の多さと花々の美しさには改めて驚かされます。
ミントマリーゴールド・ムジナモ

中でも、仙台で見つけられた新種の笹に、発見の翌年に亡くなられた愛妻の名前を付けられた「スエコザサ」、横にはその時詠まれた歌の石碑がありました。
「家守る 妻の恵みや 我が学び 世の中の あらん限りや すえこ笹」

ここには3000種類以上の植物が保存されているそうですが、どの植物も手入れが行き届き、植物の特性に合わせた場所に植えられ、花々がとても喜んでいる様に感じられました。
ヨシノアザミ・シモバシラ

又、来る機会があるかどうかわかりませんが、機会があればぜひ再訪したい素晴らしい場所でした。
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高知への旅(その3)

2023年11月05日 | 高知への旅
高知への旅3日目、本日も晴天。
朝食前に、朝日を見るため薄暗い中、徒歩10分程度の展望台へ。
途中、四国遍路で訪れて以来の西国38番札所足摺山金剛福寺と靖国神社へお参り。

バスに乗り込んでいますとガイドさんが、白山洞門を見ることのできる場所があるとのことで行ってみました。
白山洞門は、国内最大級の花崗岩海食洞で高知県の天然記念物に指定されている。太平洋の荒波が開けた穴は高さ16m、幅17m、奥行き15m。角度によってはハートの形に見えると話題の撮影スポットになっている。

7時30分ホテル発、高知市まで戻ります。
11時過ぎ、昼食場所のひろめ市場到着、ここでは色々な飲食店のほか鮮魚店や高知名産の店もあり、購入した食品を飲食できるテーブルが用意されています。
私たちは、新鮮な刺身とアサリご飯を購入、私は美味しそうな刺身につられて冷酒を追加。

昼食後、高知城と山内一豊像を堀の手前から見上げてバスへ。

桂浜までバス移動、太平洋を見つめるおなじみの坂本龍馬像へ。今の時期龍馬像の横に龍馬と同じ高さまで上れる展望台が設置されていましたので、上ってみました。

最後は、NHK朝ドラ「らんまん」の主人公牧野富太郎ゆかりの植物3000種類以上を集めた「牧野植物園」へ。

園内には、実りの秋らしく柿、栗やアセビがたわわに実をつけ、併せてこの時季に咲く花々を堪能し、帰途に。
特にアセビの実の大きさ(長径10数㎝)には驚きました。

真っ赤な夕日を眺めながらの瀬戸大橋を渡り岡山駅着。
19時30分発まで少し時間がありましたので、夕食の駅弁と冷酒を購入し車内へ。

新大阪駅20時30分着、好天に恵まれた高知への旅を無事終えました。
相棒共に連日よく歩きましたが、とても楽しい旅でした。
本日の歩数計、14233歩、バスの走行距離、350km。
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高知への旅(その2)

2023年11月03日 | 高知への旅
10月30日、高知への旅二日目も快晴。
8時30分ホテル発、一路仁淀ブルーの聖地・にこ淵へ。
駐車場から徒歩数分、階段を90段ほど下った先の濃いグリーンの小さな滝壺が、にこ淵です。

にこ渕
仁淀川の支流にあたる枝川川にあり、「仁淀ブルー」という美しく幻想的なブルーが見られる場所として四国を代表する観光スポット。
太陽の光が注ぐ時間や季節による光の角度によって変化する幻想的な青の世界を見ることができ、1年を通して同じ青は見られないと言われるほど、様々な青を見ることができる。
にこ淵は、水神の化身とされる大蛇が棲む所という伝説が残っており、今でも地元の人にとって大切な場所です。
滝壺に日光が当たっていなかったのは残念でしたが、日光が当たればさぞ美しいであろうことは、滝壺の濃いグリーンを見れば想像できました。

次は、カワウソの里まで移動し早めの昼食。
バス移動で四万十川の佐田の沈下橋へ。

佐田の沈下橋
四万十川の沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のこと。
昭和47年建設・全長291.6m・幅員4.2m。
写真下左は橋の対岸から・写真下右は橋の中ほどで欄干のない橋は渡るのに要注意です。

緑の山々に青い四万十川、そして沈下橋という風景は、もっとも四万十川らしい風景として親しまれており、河口からいちばん近い沈下橋で四万十川に架かる沈下橋のうち長さ、幅員とも最大で、橋を渡るとき両岸に広がる風景とともに川風が気持ち良かったです。

その後、足摺岬方面へ移動し手前の竜串海岸へ。
竜串海岸
足摺宇和海国立公園の中にある竜串海岸の奇岩奇勝は、約1700万年前に浅い海でできた地層が、砂岩と泥岩の層が互いになっており、その層が潮風や波に洗われることによってできたもの。

本日の最後の観光地は、足摺岬で夕陽が美しいとのことで日没前に到着するため急ぎ、ぎりぎり間に合いました。
ジョン万次郎の銅像の立つ展望台から山陰に沈む美しい夕陽を堪能し、すぐ近くのホテルへ。

いつものように夕食前に温泉へ、美味しい肴を前につい冷酒を一杯。
これまたいつものように就寝前の温泉に入って、バタンキュー。
本日の歩数計、11085歩。バスの移動距離、240km。
夕陽とともに朝日も美しいとのことでしたので、明朝が楽しみです。
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高知への旅(その1)

2023年11月02日 | 高知への旅
10月29日から、二泊で相棒と共に高知への旅。
天気予報では、3日間とも晴れ。

新幹線で新大阪駅から岡山駅へ、まずバスで鷲羽山の素晴らしい景色を堪能後、瀬戸大橋を渡り四国へ。
鷲羽山の景観を詠った歌があり、デュークエイセスが歌っていたようで、歌碑が建っていました。

次は、香川県の琴平へ、昼食後自由散策。私たちは、金丸座へ。

金丸座(旧金毘羅大芝居)
天保6年(1835年)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。年3回仮設小屋で歌舞伎興業などを行っていたが、江戸時代中頃から金毘羅信仰が全国的に高まり、門前町の形態が整うにつれ常小屋が必要となりました。
金毘羅大芝居には江戸、大坂などの千両役者が舞台を踏み、全国にも知られた芝居小屋であり、また富くじの開札場としても使用された。

写真上左・奈落の回り舞台とセリ、写真上右・奈落の空井戸入り口
舞台には、回り舞台・セリ・スッポン(花道のセリ)・空井戸(舞台と花道の交差場所の角にある役者がせり出してくる場所)・かけすじ:(役者を宙吊りするの為の装置)等の仕掛けが多数あり、廻り舞台は宝暦8年(1758年)に日本の歌舞伎で初めて採用され、明治29年には西洋の演劇(ミュンヘン王立劇場)でも初めて採用され、ブロードウエイ等にも広がっていきました。

舞台裏には、座頭部屋・公演座長の部屋・頭取部屋(写真上左)・女形部屋・大部屋・床山部屋(写真上右)・衣装方部屋のほか楽屋風呂・便所も備えらている。
また、客席二階席には金毘羅大芝居の扁額が掲げられた下が貴賓席となっており、平成天皇・皇后も座られたその席に座ってきました。

「金丸座」の名称は明治33年につけられたものです。昭和45年に国の重要文化財に指定され、昭和47年から4年間の歳月をかけて現在の場所に移築復原した。昭和60年から「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、四国路に春を告げる風物詩となっている。

途中大歩危峡に立ち寄り高知県へ。
大歩危峡
一般には「大股で歩くと危険」が「大歩危」の地名由来とされているが、本来「歩危(ほき、ほけ)」は山腹や渓流に臨んだ断崖を意味する古語である。「崩壊(ホケ)」とも書き、奇岩や怪石の多い土地を示している。
下流の小歩危と併せて国の名勝に指定。

本日の観光はこれまで、宿泊地の土佐龍温泉へ。
早速温泉へ、適温の温泉は気持ちよく本日の疲れが癒されます。
夕食時には、カツオのたたきや新鮮な刺身で一杯、就寝前にもう一度温泉へ入り相棒ともどもバタンキュー。
部屋から望める大海原の先には、満月が美しく輝いていました。
本日の歩数計、10845歩。バスの走行距離、230km。
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